楽器を練習していると、ちょうど演劇の練習が聞こえてくるんです。なぜか、この状況は九大の時から変わらず。でもこっちはまだ遠くで聞こえてくるだけだから、全然気にならないですけどね。(昔は隣でやってたから)
演劇は嫌いじゃないです。最近はもうあまり見に行ったりするわけじゃなんですが、でも例の手塚治虫の「七色いんこ」とか読んでると、また見に行きたいな、って思うようになりますねえ。
それはさておき、演劇といえば、どうしてもあの独特の発声の仕方があるわけなんですが、あれがまた校内の道ばたでやってるのをみるとどうも神懸かり的で、う~んって感じなんですよね。なんかそこで立ち止まったらいけないかのような気さえするほどに。まあ僕なんかがきくと誰の声も同じように聞こえてしまうわけで、これって他の人が僕らが楽器を弾いてるのをきいて誰でも同じように聞こえるのと同じなんだろうな、と思ったりするわけです。
またまたさておき、今日はまずいきなり、喧嘩声が聞こえてきました。そして悲鳴。ちょっとびっくりしましたね。すぐに、あ、劇の練習か、と思うんですけど、さすがに、声だけ聞こえてくる、声しか聞こえないっていう環境ですとびっくりします。
うむ、なんだかとりとめもなくなってきましたが、最後に、演劇ってクラシック音楽と似てる気がします。同じ作品をいろんな角度で取り上げて、それぞれのパフォーマーが自分たちの特色を生かして実演する、という点において。まあ、そんなことを考えながら、演劇の練習声をバックに楽器を弾いてました。
月: 2001年9月
パスタの日
朝は結構天気よかったんですけどねえ。テスト受けてたら雨が降ってきましたね。しかも、なんでか昼休みに自転車の空気を入れに行ったら、そのせい(タイヤの中にあった金属片がもろに刺さったらしい)でパンクしてしまうし、なにやらついてない瞬間もありました。
まあそんなわけで今日はスパゲティを作ったというわけです。材料は卵に、ベーコン・・・お?カルボナーラか?と思わせておいて、実は違います。いや、ほんとは作ろうと思ったんですよ。でも生クリームなくて、他にもチーズとか、、、で雨降ってたし、そういうのをちゃんとしたスーパーに買いに行くのも面倒くさかったので、今日はバジリコでした。
材料:麺・バジル・パセリ・葫・ベーコン・卵・オリーブ油
手順:
パセリはみじん切りです。生(?)のを買ってきて頑張ってやってみました。これを見るとパン屋さん時代を思い出します。バジルは乾燥バジル。ほんとは自家製とかがいいですよね。ベーコン適当に切って、葫スライスして準備完了。
麺を茹でます。うちの鍋は底が浅いので結構たいへんです。容量はいいから、底の深い鍋がもう一つ欲しいですね。で、その間に、オリーブ油で葫とベーコンを炒めます。ゆであがったら、一緒に炒めます。このときにパセリとバジルを投入。たくさんたくさん入れましょう。塩、胡椒で味を付けて(黒胡椒がないのがつらい、これも欲しいな)できあがり。
皿に盛って、最後に生卵を真ん中に。これは九大の学食で好きだった所謂ルナスパゲティの真似です。タンパク質補給にはちょうどよしですね。
ざっと1時間もかかりません。これにインスタントスープを用意して、ビールビール・・・ぷはっ、うむうむ、うまいなぁ。次回こそカルボナーラに挑戦しよう。
LinuxなどNetの話
ここのところずっといじりまくっているわけなんですが、まあなかなかうまくいかないものです。
それはさておき、結構処理の待ち時間とかも多いので、それ関係の雑誌とかをその間によく読んでいるわけなんですが、なんというか、いろいろ知らないことだらけですね。
例えば1つのルータの下でLANでつながってるパソコン群って、その間での通信のやりとりって全部読みとれちゃったりするんですね。意外と僕らは不用心にメールを送ったりしているわけです。誰でも読めるのに・・・暗号化というのがもっと簡単に標準的なものにはならないのでしょうかね。
そうそう、夏休み明けの一コマ。うちの助手の先生と同期の子の会話。「ひさしぶりだね」「はい、ってきてないのわかるんですか?」「そりゃわかるよ。ネットにアクセスしたか見たらすぐに・・・」あ、やっぱりそうやってチェックしたりしてるのね。ということは、その気になれば、ネットサーフィンの内容も監視できてるわけで・・・う~む。別に怪しくはないけど、個人的なサイトをチェックしてるのバレバレだったりするのかな・・・それはそれで嫌かもしれない。かなり。そういう意味では、研究室内ではプライバシーは守れているのだろうか?いやあ恐いですね。
なまじ、うちの研究室付近はセキュリティが厳しいだけに、ログは結構しっかりと見られてたりするのかもしれない。メールとか・・・う~む。どうしても研究室を経由して送受信をしてるからなあ。。。いや、別に怪しいことをしてるわけじゃないんですけど、日常的なネットサーフが見られてるかもしれないってのはちょっとね。大丈夫だと思いますけどね。多分。。。
しかしネットワークはおもろいです。早く自分とこでもちゃんと組みあがらないだろうか・・・とまた今から格闘しますけどね。
大事件
ですね。でもこのアメリカのニュースを知ったのは、実は今朝起きてからという情報の遅さだったんですが・・・
僕がここで言うことなんてほとんどないに等しいわけで、それに僕らが今するべきことってなんだろう?と思った時、なにもその事件に対してはすることができないですよね。でも思うのは、できる限りいつもどおりの生活を送ることっていうのは大切ではないでしょうか。大統領もいっておられましたが、ここで動揺したり、絶望的になってしまっては、犯人達の思うつぼではないかと。
いろんな憶測の飛び交う中、どれが本当に正しい情報なのか、わからなくなってきている面もあるかとは思うわけなんですが、まあ、事情聴取も始まったようで、それなりに解決に向かっているのではないかと思ってます。
後は、ただ祈るばかりです。犠牲者の冥福を、それに、大統領のいわれる「戦争」がほんとに世界を巻き込む戦争になってしまわないことを。
自己の日常と他者の非日常
この二つはよくぶつかり合うことがあると思う。自分にとってのなんのことはない日常生活の中に、他人の非日常的なそういう生活を持ち込まれるのだ。
例えば、ここ京都で、休日買い物に行こうとバスに乗る。なんのことはない日常。とあるバス停で、いきなり何十人もの学生が乗り込んでくる。いかにも修学旅行生。落ち着きもない。通勤ラッシュ時の混雑ならまだいいものの、こんな休日の昼間に100%を超える乗車率をなんとする。そういうわけだ。
例えば、大学で、いつものように本を探しに図書館にやってくる。しかし気づけば、どうやら試験期間中らしく、異常なまでの人だかり。机が占領されてる分にはいっこうに構うところではないが、本棚の間の通路にも人人人。まったく探したい本も落ち着いて探すことなんてできない。大多数の非日常に汚染されてしまった。
とまあこういう具合である。前者は、よくよく考えると、土地柄的にはそういう事態をも日常に含んでしまうべきなのかもしれない。僕自身はまだ日が浅いので慣れていないだけなのかもしれない。しかし、後者のような例は、まあ誰しも経験あろう。自分の何気ない日常を、他人の非日常がかき乱すような、こういう経験は。
とはいえ、なんというか、こういうのもすべてはお互い様である。誰にでも非日常なんてものは存在するし、そのせいで、誰かの日常を惑わせているのだろう。そういうことである。
しかし、これだけはいっておこう、試験期間中に図書館で勉強することほど効率の悪いことはない。断言する。
話は変わって、今日、日中、なんだかCGIの調子が悪かったかと思います。カウンターは動かないし、掲示板も使えない、と。しかし原因不明。頑張ったんですけどね、サーバ側がまったく受け付けてくれませんでした。無責任にほっといたら治ると思っていたら、ほんとになおったし。ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m
雑誌購読
今現在僕が定期的に購入している雑誌は2種類ありまして、まあ、Linux magazineとHJ21です。後者の方は略称ですけどそこらへんは気にしないように。両方ともパソコン系、インターネット系の雑誌ですね。月刊と季刊の雑誌です。
雑誌を購読するなんて事はとても久しぶりで、この前はずずっと小学生くらいまでさかのぼります。なんていったか、多分「コペル21」だったと思うんですが、これまた「子どもの科学」みたいな雑誌で年間購読してましたね。それも数年間。確か廃刊になったので購読できなくなったと記憶してますが。。。
そんな感じで、いわゆる漫画週刊誌などというものは数える程しか買ったことがないんです。多分2~3冊くらいかな、今までの人生の中で。
もちろん、というか、なんというか、Macの雑誌もよく買います。こちらは定期的にというわけじゃなくて、読みたい記事があったときだけなんですが。だいたい、「MacFan」「MacFan Internet」「MacPower」ですかね。最後のが一番内容的には難しいです。
うーんと、だからなんなんだろう・・・あ、ようするに、その2冊の発売日がちょうどかぶってて先週の土曜日だったので、今日買いましたってことですね。。。ちょっと今Linuxいじりにたて込んでまして大変なことになってます。もう5時間もいじってる。なかなかうまく行かないんですよ。そういうわけで、今日の独り言もこの辺で
SETI@home
というのをご存じでしょうか?正式にいうと、The Search for Extraterrestrial Intelligence at HOMEというやつで、ようするに地球外知的生命体探索を家でしましょうという、そういうプロジェクト、プログラム、なのです。
バークレー大学だったか、とにかく電波望遠鏡でとらえられた膨大なデータを解析するのに研究所のパソコンだけではとても追いつかない、と、そこで、世界中のパソコンを利用させてください、というそういう趣旨のものですね。データも解析用のプログラムも無償でネットからダウンロードできます。僕らがやることはなにもないんです。ただパソコンをつけておくだけ。たいていはスクリーンセーバーとしてプログラムが起動して勝手に解析を行っています。1つのデータの解析が終わったらまたネットから新しいデータを手に入れる、とこの作業はずっと続くんですけど。。。もし解析中に何らかの発見があったら、解析者の名前がちゃんと公表されるようです。
まあ、僕も自宅と研究室両方で解析を行っている人なんですけど、解析ってのはやはりマシンの性能で速度がずいぶん違いまして、研究室のPBでおそらく1日くらいかかるような量を、たったの小1時間でしています。でもそのためにパソコンをつけっぱなしにしておくというのはなんだか本末転倒ですね。とはいえ、研究室のPBはつけっぱなしです。この週末もずっとそう。解析中なのがばれないように、こんなことのために電力を使っているのがばれないように、画面は暗くしてますが。さてどのくらい進んだでしょうねえ。
みなさんも是非いかがですか?ちゃちなスクリーンセーバーを入れてるよりはずっと夢がありますよ。
本家はこちらhttp://setiathome.berkeley.edu/
日本語解説はhttp://setiathome.ssl.berkeley.edu/home_japanese.html
う~んなんか変な勧誘メールみたいな内容になってしまった。。。あまり気にしないように。
手塚治虫の話
手塚治虫が好きなんでみなさん読んでみましょうという話です。僕自身、漫画もそれなりに所有しているはずです。とはいっても最近の文庫化によってようやく集め出したというほどの駆け出しファンですが。でもたくさん読みました。ブラックジャックとか火の鳥とかはもうメジャーすぎて当たり前、「七色いんこ」とか知ってますか?かなりおすすめ。こういう知識も手に入れてたんですね、ってびっくりしました。続き物というよりは短編に面白い、所謂風刺的な作品が多くて楽しいかと思います。古本屋で見つけた時に真っ先に買うのは短編集ですね。1冊の読み切りものとしましては、「鳥人大系」などがよろしいかと。
あ、もうひとつ名作を忘れてました。これを読んだ当時中学生の僕は涙しました。「ジャングル大帝」です。な~んだ、と思われたそこのあなた!原作を全部読んだことがありますか?
「ジャングル大帝」といえば、某デズニーが盗作した「ライオン○ング」なる映画がありましたね。まあ僕は見てませんけど、盗作って認めないから。でも今思うと、盗作じゃないですよね、設定は似ているかもしれないけど、あんな映画はだたの娯楽です。レオの成長物語。あ、レオじゃないのか、、、主役のライオンはなんていうんだろう?まあいいか。単なる成長物語とはわけがちがうんですよ。成長物語っていえばエ○ンゲリオンと一緒だ。
「ジャングル大帝」の原作を読んでてあんな自己犠牲の話はちょっと子供には見せられない・・・とか感じてたことをよく覚えております。是非原作を一度読んでみてください。最初は成長物語ですけどね、確かに。
と書きつつも、今こちらの部屋にあるのは「鉄腕アトム」「ブッダ」のみです。まだ全部そろってないんですよね、なぜか。だからこっちでちまちま探してます。「鉄腕アトム」といえば、これがまた、現代の人に一番読んで欲しい話ですね。特にロボットの開発が進んで、AIBOやら、ASIMOやら、先行者(笑)やらが世に出てくるようになった今、これから出てくる問題を未然に防ぐためにもあれは読むべきです。最初はロボットと仲良くとか思っていても、そのうちオメガ因子とかアトラスが誕生するようになったらまずいですからね。
ゴミ
こっちにきてからというもの、毎週毎週気になることがあります。それはゴミ。京都のゴミの出し方は不思議な区分けに基づいてる気がしてなりません。「家庭ゴミ」これはよし。「資源ゴミ」リサイクルできるものですね、ペットボトルとか缶とか。基本的にはこれだけなんですよ。あとは有料の大型ゴミとかだけでして。で、困っているのは、燃えないゴミの処遇です。「家庭ゴミ」の内訳には、生ゴミ・プラスチック・紙・ガラス・ゴム、、、どこにも金属類のゴミについては書かれていない。う~む、どうしたらよいのか?・・・うちから出る金属ゴミでどんなものがあるかっていうと、失敗したCD-R、ですね。着実に増えるので困ってます。とはいえ、一度ゴミとして出したことはありますが。もちろん「家庭ゴミ」として。「資源」ではないですからね、消去法で。
福岡にいた時は、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」でした。こっちでは誰も疑問に思わないのだろうか・・・「ゴミの出し方」という冊子にも資源ではない金属ゴミについてはなにも書かれていない・・・不思議な話ですね。
さておき、今日は家庭ゴミの回収日だったんですが、寝坊して出し忘れてしまいました。朝8時に回収車が来るって結構たいへんですよ。前日の夜には出すなって書いてあるし・・・来週の火曜まで、異臭を放たないことを祈るのみです。
昨日の続報。夕方N○Kからの解約(廃止となってますが)用の封書が来てました。この素早い対応は嬉しいですね。昨日のお姉さんの発言は忘れてあげましょう。
電話で
前々からずっとやろうやろう、やらないとやらないと、と思っていたことをついに実行に移しました。時間的には朝しかできないからいつも学校に行ってから思いだして、ああ明日の朝にしよう、と忘れるんですよね、つまりは。
電話を手に取り、ネットで調べた番号を押す。ぷるるる・・・「はい、ありがとうございます、N○Kです」お姉さんが電話口に出ました。用件を手短に話します。「テレビを売ってしまって、もうないので・・・」「え!!売ってしまったんですかぁ~??!!!」そんなに驚くことかい、お姉さん。こっちがびっくりだ。「はい、それで解約したいんですけど・・・」「えっと、今そこにはもうテレビはないんですよね!!!!」あんた信用してないだろ?そもそも京都に来たときからテレビはこの部屋にはないんですよ。パソコンで見てただけ。それでたまたまN○Kの人が来たとき、僕は台所にいて、そしてパソコンの画面にはサ○エさんが映っていたという隠しようのない状況だったから契約したんです。で、いまはパソコンでも見ることができなくなってしまってるんですよ、って説明してもいいけど、なにしろ電話代がかかるから、手短に。
「お名前の方よろしいですか?」「いとうけい、です」「住所は?」「○○○・・・○○荘です」「?○○ハイツじゃないですか?いとうけいじ、ですよね・・・」「いや、だから、いとうけい、ですって!」そう、たまにあるんですけど、名前が短いとなんだかその後ろにまだ文字を付け足さないといけない気分になってくるようです。「けい、、、の次は?」ときかれることもありますからねえ。
「そちらの方に担当の人を伺わせてもいいですか?」「はい、どうぞ、今週末の午前中とかがいいですけど・・・」全然信用してないよねえ。兄上が解約したときは封書だけですんだっていってたけど・・・仕方ないけどね、払ってない人多いみたいだから。「ちょっとお待ちください・・・」・・・約10秒・・「解約用の封書を送らせていただきますので、それを送り返すということでお願いします」あれ?人が来るんじゃなかったの?まあその方が楽でいいけど。。。
そんな感じで無事に解約成立。6月に契約して、8~9月は学生さんは無料らしいですんで、まあ2ヶ月分くらいは払うことになるのかな。これで無駄なお金を払わなくてよいので一安心です。それにしてもお姉さんの「売ってしまったんですかぁ?!!(語尾は上がる)」はかなり頭に残る台詞でした。テレビを持ってない人って結構いると思うんだけどなあ・・・