「ローマ人の物語」15巻完結

ようやく完結したそうです。僕はまだ3巻目ですね。最近読んでないので・・・というか、文庫はまだ10巻相当までしかでていないので、仕方ないというか、なんというか。

手っ取り早く分かりやすいということが、それほど大切なことだとは思いません。歴史とは人間がつくるもの、人間そのもの。複雑な人間の営為を簡単に書くことなど私にはできません。私は叙述は好きですが、解説は大嫌いなんです
=略=
まったく別の文明圏に生まれ育った私は、クールに描くことができたと思います。私は政治とは結果だと考えます。その視点から見れば、帝政が悪いものだとはいえないし、キリスト教に対しても敵ながらあっぱれと思うことは多いですよ。こういう視点は、欧州の史家にはないかもしれませんね

そう、歴史本なのに叙述で、しかもなんかちょうどいい感じの距離感で、褒め過ぎずけなし過ぎず、どちらかというとかなり中立的な視点が、読みやすく、そして読みごたえのあるものにしてくれているんですよねえ。



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ローマ人の物語 15 (15)

塩野 七生
新潮社 2006-12


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塩野さんが15年かけて書き続けたように、焦らずじっくりと読んでいくことにしましょう。


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