SmartTubが10歳になりました

とある日「SmartTub今度で10年なんですよ」って言われるまで全然気付いていなかったけれど、もうそんなに時間が経ったのですね、と。

関連リンクをいくつかはっておこう。

会社から

SmartTub v7.0.0 を公開しました(10周年!) – 株式会社そらかぜ(2021.5.6)

メタ・グラマー様の10周年記念ブログ

iOSアプリSmartTubが10周年 |(2021.4.29)

当時公開したブログ

iPad用お風呂アプリ SmartTub v1.0 を公開しました – いとーけーのページ(2011.5.6)

開発経過のTogetter

iPad用風呂アプリができるまでをまとめてみた – Togetter

当時はTwitter自身に画像や動画を投稿する機能はなくて、外部サービスにたよっていたので、その外部サービスがなくなると、履歴を見ても画像が全部とんでなんだか分からなくなってますよね。

というわけで、これが最初のプロトタイプ。

ランキング総合1位獲得したっていう過去の栄光

iPad用お風呂アプリ SmartTub が無料総合1位になりました – いとーけーのページ(2011.5.7)

取材も受けた

ほんとは、ネット記事の取材も受けたはずなんですが、リンク先が焼失してたから、どんな記事だったかなあ・・・と思ったら魚拓見つけた

[特集:ナイスアイデア生誕の地③-SmartTub] SNS上にあふれるアイデアは、見つけたもん勝ち – エンジニアtype

 

一応子ども向け的な位置づけでもありまして、自分の子も小さいころに遊んだりしてたんですが、なによりの思い出としては、Apple系イベントの懇親会で「どんなアプリ作ってるんですか?」って聞かれて、ネタとしてSmartTubを紹介していたら、その隣から「あ、これ知ってます。うちの子がお世話になってました。え、作ったんですか!」となった話。(こういうのはほんとに開発者冥利につきるというやつです)

と、たまには思い出にひたるのもよいですね。10年間遊んでもらってありがとうございます。これからもちょっとした小ネタのおともにSmartTubをよろしくお願いします。

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WWDC20が過ぎたようなので

毎年恒例のWWDC。今年はこんなご時世なので完全オンライン開催となりました。今年もアメリカ行きたいって思ってたのにな。行けるかは抽選だけど。

WWDC20 – Apple Developer

日本時間の先週(6/23)火曜日午前2時にスタートして、あっという間に1週間終わっちゃいました。

今でもちまちまとセッション動画を見てますが、今日は早速オンライン勉強会もありましたので、個人的にも少し記録的にまとめを。

CA.swift #12 WWDC20報告会 – connpass

よかったこと

1セッションの時間が長短さまざまになったので、動画として視聴するにはなかなかやりやすくなったかな。隙間時間に10分くらいのセッションみるかとか、ちょっと時間あるし長めの40分のやつをみるかとか、そういうのが楽になりました。

実際、毎日夜に2〜3本くらいの動画を見るのが日課になってますねえ。以前のWWDCのセッション動画はどれも30〜40分くらいあるので、家だと1本見るのも少し勢い必要だったんだよなあ、と。(昼間は普通に開発に追われていて、あまり余裕がない)

そういえば、基調講演を、オンライン飲み会的にみんなでワイワイみたのですが、それも楽しかったです。現地だとそういうふうには見れないですし、日本でも何度かどこかで集まって視聴するっていうのをしたんですが、オンラインだとさらに時間の都合がつけやすいですね。

残念なこと

やっぱり現地の空気感に触れられないのは残念。あの圧倒的お祭り感よかったのになあ。(もちろん仕事です)

本社詣もできないし、アメリカでしか会わない日本の開発者に会える機会もなくなったなあ、と。あ、こっちはそれこそオンラインでいいのか。

とはいえ、今後はこの方向で進みそうな気もしますね。

実際に行くと50万越えのコストなので、それを普通に開発機にまわしたらよいという話もありますし。

 

そんなこんなで、今年も盛りだくさんの内容だったので、がんばって食らいついていかなくちゃいけなくて、自社アプリについては思考実験はいろいろしていて、優先度付けに苦闘しています。どうするかなあ。

まあ、とにもかくにも、実質12回目のiOSメジャーアップデート。まだまだがんばるで。

ちなみに、昼はKotlin書いて、夜はWWDCの動画みてSwiftに思いをはせるっていう今日この頃です

iOS用のメトロノームアプリ「Taktnome」を公開しました

と、まあタイトルの通りです。

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普段なら、会社の新作アプリは「会社のプレスリリース」→「会社のブログ」で終わるんですが、今回は音楽関係なので「個人のブログ」でもちょっと触れておこうと思います。

ほら、このブログ、サブタイトルが「林檎と音楽に囲まれて・・・」なのでね。まさにその両方に手をかけたアプリ。

といいましてもアプリについては会社のページを見てもらえればなと思うわけで

プレスリリースと

指揮棒の動きを再現したiOS用メトロノームアプリ「Taktnome」公開のお知らせ – 株式会社そらかぜ

いつものお知らせブログはこちらからどうぞ。

iOS用メトロノームアプリ「Taktnome」を公開しました – 株式会社そらかぜ

 

上のリンク先にあるようにもともとは「指揮棒とあってるか、個人練でも試したい」っていうところを発端に開発がはじまったわけですが、いろいろと要素技術の勉強にもなりました。

このアプリを作るために伝説(絶版)のCoreAudio本を探してみたり(結局、わりと最近のAPIであるAVAudioEngine使いましたが)、そうそう、参考書籍といえば、斎藤秀雄大先生の「指揮法教程」ですよ。これ大事。

こんなところで役に立つとは。といいつつこの本を読んでいたから出てきたアイディアっていうのもありますけどね。

 

あとは、アニメーションの残像問題ですかね。♩=200くらいのテンポでアニメーションしているとどんなにがんばっても60fpsでは余裕で残像見えます。(↓は♩=80なので大丈夫ですが)

これはデバイスの性能じゃなくて、人の目の性能。脳って不思議ですよね、、、って感心している場合じゃないので、じゃアニメーションしなければいいんじゃないかということで、古くからデジタルメトロノームでよくあるLED並んでいる感じのモーションも追加してみました。

ちなみに意外とWatch版は使える気がしています。というか使ってます。合奏前のちょっとした一人練習でテンポ確認する時とか。Watch持っている人は是非お試しを。

 

音楽再生系のアプリはいくつか手がけたことがあったんですが、演奏する側の立場で作ったアプリは今回初めてです。これを一つのきっかけとして、日々(といっても全然毎日じゃないですけど)練習していて「もっと便利にできるんじゃないか」っていうところにいろいろとフォーカスしていけたらいいですね。なんだかんだいって音楽のない生活はないかなあっていうところなので。

そんなこんなで無料アプリですので、音楽関係者のみなさんは是非一度お試しください。もちろん改善要望などあればどしどしどうぞ。

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あ、アプリ作って満足せずに練習せねば。(アプリを作ったところで弾けるような気になってた・・・けどそんなわけはない)

新しいそら案内が公開されました

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すでに各所で告知されておりますように、先日新しいそら案内をようやく公開できました。

iOS9 / watchOS2 に対応したそら案内(iOS版) v5.0.0 公開のお知らせ | 株式会社そらかぜ
そら案内(iOS版)v5.0.0を新規アプリとして公開しました | 株式会社そらかぜ

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ありがたいことに、このブログを書いている時点(1/16昼過ぎ)でもiPhone/iPadともに天気カテゴリ1位をキープしておりまして、ほんと感謝感謝です。

20160114_1

また、なぜか一時的にストアの検索トレンドに載ったようでこちらもびっくり。

20160116_IMG_8211 のコピー

さて、アプリそのものについては上記ページたちを見ていただくとして、開発者としていろいろ書いておこうかなと思います。

ざっくりとみなさんの反応を見たかぎりで、気になるものとしては「また別アプリだ」「あ、でも課金情報は移行できるのか!」というものが挙げられるかと。ので、そのへんちょっと詳しく。

アプリを移譲する→できない

そもそもの話として、独立して会社設立、そら案内シリーズは譲渡される、という大前提があったとします。

で、ここで問題になってくるのがストアにおけるアプリの移譲です。

ずーっと前はできなかったんですが、任意のアプリをある開発者から別の開発者へと権利を移譲することができます。

つまり、基本的には開発元が変わったからといって新しいアプリを出し直す必要はありません。

ただしここには例外があります。一部の機能を有するアプリは権利を移譲することができません。

詳しくは先日関モバで話していたのでこちらを参考にどうぞ。

関西モバイルアプリ研究会 #7 にいってきました

今回、もろにその例外事項にぶつかってしまい、そら案内をシンプルに移譲することができなかったのです。具体的にはiCloudの機能をほんの一部で使っていたのがダメでした。

当初、私も移譲自体は簡単にできるものとして、v5を純粋なメジャーバージョンアップ(別アプリにはしない)という位置づけにして開発をしていた(それこそ、旧バージョンのCoreDataから新バージョンのRealmヘのDB移行の実装をしたりしてました)のですが、その事実が発覚した時点で大きく方針を変更せざるを得なくなってしまいました。もちろん調査不足ではあったのですけれども、いずれにしても新規にアプリをつくって公開する以外に方法はなかったのです。

新規にアプリをつくる、ということはそら案内の歴史の中では何度か行ってきました。こちらとしてはいろいろと理由があったわけですけれども、必ずしも好印象として受け入れられていないこともあるのが実際のところです。それは十分に把握していましたので、できることなら新規にアプリをつくることはしたくありませんでした。とはいえ、そういうわけにもいかないので、せめて課金していただいたユーザさんに迷惑をかけることは無いようにしよう、というのが新しい方針となりました。

課金情報を移行する

そこで、課金情報の移行、という仕組みを作ったのです。

技術的な話としてはそんなに難しいものでもなく、アプリA(新そら案内)とアプリB(旧そら案内)の間ではざっくりこういう動きをしていました。

  1. アプリAからアプリBを起動する(一時的なトークンを引数に)
  2. アプリBで課金情報を確認し、課金済みならその情報と先のトークンとを一緒に引数としてアプリAを起動し直す
  3. アプリAにて課金済み情報とトークンを照合し、問題なければ移行用の課金アイテム購入手続きを開始する

ただ、この仕組みのおかげで審査通過までに1月以上かかってしまいました。

審査通過までの道のり

審査中は何度かリジェクトされており、テキストベースでその度にやり取りをしていたのですが、どうも議論は平行線のまま。

結局アメリカから電話がかかってきました。

詳しいことは書いていいのかわかりませんのでものすごくざっくりいうと、

あるアプリから別のアプリ内の課金アイテムを直接購入するような仕組みはダメ

これは結局レビューチームの勘違いだったのですが、おそらくアプリCからアプリDを起動してそのままアプリDの課金アイテムを購入させる、という動きはダメということのようです。

別のアプリ経由で課金アイテムを購入させるような仕組みはダメ

つまりアプリCからアプリDを経由してアプリCに戻ってきてアプリCの課金アイテムを購入する、という仕組みはダメということになります。つまり今回の仕組みはこれによればアウト。

ただし、アプリDでユーザ登録などして、そのユーザ情報を使ってアプリCから認証してCの課金アイテムを購入するのはOKです。もちろんこの場合はサーバが必要になりますが。

こちらのやむを得ない事情(もともとアプリを移譲したかっただけなのに、ストアのシステムの都合で移譲できなかったのでユーザのことを考えてこの仕組みを作った)を説明してみたものの状況は変わりませんでした。

そして途方に暮れました・・・

Macの前でうなだれていた45分間、、、(仕方ないので再課金してもらうようにする、一時的に拡張パックの無料セールをする、ユーザ登録する仕組みを新設する、などなど頭の中を駆け巡っていました)

そこに、まさかの電話です。

詳しいことはわかりませんが、おそらくこちらの事情をわかっていただいた上で特別措置が取られたのではないかと思います。電話担当の方、本当にありがとうございました。

実際はこの後で通常審査に戻り、翌日にようやく審査通過となりました。最初に申請したのが11/30で通過したのが1/9ですね。主力製品なだけに長く感じた審査期間でした。

というわけで、この仕組みはあまりオススメしないです。普通にはユーザ登録してもらう、とかのほうが審査的にはシンプルに通過するものと思われます。

あ、あと、大事なこととして、同じ見た目で同種のアプリが2つストア上に存在し続けるのはよくないと釘を刺されています(これは開発元が別々だから、という理由もあるかもしれませんが)。もちろんそのつもりではありましたけれども「そら案内 4」は将来的にストアからなくなる予定です(なくなっても復元可能なのでダウンロード済みのユーザさんにはさほど影響はないと思いますが)。これについてはまた会社のほうで正式に時期を告知したいと思います。

さいごに

なんにしても新しいそら案内が無事に公開されてほっとしています。

今はまだ不安定なところもあるようで、その点については本当に申し訳ありませんが、順次不具合を修正していきますのでお待ちいただければと。

また、ベータテストのユーザさんをはじめ、メタ・グラマー様、ファンタグラフィカ様、および協力していただいたみなさま、ありがとうございました。

というわけで、そら案内を今後ともよろしくお願いします。

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さて「そら案内が公開されたら作ろう」と思ってAmazonのセールで自分ご褒美に買っていたミレニアムファルコンを作りはじめますかね・・・

20160116_IMG_8213 のコピー

iPad Proがやってきた

iPadを買ったのは久しぶり。mini2以来だから・・・2年ぶり(意外に最近だった・・・

仕事でっていうのもあるので、買うとか買わないとかじゃなくて、色とか容量を悩んでました。

結局スペースグレイの32G。メインで使うかどうかはわからないのでちょっと弱気の容量で。

配達予定日はいろいろと外にでる用事もあったので、時間指定はしていなかったんですが、まさかに家を出る10分前くらいに到着。ぎりぎり受け取れました。

とりあえずは、みなさんやってるサイズ比較を。左がPro-Air2-mini2-3G、右がMacBook Air11です。

20151113_IMG_7924 のコピー

Air2より大きいのは当然ながら、MacBook Airよりもちょっと大きいというのにでかさを感じます。

もった感じ、ほんと「板」ですからね。重さはないけど。

で、ちょうど、ベータテストが告知され、スクリーンショットが初公開されたばかりの新そら案内をいれてみる。

20151113_IMG_7925 のコピー

ちゃんと動いて一安心。って、2画面分割にしているのにこの情報量って、ほんまでかいな。

ちなみに、ベータテストについてはこちらから

そら案内(iOS版)のベータテスターを募集します | 株式会社そらかぜ

林檎キーボードや林檎鉛筆も買ってるんですがそれは来週以降のお楽しみ。とはいえ、ソフトウェアキーボードもさらに便利になってて、ほんとこれはすごい端末です。でかいけど。

どんな感じで自分が使っていくのかも楽しみですね。第一印象としてはminiかProかって感じかな。

そんなこんなでよろしくお願いしますです。

iPhone/iPad用お風呂アプリ SmartTub v3.0.0 を公開しました

Icon

2013年以来、久しぶりの更新です。ようやく最新の環境に対応しました。

変更点

  • iOS8 / 64bit 対応
  • 波紋効果を改良
  • 長押し時の見た目を改良(iPhone/iPod touch)
  • 外部ライブラリを更新

一念発起して、GL関連ライブラリをバージョンアップしました。といってもcocos2d-xでもなければ、SpriteKitでも最近はやりのUnityでもありません。もともと使っていた素のcocos2dをv2.2.0にしました(ほんとの最新はv3)。それ以上の差し替えは本体の大幅に作り直しになるのでやめておきました。とはいえ、今回のアップデートで波紋効果もかなり滑らかになったのではないかと思います。

あと、iPhone/iPod touchで長押しをしている時に長押しが効いているかどうかが分かりにくい、という声をたくさんいただきまして、そちらにも対応しました。こんな感じで一瞬大きくなります(iPadにはこの効果はありません)

おそらく結構前からだと思いますが「子ども向けアプリ」という指定にするとお子様が間違ってアプリから外のネットワークにアクセスしたり、課金アイテムを購入したり、そういうことをしないように Parental Gate というものが必要になっています(ガイドラインの 24.3)。これは「このアプリを操作しているのは大人ですよ」ということを確認するためのちょっとした仕組みでして、ものすごく簡単な実装としては簡易な計算問題を出して解いてもらうというものがあります。

今回のアップデートではそれが盛り込まれまして、アドオン購入画面を表示しようとするとこんなダイアログが表示されるようになりました。

itok_twit_2015-7月-01

ちょっと一手間かかりますけれども、これも子たちが誤操作をしないようにするための仕組みということでご了承ください。(という意味では、このアプリにメニューなどの操作系のUIがほとんどないのも子どもが安心して遊べるように、という思いがあるからなのですけれどもね)

ちなみにアドオン購入についてはこちらを参考にどうぞ。

iPhone/iPad用お風呂アプリ SmartTub v2.0 を公開しました – 拡張パックアドオン追加

上記、Parental Gateの件もあって、審査にずいぶんと時間がかかってしまいました。2回リジェクトでちょうど1ヶ月ですね。

スクリーンショット 2015-07-01 21.01.55

  1. 6/1 提出
  2. 6/10 5:56 in Review
  3. 6/10 6:09 メタデータリジェクト(アドオン購入の仕方がわからない)
  4. 6/10 7:25 お返事
  5. 6/19 9:10 in Review
  6. 6/20 6:28 リジェクト(Parental Gate対応してね)
  7. 6/20 15:17 再申請
  8. 7/1 0:49 in Review
  9. 7/1 2:01 審査通過

まだの方も是非どうぞ。ゆらゆら動くアヒルで癒されてくださいな。

WWDC2015 に行ってきました

2年ぶり5回目の参加。去年からチケットは抽選制になりましたが運良く行くことができました。

20150615_IMG_7426 のコピー

道中

行きの飛行機はなんと3時間遅れで出発。事前に遅延情報を得ていて、チェックインも遅めでOKということでしたので、空港には比較的のんびり向かいました。とはいえこのおかげで向こう滞在中のスケジュールがいろいろと狂ってしまったんですけれども・・・(アメリカついた初日にApple本社にいこうと思っていたけれど、それが無理になってしまったとか・・・)

2年前にはなかったことですが、最近の飛行機にはUSBポートがついてました。つなぐと「このコンピュータを信用しますか」って出てくるのでコネクタの先は単なる電源じゃないっぽいですが。でも機内での電源はこれで十分。

20150615_IMG_7418 のコピー

あと、離着陸時でもフライトモードにしておけば小型の電子機器ならそのまま使い続けられるようになったのはほんと便利。iPadで電書読みながら着陸、とかできますからね。

レジストレーション→キーノート

会場でのレジストレーションはもちろん AppleWatch の PassBook で。Appleの係の人も「いいね!」って感じの反応でした。

20150615_IMG_7422 のコピー

名札の金具周りがパワーアップしていて、簡単に外れない・壊れない、そんな感じになってました。ジャケット同様に地道に進化してる。

今回のキーノートは3時ちょっと前から並びはじめました。その段階ではこんな感じ。角を曲がってすぐくらい。

20150615_IMG_7429 のコピー

少しずつながらに並びはじめるのがはやくなっている印象。まあ、80%の人が初めてっていってたからそういう人たちが並ぶと思えばそんなものなのでしょうか。(といいつつ、どっちにしても建物内に入ってからの待機と、会場に入ってからの動き方で全然変わってくるんですけどね)

いつもならコーヒー配ってくれる企業とかいるのになあ、、、と思っていたら、今年は裏のほうでドーナツとコーヒーを配ってるという情報を受けてそこまでいってみたり。

20150615_IMG_7430 のコピー

そんなことをしているうちに建物の中に入ることができて(7時前くらい)、念願のオダワラ(odwalla)との再会。去年はなかったそうなので1年で復帰しました。やったー(たかがジュースにやたらテンション上がる日本人グループでした)

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んで、9時過ぎに会場に入場。端っこでしたが前のほうで見ることができました。

20150615_IMG_7436 のコピー

食べ物

今回食べに行った主なお店はこちら。

Fang – Yelp

前夜祭で行った中華屋さん。いっぱい食べました。

Super Duper Burgers – Yelp

毎回一度は行くバーガー屋さん。肉汁うまー

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Blue Bottle Coffee Co – Yelp

最近日本に上陸したけど日本で飲みに行けないので。豆を買うために2回よりました。

20150615_IMG_7424 のコピー 20150615_IMG_7453 のコピー

Katana-Ya – Yelp

前に行ったことあったけれど、ラーメンは食べてなかったので、ホテル近かったしラーメン食べに。いつもすごく並んでましたが、たまにするっと入ることができました。

Daily Grill – Yelp

ここもいつも並んでいるなと思っていたら、別グループさんに誘われて運良く行くことができました。チキンパイでかい

20150615_IMG_7456 のコピー

The Stinking Rose – A Garlic Restaurant – Yelp

こっちにきたら肉か蟹か食べないとねってことで、肉食べに。蟹もちょっとだけ食べました。

20150615_IMG_7468 のコピー 20150615_IMG_7467 のコピー

恒例のApple本社へ

結局、金曜日のセッションを早退してApple本社に行ってきたのですけれど、カンパニーストアは改装直前最終日の絶賛売りきりセール中だったので、ほとんどモノは買えず・・・子供用Tシャツが何枚かって感じでした。こんなことなら会場のストアでもうちょっと買っておけばよかった。いつもなら本社のほうが圧倒的に品揃え豊富(WWDC限定品除く)なので、本社でまとめ買いしているんですよねえ。

20150615_IMG_7470 のコピー

とはいえ、前日のBeer Bashでお近づきに慣れたAppleの中の人に本社の中に入れてもらえました。初日に本社きてたらこうはならなかったのでそこのところは結果オーライで。Cafe Macでいろんな話ができました。(本社内写真撮影禁止。↓は中に入るためのゲスト証)

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本社への往復は両方ともにUberでいきました。

Uber

すぐ配車予約できるし、片道1時間弱で80ドルくらい。電車+バスで10ドル近くする(しかも2時間以上かかることもある)ので、4人で行くとお得な感じです。帰りのはラッシュに捕まったので1時間半くらいかかりましたが、初ベンツで快適でした。

あと、往復ともに運転手のお兄さんに「このiPhoneケースcoolだね」ってabicaseをほめてもらいました。abicaseの全米進出に期待。

abicase

余談1

イライザ(UIScrollView担当からWatchApp担当に代わってた)と写真を撮ることができました。やった!

20150615_IMG_7452 のコピー

余談2

今回は大・中・小の3つバッテリーを持っていったんですが、上述のように飛行機にUSBポートがついていたので、大は不要でした(って、今2年前の記事を読んだら同じようなことが書いてあった・・・)。小はモバイルルータに常時つながっていて、中でたまにiPhone充電してって感じでした。どっちかというと古くなってきたAirのバッテリが連続したセッションで持たなくなってくるので、コンセントを見つけては小まめに充電してました。

余談3

帰りにBartの券売機にて、システム再起動中・・・Windows2000かよ!

20150615_IMG_7474 のコピー

ちなみに、空港でもチェックイン機が再起動していてこちらはWindowsXPでした。まあ、いろいろあるけど、アレですなあ・・・

余談4

街角にて。例年ここでドラムを演奏しているんですけれど、メンバー増えて豪華になってるし、ドラムセットも豪華になってる気がするし、iPadで演奏してるし、ってことで動画を撮ってみました。

余談5

1日だけですけれど、WWDC経験の中で初めて雨が降りました。それほどたいしたことはなかったですけれど、キーノートで並んでいる時とかじゃなくてよかったです。雨具の準備も一応必要ですね。

お店を予約したり、タクシー乗ったり、そういうのは今まであまりしたことがなかった(いつも誰かの後ろについていくだけだったから)のでいい経験でした。英語慣れしないままに現地に行っちゃいましたけれど、まあなんとかなったというかなんというか。(そんなんだから「よし英語を勉強するぞ!」っていうほどにはならんのよねえ・・・)

まとめ

毎年「変わりすぎやから!」「もっと安定重視で!」っていう声が聞こえてくる時期ですが、今回は逆に「あまり目玉ない・・・」とかどっちやねん的な話ではありますが、それはそれとしてやっぱりセッションを生で見たり、現地でいろんな人と話しているといろいろわくわくしてきますね。

これだ!っていう新規アイディアが降ってきたわけじゃないですけれども、やることはたくさん沸いてきました。また来年もあの場に行けるようにしっかりと走り続けていきたいと思います。

まだまだいける! ってね。

最後になりましたけれど、今年も送りだしてくれた会社にはとても感謝しておりますし、家族のみなさんには本当にお世話になりました。

関係者のみなさまおつかれさまでした。ありがとうございました。

ではまた来年サンフランシスコで。

Evernoteのノート確認用通知センターウィジェットアプリ「TagWidget」を公開します

今度の新作アプリは通知センターウィジェット専用。その名も、

TagWidget

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TagWidgetは指定したタグのついたEvernoteのノートを通知センターウィジェットに表示するアプリケーションです。ちょっとしたメモの確認用や、ToDoリストとしてお使いください。

というまんまのシンプルなアプリケーションです。閲覧専用。特定のタグのついた最新5件のノートのみ。しかもノートの全文が表示されるわけじゃないのでほんとにちょっとした確認用です。

アプリを起動して、Evernote連携のログイン後、タグを選択します。

20150517_iOS Simulator Screen Shot 2015.04.06 4.00.01

あとは通知センターウィジェットとして表示させるだけ。冒頭の2-3行が表示されます。画像があれば1枚目だけを表示。

20150517_iOS Simulator Screen Shot 2015.04.06 3.59.44

アプリ側で「ノートタップでEvernoteアプリを開く」を「オン」にしておくと、Evernoteアプリへのショートカットとしても使用できます。ノートの全文表示はこちらからどうぞ。

個人的には、MacアプリのMemoZouとの相性抜群です。TagWidget側でMemoZouタグを指定しておけば、Macで作成したちょっとしたメモ(ノート)をiPhoneの通知センターで簡単に確認できるようになります。

MemoZou App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥360


本当は4月中に公開できる予定だったんですが、凡ミスで何度かリジェクトされて結局最初の申請から1月以上かかってしまいました。途中GWもありましたし。本来ならこれがSwift(+Realm)の第一号だったんですけどね。あとから作りはじめたCartMemoのほうが先にでてしまいました。

最近はメタデータリジェクト後の再申請でも申請待ちキューに積みなおされる印象ですね。以前は翌日再審査とかだったのになあ・・・

  1. 4/6: 提出
  2. 4/14: in review
  3. 4/14: メタデータリジェクト(Evernoteのテスト用アカウント必要←はじめていわれたかも)
  4. 4/14: テスト用アカウント情報追加
  5. 4/22: in review
  6. 4/23: リジェクト(落ちる)
  7. 4/23: 再提出
  8. 5/2: in review
  9. 5/2: リジェクト(落ちる)
  10. 5/6: 再提出
  11. 5/14: in review
  12. 5/14: 審査通過

Evernoteユーザのみなさんぜひどうぞ。

写真動画投稿 iPhone/iPad アプリ Picport v1.4.2 を公開しました

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5/1からのFacebook仕様変更に対応しました。

変更点

  • [Facebook] ログインできない問題を修正

もしエラーが出る場合は、FacebookのサイトからいったんPicportとのアプリ連携を削除してみるか、

スクリーンショット 2015-05-15 4.12.32

iPhoneの設定アプリ→「Facebook」→「アカウントの使用を許可するAPP」でPicportを「オフ」→「オン」してみてください。

iOS Simulator Screen Shot 2015.05.15 4.21.18

余談ですが、5/1からFacebook連携のアプリを作る時にFacebook側の審査も必要になってしまいました。使う機能にもよるんですけれど、投稿とかするなら必須ですね。iOS標準の投稿機能だけなら大丈夫だと思いますが。

審査自体はほぼ1日(一応5営業日)で終わるんですけれども、なんともまあ手間のかかる話に・・・

Picport from itok on Vimeo.

対応している18サービスは以下の通りです。

  • AWS S3
  • Bitcasa
  • Box
  • Copy
  • DropBox
  • Evernote
  • Facebook
  • Flickr
  • Google Drive
  • mixi
  • OneDrive
  • Picasa
  • SugarSync
  • Tumblr
  • Twitter (Twitter公式, yfrog, img.ly, Mobypicture, ついっぷる)
  • YouTube
  • はてなフォトライフ
  • フォト蔵

公式サイトはこちら。

Picport

使い方を含めた詳しいレビューたちはこちらを。

Picportレビュー記事まとめ – NAVER まとめ

最近の傾向からすると意外にはやかった、、、と思ったんですけれどやっぱり1週間以上はかかってました。

  1. 5/6: 提出
  2. 5/14 1:27: in review
  3. 5/14 1:51: 審査通過

まだの人も是非どうぞ。

写真動画投稿 iPhone/iPad アプリ Picport v1.4.0 を公開しました

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今年初のアップデート。

変更点

  • [Twitter] Twitter公式の複数写真投稿に対応
  • 画像編集ライブラリ Aviary v4.4.1 へ更新(オリジナルサイズでの保存対応)
  • 外部ライブラリ更新

Twitter公式の複数写真投稿は「まとめて投稿」を「オン」にすると有効になります(ローカライズの設定ミスでv1.4.0では文言がおかしいですが、↓のスクショは申請中のv1.4.1のものになります)

20150212_iOS Simulator Screen Shot 2015.02.12 22.21.45 のコピー

Twitterの制限としては、いまのところ同時に送信できる写真は4枚までとなっています。

AviaryはAdobeの傘下に入ったことにより、今まで有料だったオリジナルサイズでの写真編集が無料になりました。そのおかげでPicport内でもオリジナルサイズのまま画像を編集できるようになってます。

Picport from itok on Vimeo.

対応している18サービスは以下の通りです。

  • AWS S3
  • Bitcasa
  • Box
  • Copy
  • DropBox
  • Evernote
  • Facebook
  • Flickr
  • Google Drive
  • mixi
  • OneDrive
  • Picasa
  • SugarSync
  • Tumblr
  • Twitter (Twitter公式, yfrog, img.ly, Mobypicture, ついっぷる)
  • YouTube
  • はてなフォトライフ
  • フォト蔵

公式サイトはこちら。

Picport

使い方を含めた詳しいレビューたちはこちらを。

Picportレビュー記事まとめ – NAVER まとめ

もう1週間では審査通らないって思ったほうがよい感じですね。まあ、そうだと思えば、それはそれでそれなりに心の準備ができるかなあ。

  1. 2/3: 提出
  2. 2/11 9:33: in review
  3. 2/11 9:51: 審査通過

まだの人も是非どうぞ。