自己の日常と他者の非日常

 この二つはよくぶつかり合うことがあると思う。自分にとってのなんのことはない日常生活の中に、他人の非日常的なそういう生活を持ち込まれるのだ。
 例えば、ここ京都で、休日買い物に行こうとバスに乗る。なんのことはない日常。とあるバス停で、いきなり何十人もの学生が乗り込んでくる。いかにも修学旅行生。落ち着きもない。通勤ラッシュ時の混雑ならまだいいものの、こんな休日の昼間に100%を超える乗車率をなんとする。そういうわけだ。
 例えば、大学で、いつものように本を探しに図書館にやってくる。しかし気づけば、どうやら試験期間中らしく、異常なまでの人だかり。机が占領されてる分にはいっこうに構うところではないが、本棚の間の通路にも人人人。まったく探したい本も落ち着いて探すことなんてできない。大多数の非日常に汚染されてしまった。
 とまあこういう具合である。前者は、よくよく考えると、土地柄的にはそういう事態をも日常に含んでしまうべきなのかもしれない。僕自身はまだ日が浅いので慣れていないだけなのかもしれない。しかし、後者のような例は、まあ誰しも経験あろう。自分の何気ない日常を、他人の非日常がかき乱すような、こういう経験は。
 とはいえ、なんというか、こういうのもすべてはお互い様である。誰にでも非日常なんてものは存在するし、そのせいで、誰かの日常を惑わせているのだろう。そういうことである。
 しかし、これだけはいっておこう、試験期間中に図書館で勉強することほど効率の悪いことはない。断言する。
 話は変わって、今日、日中、なんだかCGIの調子が悪かったかと思います。カウンターは動かないし、掲示板も使えない、と。しかし原因不明。頑張ったんですけどね、サーバ側がまったく受け付けてくれませんでした。無責任にほっといたら治ると思っていたら、ほんとになおったし。ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m