脱力

 今日はちょっとコントラバスのお話。でも当然ですが、専門家じゃないんで、嘘を書いているかもしれない。
 コントラバスに限らず楽器を弾くということに対して、「脱力」という要素は非常に重要だろうと思うわけです。しかしながら、他の楽器はよく分からないですけども、少なくともコントラバスに関しては、「脱力」出来てなくても、弾けないことではないのもまた事実。ただ、力が入っているわけで、いい音も出ないし、これははっきりいって疲れます。
 で、コントラバスの弓の持ち方には2通り(これが他の弦楽器とは異なるところ)ありまして、僕の偏見だという気もするわけですが、自分の印象としては、僕がコントラバスを始めた時にやっていたジャーマン式というのは、今のフレンチ式にくらべて、若干この「脱力」に関してごまかしが効くような気がするわけです。というのも、フレンチに移行してから、つくづく今まで、ごまかしてきたなあ、と思わずにはいられないから。
 「脱力」をすれば、いい音も出るわけで、反対に、力が入る、ということは、いい音・大きな音が出ない→ますます変な力が入る、という感じの悪循環を簡単に引き起こしてしまいます。って、わかっているんですけどね。どうしても、オケで曲を弾いていて、まわりの人が情熱あふれる演奏をしていると、つい右手に力が入って・・・(要注意:情熱あふれる演奏≠脱力、というわけでは決してないんですが、今のところ、僕はそういう感じになっております)
 まだまだ修業がたりんなあ、と思うと同時に、まだまだ「若気の至り」って感じで、大人の演奏は出来ませんねえ、という気がしている今日この頃でした。
 ところで、明日の朝は部分日食です。場所によって、時間帯は若干違いますけども、だいたいが、6時台にはじまって、8時台に終わるような感じらしい。日の出自体は4時台だから、ある程度太陽も上がっていることでしょう。そんなわけだから、今日はさっさと寝よう。

初勝利

 早速書き込んでおきましょう。よかったよかった。ほっ。ここまでは非常に長い道のりでしたねえ。
 テレビで観戦しているのと、ラジオで音だけ聞いているのでは、ずいぶんと感じが違いますね。「あ~、危ない危ない!」などとアナウンサーが叫んでいるわけですが、映像を見ていれば、その危なさをリアルタイムで直に感じ取ることが出来るわけなんですが、さすがに音だけなんで、その叫び声の情報だけが頼りになります。そういう意味では、はらはら感はちょっとだけ差し引かれた感じになりまして、非常に精神衛生上はよろしいです。いつも、こういう試合って、見ていて、見ていられなくなってしまうんですよね。そういうことなしに(ちょっと冷静に)観戦出来るのがラジオですね、と思ったり。(多分、これは、放送者側の意図とは違うんでしょうが)
 ま、だけども、ゴールシーンとかは見られないわけで、それはかなりのマイナス。次回実家に帰った時にでも、特集番組があっていることを期待しておきましょうか。
 試合終了後に、盛り上がるサポータを見てアナウンサーが一言、「みなさん、安全に盛り上りましょう」ごもっとも。

金管発表会

 オケの金管パートの発表会なるものを聴きに行ってきました。九大時代には、オケ仲間の金管アンサンブルの演奏会だとか、そういった類いのものには必ず聴きに行くようにしていたこと(昔の「独り言」参照)を考えると、こっちにきてから、こういうのを聴くのはずいぶんと久しぶりな感じでした。京都にきてから初めてだったし。
 まあ、基本的に金管アンサンブルって好きですからね。特にトロンボーンアンサンブルは。これって、たしかに、トロンボーンアンサンブル自体は、以前は毎年演奏会(上述のようにオケ仲間の)があって聴きに行っていたこともあるわけなんですが、同じ楽器だけでのアンサンブルであることや、音域的には中低音域であることもありまして、そういう意味ではベースアンサンブルに通じることもあるといえなくもないのかな、とか、そういう理由でもって好きなんだろうな、とか思ったりするわけです。
 いわば、僕の中での定番の曲(事前にプログラムが張り出されていたんですが、曲に心当りのある曲は何曲もありましたから)もいくつか演奏されてまして、今までと印象の違うものもあったりして、それはそれで新鮮でした。
 いつも思うことながら、アンサンブルがたくさん出来るのっていいな、って思ったり。なかなかアンサンブル好きな人が集まることってないんですよねえ。四重奏とかはそれなりに計画的に集まらないと遊びですら出来ないですから。と、いいつつも、なにかしらそういうアンサンブルの演奏が出来るような機会に向けて、ひそかに案を練ったりする今日この頃でした。

デジタル化のすすめ

 久しぶりに日付が変わってしまいました。やっぱり、でかける前に、どっかに原稿書いておけばよかった。というか、携帯メールで更新できたらいいんですけどねえ、、、メールサーバも自前にしないと駄目でしょうね。そんなのは。
 さて、今でこそ、CDやMDなどというデジタルメディアが普及しているわけですが、一昔前は、テープやレコードなどというアナログメディアがすべてだったわけです。テープというは、考えてみるとMDより気楽に録音とかが出来たような気がするんですが、(アナログであった分だけ、操作が簡単だったと思う、多分)そういう意味では、ラジオを録音してみたり、日常生活の音声を録音してみたり、というのは、デジタル化してからのほうが、あまりされなくなってしまったのではなかろうか、とか思ってみたり。
 ま、そのあたりの見解の是非はどうでもよくて、本題としては、そういうふうに、いろいろテープというメディアに残された情報というのが結構あったりするわけなんですが、なにしろ、アナログなんで、半永久的?にデータが保存されるらしいデジタルメディアとは違って、情報の劣化や、媒体そのものの破損による損失などというものがつきまとうわけです。(破損はデジタルでもあり得ますけど、メディア自体の丈夫さから考えると、磁気テープはより破損しやすいと思われます。よね?)
 で、最近よくいわれているのが、そういう、いわば10年も20年も前のデータをデジタル化して、未来に残していこう、というそういう動きがあったりするわけです。それに、テープを再生する機械は年々日常生活のまわりから消えていってしまっているわけですし。伊藤家的にもそれは例外ではなくて。先日デジタル化のためにテープが送られてきました。第一段として14本。
 日付を見ると結構すごいですよね。昭和50年とか、生まれてないし。細かな編集は実家に任せるとして、取り込みだけを担当したんですが、さすがに古いだけあって、テープもかなり弱ってます。14本中3本が、再生かあるいは早送りの最中に端までいった勢いで、テープが切れたり。なんか、えらい時間かかってるなあ、と思ったら、ずっと空回りしてたんですよね。ショック!幸い、応急処置により音声の取込みは出来たので、データとしては保存できる形になったんですが、結構ぎりぎりのラインでしたよね。
 そういう意味では、今このプロジェクトが作動して正解でした。他にも、オケのパート発表会のテープもとりこんだりしているんですが、今のうちにやっておかないと、テープ自体の寿命が刻一刻と近づいているようです。
 そういうわけで、アナログデジタル化のすすめです。今のうちですよ。懐かしい録音を将来に残しておくのは。特に20年以上前の録音はかなり危険な状態にあるといっていいでしょうね。

芒種

 ですね。今日から。稲などの様に穂先に芒(のぎ=とげのよう
なもの)のある植物を植えつける季節ということらしい。田植の季節ってことですか。
 さておき、学会申し込みしました。学会自体は9月の頭なんですけどね。申し込みがこの日曜まで。まあ、題名と、簡単な概略だけ送ればいいので、それほど問題はないんですが、しっかしうまくいきますかねえ・・・
 ここ数日は、ずっと数式と格闘。
・・・えーとラプラス変換するわけで、、、そしたら、ベッセル関数がでて、、、これを展開して級数表示、、、最高次?いや最低次でいいのか?、、、これが十分小さいとすると、、、うぎゃ~ちがーう!やり直し・・・指数関数とベキの積だから、、、いや、やっぱりここで近似するのはよくなくて、、、ベッセル関数は避けられない?、、、う~む、フーリエ変換のところから考えなおす?そりゃ無理か、、、
とまあ、こういう日々です。まだうまくいってない。気が抜けると10分でも長く感じるのに、調子に乗っている時は、紙と鉛筆持ってあっという間に数時間が経過していたりします。なんでもそういうもんですけどねえ。しっかし、なんとかならんもんかなあ。せっかくいいアイディアだと思っているんですが。。。
 1月以内に結果が出なければ、この話はとりあえずなかったことになってしまいます。講演内容をもうちょっと詳しく書いてださないといけなくなるから。ま、ここまで来るのだって2週間くらいだったわけだから、あと1月もあれば、なんとかなるでしょう、と思いたい。
 行き詰ったら気分転換。これ大事ですね。特に理論系では。

最近

 先週の頭に、Macのソフトを公開してから、アクセス状況が一変してしまったわけですが、よく見てみると、必ずしもMacのページだけにアクセスが集中しているわけでもなく、他のページも、今まで(先日大改造するまで)とは違って、コンスタントに人が訪れてくれているようです。感謝感謝。
 なんといっても、1日平均30アクセスで喜んでいた自分が、今や150くらいあるのが当然になってしまったので、その印象の変化がものすごい。とはいえ、そんなに頻繁にソフトのアップデートも出来なくなるだろうし、こういう数値を気にするのもあんまり意味がなくなってきたような、そんな気分ですね。
 ただ、1つ嬉しいこととしては、訪問者のOSを集計すると、最近は上位1~4がWin系(98 Me 2000 XP)だったのに、ソフトのおかげで、今やMacが1位におどりでんとする勢いです。やっとMac系のコンテンツも扱っているサイトっぽくなった感じですね(笑)
 そうそう、ついでなんで、いっておきますけども、ここ数日は、毎日のようになにかしら更新している気がしますが、たまたまなんで。たまたま更新するネタがあるだけなんで、別に頑張って毎日更新!なんてものを掲げているわけではありません。よって、そのうち、以前のように1週間くらい更新がないのも普通になってくる時が来るでしょう。でも、それでも、僕の意識としては今と一緒なんで、気にしないように。
 人がたくさん来てくれるサイトっていうのは、やっぱりいじりがいがあります。楽しいもんですね。これからもよろしくです。

引き分け

 でしたねえ。W杯。まあでも、負けなかっただけよしですね。なにしろ2点もとったわけだし。「惜しくも引き分け。初の勝ち点」という感じの見出しがすべてを物語っているような。引き分けは悔しいけど、勝ち点を取れたのは、すごいぞ、と。お疲れさまです。
 え?テレビもないのにどうしてたのかって?ラジオです。はい。このために、わざわざ、コンポの入っていた箱を奥から引っ張り出してきて、中に入っていたAM用のアンテナを装着、で、聞いてました。僕はラジオだったんで、確かに今一つ臨場感に欠けるものはあったわけですが、となりの部屋から歓声とか聞こえてましたし、多くの人は今日のこの試合を観ていたんでしょう。
 さて、奏子にも書いてるんですが、そんなさなか、落札したカセットデッキが届きまして、開封、接続なんていう作業も同時進行しておりました。
 パソコン机の下にコンポが収まっているんですが(ちなみにサーバもそうです)まあ、そのコンポって、我家の音楽環境の中枢でして、レコードプレーヤーの再生からパソコンの音声の入出力にいたるまで、すべてがコンポを経由して行われているわけです。したがって、コンポのうしろにはコードがたくさん・・・いわゆるオーディオスパゲッティですね。さらにほこりまみれで、大変なことになってました。机の下にあるわけだし、机のうしろはほとんど壁に密着しているわけで、なんともいえない作業空間です。狭いところに腕を突っ込んだり、手探りでコードを差し込んだり、そういうことをしながら、まあ、コンポまわりの環境をちょっと再構築してました。
 そんなことをしているうちに、終了のホイッスルも鳴ってしまい。まあ、日本第一戦終わり。おつかれさまでした。次も頑張ってくださいませ。

ほぼ日

 ってご存知ですか?いつか紹介しよう紹介しよう、と思っていたんですが、多分、多くの人はすでに知っているんじゃなかろうか、とか思ったりするわけですが、まあ、とりあえず書いておきましょう。
 正式名称「ほぼ日刊イトイ新聞」あのコピーライターの糸井さんが主催するサイトですね。「ほぼ日刊」と書いてあるものの、とりあえず、僕が見ている限りでは、完全に日刊です。毎朝11時くらいになると更新されています。
 どんなサイトかっていいますと、もう行ってもらうしかないんですが、簡単にいうと、なんでもやってるテキストサイトですね。いろんな人が自分のコーナーをもっていて、そこで、いろんなことを書いてます。すべてのコーナーが毎日更新されているわけじゃないんですけど、それでも、毎日かなりの更新が行われているようです。とはいえ、さすがに全部を読んでいるわけじゃなくて、面白そうなやつだけを拾って読んでますね、毎日。
 だいたい、朝学校に行って、11時過ぎくらいになると、第1次だらだら期がやってきます。やって来ないことも多いんですが、「あ、あと少ししたらお昼か~」なんてことを考えながら、妙に手持ち無沙汰になってみたりするような時に、ちょうど「ほぼ日」の更新が完了しておりまして、ぶらっといってみるわけですね。
 好きなコーナーはキャスターの鳥越さんのニュースのコーナーだとか、若い(確か僕と同じくらい?)お坊さんのコーナーだとか、そういうのが楽しいです。鳥越さんのは結構突っ込んだ見解を書いてくれてますので、それはそれで勉強になりますね。なにが問題になっているのか、とかそういう感じで。
 まあ、そんな感じのサイトです。もし、まだ行ったことがないという人がおられましたら、是非行ってみてください。↓http://www.1101.com/
 (1101で「イトイ」ですね。110だったら「イトー」かな、とか)

独り言

 昼間、演奏会を聴きに行ってきました。詳しいことは「奏子」に書いてるんですが、聴きながらふと思ったこと、そういえば、自分がオケの本番で演奏する間隔がこんなにあいているのは初めてのことですね、と。いつも定演が半年おきにあってて、それだけじゃなくて、他にもトラやら、企画オケやらで平均すれば2~3ヶ月に1回くらいの割合で本番を迎えていたのではなかろうかというくらいのものなんですが、そういや、ここ半年はなーんもないですね。(もちろん、8月末に本番を控えているんで、それに向けて練習はしているんですが)そりゃ、ソロの曲にも打ち込めるわけだ。気がついてみると、なんだか不思議な気分です。
 6月に入った途端に暑くなり出した。いきなり30度越えの日々が続いております。まあ、特にいつもと変わっているようには思えないです。去年もこんな感じなんじゃなかったかなあ。
 ちょうど扇風機をだしたところだったので、大助かり。窓を開ければ、風は入ってくるんですが、昼間は陽射しが強すぎるし、夜は虫が入ってくるんで、カーテン閉めてるから、あまり意味はないらしい。
 そうそう、例のずっと図書館に探しに行っている本の話ですが、先月末に書架整理が行われたので、その後再びいってみましたけど、やっぱりなかった。絶対紛失してるな、あれは。仕方ないから、他の研究科の図書室に行きますか。(1週間しか借りられないから、大変だけども)
 さ、週末おしまい。学会申し込み締切りまであと1週間。がんばりますか。

献血日記

 というわけで、いってきました。4月から3回目。
 今日はいきなりいつもと違いました。だいたい、受付で、献血手帳を渡すと、その番号をもとにパソコンからデータを取り出して、印刷。それに、新たに問診表?とかを記入するのがいつもの順序なんです。が、今日は、手帳を渡し、いつも通りパソコンでデータ検索、、、「いとーさん、ほかに献血手帳もってませんか?」へ?今までそんなこと聞かれたことはないぞ。というか、間違ったものをもってきましたか?「いやあ」ちょっと嘘。九大時代の手帳があるにはあるけど、まああったというべきもので、今はどこにあるのやら。で、ちょっと間をおいて再び、「以前福岡で献血されたことあります?」なぬ?そんなことまでわかるんですか。だって、あれは手帳が違うから別データのはずなんですけども・・・氏名と生年月日とかで同時検索してるのかな。「ええ、2~3年前に福岡にいましたから」といって、なんだか、その分の献血記録を今の手帳に書き足してくれました。
 今考えてみると、あれですね。重複した個人データをまとめてしまわないと、余分なデータがあふれることになってしまうから、そういう処置をしているんでしょうね。これで、福岡時代のデータは消され、今のデータに統合されたわけだ。ふむふむ。新しいシステムでも導入されたんかいな。ま、いいけど。これで、今日あわせて献血回数が8回になった(福岡の2回がくわえられた)から10回まであと少しですねえ、と。
 それはさておき、僕の世話をしてくれる看護婦さんが毎回下手になっていく気がするのは気のせいでしょうか?ん、ちょっと語弊があるかも。毎回より下手な看護婦さんが担当しているような気がするのは気のせいでしょうか?今日は、なんだか、検査用の右腕は内出血してるんですけど・・・と、ふと、あ、回数をこなしていくうちに、慣れてきているものとして、扱いが適当になっていくのかなあ?それは怖いかも。
 さらにさておき、この献血ルーム。最近DVDも導入したようで、今日は初めてDVDの部屋に行きました。ふむふむ。なんもないからMI2見てましたけど。DVDにもクラシックを入れていただけると嬉しいですねえ。贅沢いわないから、カラヤンとかでいいんで。(まずめったに聴かないという意味ではこっちのほうがいいかも(笑))