11月に読んだ本-3

例によって古本屋で即買い。



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スプートニクの恋人

村上 春樹
講談社 2001-04


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改めて読んでみると「ノルウェイの森」に近い感じだなあ、と思ったけれど、よく考えてみれば、「ノルウェイの森」以降はこういう感じの小説が多かったんですっけね。出版時期としてはちょっといきなり飛びすぎたかもしれない(出版された順に読んでいったほうがいいなあ、という意味で)。まあ、この間の分を読んでからまたやって来ることにしましょうか。そしたらまた見た目が変わるかもしれないし。

というか、長編を全部揃えたら、間違いなく最初っから読み直すと思うんだけれど・・・(そして、睡眠不足の日が続くんだろうな)

高校の同窓会案内

実家経由で同窓会の案内がやってきた。同窓会、そういやそんな言葉とは無縁の日々を送っていたように思いますね。だいたい、過去はどんどん捨ててきちゃったしねえ。。。だけれど、ちょうど来年は高校卒業後10年だそうで、そんなこんなでの学年同窓会みたいです。

運悪く、というほどのもんじゃないけれど、この年末年始はさすがに生後3-4ヶ月の子供を連れて実家に帰る予定もなく、年始に行われる同窓会への参加は無理みたい。高校っていやあ勉強に音楽に学校行事にどっぷりな日々でした。そういう連中との再会ができないのも残念ですけれど、そういや、当時は今みたいに外向的でもなかった(今でも外向的かどうかは不明だけれど、少なくとも当時よりはずいぶんとまし)から、そんな中でのごく一部の仲間に会えなかったら行っても面白くないかもしれないな、と。

冷蔵庫に張られた返信ハガキを見ながらそんなことを思う今日この頃でした。とりあえず、幹事の人に住所変更はしておこうか、、、と思ったけれど、来年引っ越すし、まだ実家のままにしておきますか。

RSSセミナー

会社帰りに参加してきました。ご存知のようにRSSリーダーを開発している身としては、どっちかっていうと講演者側の立場に近い感じですけれど、冷やかし 😉 とビデオ係ってことで。の割りには、冒頭でいきなり話をふられてびっくりしたけれど。

いつもながら、大石さんのプレゼンには引き込まれるなあ、と思いつつも、それにしてもプレゼン資料170枚を2時間でこなそうというのは無理でしょ>社長さん。で、案の定、3分の1あたりで時間切れ。それはちょっと残念。でも、内容としては、月1か隔週くらいの全4回セミナーくらいに発展していけばいいんじゃないかなあと思いますね。参加者のみなさんも結構必死にメモを取ったりしていて、もともと関心があったとはいえ、いい感じのセミナーだったんじゃないでしょうか。こういう啓蒙活動も地道にしていかないといけないんでしょう。

プレゼンやデモ、質疑応答を見ながら、ちょうど開発しているEnsemble2ヘの開発意欲はどんどん高まっていくのでした。がんばるぞ。

落ち着いてきたリズム

最近ようやく生活のリズムが落ち着いてきた感じ。

多分、基本的には子供中心になっているようにも思えますが、それでも意外に自分の時間があるような気がしなくもなく。とはいえ、さすがに本格稼働は寝静まった21-22時以降ですね。いつもだいたい24時頃までは真剣プログラミングとか、家の用事とか。その後はゆっくり読書。寝るのはその後で1時頃でしょうか。ちなみに、朝は以前までとほとんど変わってないですね。

で、24時前後の読書タイムは結構好きだったり。

京都移住計画-8「工事契約・地鎮祭」

できるだけ早く家を建てたいという希望から、前回お話した見積もり第二段以降、ものすごいスピードでものごとがすすんでいきます。なんといっても工事契約と地鎮祭が同じ日。そして、その前日に最終見積もりが確定。うーん、皆さんお手数かけました。

そんなわけでやってきました地鎮祭。実は先週末の土曜日でした(これでようやく完全にリアルタイムな報告ですね)。京都は観光シーズンの真っ只中。いつもの出勤日より早起きして京都に向かうも、そんな朝早い電車の中にも観光客らしき人がちらほら。

当然のことながら、地鎮祭なんていう代物は生まれて初めての経験です。んで、諸般の都合(後述)により、約束の時間よりちょっと遅れて現地に到着したおかげで、ほとんど落ち着く暇も無く、工務店の社長さんと挨拶を交わし、神主さんに儀式の説明を受け、そのまま地鎮祭突入・・・まあ、特には何事もなく。さすがに後半、子供がちょっと泣きかけておりましたけれど、午前中は非常に天気も良かったし、いい気持ちでコトを終えることができたかな。

で、地鎮祭のあとは挨拶回りです。本来ならば、地鎮祭の前にもご近所さんに挨拶しておかなければならなかったそうですが、スケジュールがかなり厳しかったのと、遠方に住んでいる(まあ一応片道1時間くらいはかかる)からっていうことで、そこら辺のことをお断りしながらの挨拶回りでした。にしても、脇道のないブロックの角地なもんで、そのブロック丸ごととお向かいさんもずらっと、なので、総勢20軒強の挨拶回り。そりゃあ荷物のあまりの重さに集合時間も遅れてしまいますよ。まあ、軽めのタオルなんかにすればよかったんですけれど、タオルは工務店の専売特許みたいなものだし、いきなり20軒強のモノを集めようと思っても百貨店にそんなに在庫があるわけでもなく、お菓子か石鹸かの二者択一で石鹸になりました。石鹸も予定ではもうちょっと小さいつもりだったんですけどねえ。。。ちなみに、石鹸は「建築で埃がとぶから」という意味もあって建築時の挨拶では定番みたいですね。

たくさんまわらなきゃいけなかったですけれど、それで気を楽にして着工できるというならそれに越したことはありません。ご近所付き合いは大切ですからね。最初はほんとに大切。

その後、ようやく工事の契約。もちろん本来の順序としてはちょっと(?)前後してますけどね。支払いの相談とかそのあたりもしましたけれど、契約自体は全然問題なく。あ、そうそう、完成予定が契約上は5月末になってしまいました。もっと早くできるとは思いますけれど、安全をとって(契約違反にはならないように)ってことで。まあ、この感じでは引越は5月の連休明けになるかなあ、と思っているところです。

なんにせよ、僕らの出る幕としてはほとんど一段落です。あとはぼちぼち現場を見に行ったり、そういう感じでしょうか。もう一回資金繰りも調整しないとね。


さて、ここでちょっとだけ、お金のことを書いておきましょう。一般的にどうかは知りませんけれど、注文住宅の際のお金を払うタイミングとしての参考までに。

支払いタイミング : 金額内訳
設計事務所 設計契約時 : 1/4 設計完了時 : 2/4 建物完成時 : 1/4
工務店 工事契約時 : 1/3 工事途中 : 1/3 建物完成時 : 1/3

設計事務所さんの方は事務所によってはいろいろと違うかもしれませんが、今回は工事監督料も含んでいますので、こういう感じになってます。工務店さんの方は調整によっては多少の金額の前後はあるかと思いますけれど、どこでもこういうのが一般的のようです。で、ということは、「設計完了時」と「工事契約時」、両「建物完成時」が同じ支払いタイミングなので、この時点でお金が結構いります。ローンの組み方や、自己資金の回し方として、現金をどこに投入するのかっていうのはちゃんとあらかじめ計画しておかないと大変なことになりますからね。

特に土地建物別の2段階ローンの場合は、完成しないと残りの資金投入ができませんので要注意(この場合は、土地をすべてローンにして自己資金をできるだけ家に回す、というのが定石みたい)。今回は、結局まとめて一括ローンだったら、残り資金は任意のタイミングで投入できるようで(これは銀行によると思いますが)、そこの心配はいりませんけれど。

京都移住計画-7「設計完了・見積」

細かい設計段階に移り、部品選別や、具体的な位置・寸法の話へと移っていきまして、だいたいまとまってきました。んで、気になる見積もりです。やりたい放題に設計してみたけれど、予算オーバーでは目も当てられません。すでにかなり厳しい状況なので。

「工務店さんに見積もりを依頼しますね」といってから待つこと2週間ほど。ドキドキの見積もり第一段。。。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

えーと、無い袖は振れません。ほんと。どうせ、最初の見積もりなんてある程度高めに設定してあるんでしょうけれど、それにしても、これはしんどい。

大幅な予算オーバーということもあって、当然再調整がかかります。この段階で僕らがすることは何もなくて純粋に事務所と工務店さんのやり取り。なので、経過がよく見えないままにまた2週間程度が過ぎていきました。。。ほんと、待ってるのはつらかった。

で、さらにドキドキな見積もり第二段。。。

・・・!!!

え、なんでこんなに変わったんですか?と。いわばほとんど予算内に収まっている感じでびっくり。いくつかの(完成品として差がわからないという意味での)見えない修正もかかったんですが、それ以上に、工務店さんの方もかなりしっかりと全体を見直していただいたようで、ざっと見たところでは合格ラインにかなり近くなりました。ありがとうございました。

そこで、ようやく僕らの意見が投入されて「これはいらない」とか「ここはこっちで準備します」とかそういう細かい金額調整が続きます。例えば、既製品は工務店さんが買うより、施主持ち込みで取り付けだけ行ってもらう方が手間はかかるけれど最終的に安かったりするようで(ネットだとやたら安く買えたりするでしょ?)、そういう小技もいくつか。

実はその間に建築確認もおりていたそうで、いよいよ工事開始に近づいてきました。目指していた3月末入居はだんだんと(かなり)怪しくなってきたものの、それでもできるだけ早い方がってことで、最終見積もりと工事契約と地鎮祭がほぼ同時にやって来てしまいます。一瞬だけ急に忙しくなるってことですね。お金のこともありますし。

でも、着工してしまえば、ほんとに一段落です。僕らはほとんど何もできません。ただ、見ているだけ、って感じで。でも、できていく家を見るのも楽しみでしょうね。

そうそう、このブログシリーズもこれでようやく限りなくリアルタイムに近づいてきました。だから、最近更新間隔が短かったんですけれど。これからは比較的のんびり更新していきますかね。

情報処理学会関西支部講演会「Web2.0と自然言語処理」

タイトルがちょっとイタイかもしれないとか思ったりもするところですが、それはそれとして、なんていうかわざわざ有給を取ってまでいってきました。なので実は4連休中だったりします。

「自然言語処理」ってことで、まあ要はWeb検索やWeb解析系のお話でしたが、なかなか面白かったです。ほとんど宣伝されていなかったように思いますが、それでもかなり人が集まってました(主催者側も宣伝しなくても集まると思っていたらしい)。さすがにWeb系はホットな話題なのかな。講演としては、さすがに大学や大企業の研究施設にはお金も時間も人材もいるのね、って感じで。10000プロセッサとか意味がわからん(笑)。1CPUでApacheの負荷が重い〜とかいってる今日この頃なのにね。

Googleがあるのに、なぜ日本で検索エンジンを研究する必要があるのかって思ってましたけれど、やっぱり日本語の解析は日本でやるべきなのかもしれません。単語レベルでのマッチングだけでは物足りなくなってきたといいますか。

とはいえ、こういった最先端の研究がほんとに普通の人に恩恵をもたらすのはいつのことになるんでしょうね。だって、これだけGoogleが騒がれていても、多くの日本人はやっぱりYahoo!(まあ、こっちもロボット型にかわったけどね)から検索してますし。ネットに対する、あふれまくっている情報に対する欲求っていうのがまだ一部の人だけのものですからねえ。って、これはほんとにいつかかわったりするんだろうか?どうなんでしょうね。電話から携帯電話への移行は簡単にいえば似た者同士なのでそこまで障害はなかった気はするけれど、ネットはまだまだ全く新しい概念といってもよいと思えますから。2.0どうこういう前にそのあたりもあるんだよなあ、、、とか。

そんなことを考えながらの午後の一時でした。

11月に見たDVD-2



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AKIRA DTS sound edition

大友克洋 橋本以蔵 岩田光央
ジェネオン エンタテインメント 2002-12-21


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多分、映画を見るのは2回目。原作本は何回も読みましたけれど。確か、最初は映像から入ったから、原作本を読んだ時にその違いに結構びっくりした記憶がありますけれど、また久しぶりに映像を見ると、これまたなかなか頑張ってまとめたなあ、という感じで、それでも要素はしっかり含んでいて、やはり名作です。「GHOST IN THE SHELL〜攻殻機動隊〜」とかもありますけれど、世界にはばたく日本アニメの原点、というか世界のアニメの原点はここにあるということを再実感。

あれだけの映像をCGなして作り込んだそのすごさ(公開が1984年ですからね!)もさることながら、ストーリーも深く考えさせられます。でも、絶対に原作にも目を通して欲しいものです。本はかなりでかいけど。


Akira (Part1)


Akira (Part2)


Akira (Part3)


Akira (Part4)


Akira (Part 5)


Akira (Part 6)

日本アニメといえば、「オネアミスの翼」もまた見たくなってきた。あれも何度見ても泣けるんですよねえ。。。(でももってない。そしてなぜか結構高い)



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王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜

山賀博之 森本レオ 弥生みつき
バンダイビジュアル 1999-08-25


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京都移住計画-6「家の設計」

前述のように土地が決まってローンで慌てている間も、設計事務所の方と一緒に土地を見に行ったり、ラフ案をいただいて打ち合わせをしたりと、具体的な話をしておりました。最初に二人の希望とかをいろいろ話していたので、それに合わせてという感じで、おおまかな部屋の数とか配置はだんだんと落ち着いていきます。土地の広さは希望通りにあるものの、建ぺい率とか容積率がかなり厳しい目なので、その分建物の広さはそこまでは確保できません。それでも最大限僕らの希望をいかせるようにいろいろを調整していただきました。

まず、こちらのいろんな希望は、おおまかにはこんな感じでした。

  • 楽器の弾けるスペースが欲しい。ピアノも置きたい。
    (なにやら知人からいらなくなった中古ピアノをもらえる話もあるので)
  • 二人の作業部屋が欲しい。
    (僕はパソコンとかその系、相方さんはステンドグラスやらミシンやらの手作業場として)
  • 子供部屋はとりあえずいらない。空間だけあればあとで仕切りを付ける感じで。
  • 台所とリビングは別々で。
    (調理の空気がリビングに漏れるのがいやだそうです。今と一緒の形ってことかな)
  • 人が来た時に泊まれる部屋のようなものが欲しい。
    (二人とも招き好きなので)
  • お風呂とかトイレには全然こだわりはない。

で、出産を挟んで、そんなこんなしているうちに、ここに細かい間取りを書くことはしませんけれど、部屋の内容としてはこんな感じで落ち着くことに。普通の言い方をするのであれば4DKというところですかね。

1階 玄関
リビング ベースもチェロもピアノもAV機器も
容積率の都合と防音対策のため一部吹き抜け
で、その吹き抜け部分に壁一面の大きな本棚。夢のはしご付
(はしごは左右には動きませんが、足場がつきます)
台所 当然ガスキッチンで
僕の希望により食洗器付きのシステムキッチン
多数の調理家電もおさまるように
作業部屋 両壁側に備え付けの机と本棚
真ん中に子供用勉強机
光ケーブルもここに
電源ソケットたくさん(アース付もあり)
(つまり我が家のITインフラの中心)
予備室 ミニ和室
1-2人くらいなら泊まれるかなあ?
トイレ
2階 寝室 上に屋根裏あり
風呂
洗面台 トイレもあり
ランドリー ベランダと直結
クローゼット
子供部屋となるべき空間 今はただの空間
いずれカーテンで仕切るのかな
駐車場 最大2台分(1台も持っていないけれど)
屋根無しの門扉だけ
ちょっとしたテラス

やはり目玉はリビングの本棚ですかね。はじめは、吹き抜け部分に普通の高さの本棚だったんですが、本棚の上にずいぶんと空きがあったので「どうせなら、上まで本棚で埋めてもらえませんか?」っていうことを言ったら、ずいぶんと乗り気で付け加えていただきました。本棚下部にスペースがあまりないこともあって、可動式のはしごにはなりませんでしたけれど、ほんと「夢」のはしご付き本棚です 😉 。あふれ返った本と、管理しなくなってからずいぶんと日が経ってそろそろやばくなってきたCDやDVD、さらに大量の楽譜、がおさまることになります。なんか、あっという間に埋まったらどうしよう?という不安もありつつ。まあ、そこは作業部屋にも本棚あるし、いざとなったら屋根裏行きですから。

あと、相方さん自作のステンドグラスをはめたいという要望も聞き入れていただきまして、数ヶ所に入ることとなりました。

もともとシンプル路線の我々とシンプル路線の事務所ですから、さほどもめることもなく事務所が提示した案をたたき台にいろいろと注文をつけていく感じで、何度かやり取りをしながら、徐々に細かい部品選別へと移っていきます。

京都移住計画-5「土地購入」

ものごとがやっと本格的に動き出してきたわけでして、土地の売買契約(前金も納めた)を済ませたあとは、みんなの悩みどころ「資金繰り」です。

今回はいわゆる住宅ローンといっても、土地と建物が別なので、そこら辺をちゃんと吟味してくれるところにお願いするしかありません。こういう感じで。

  1. 土地建物別の2段階ローン
    • まずは土地代金だけ
    • 建物完成後に建物代金を追加
  2. 建物代金(計画段階だけれど)分も一緒の一括ローン

どちらの場合でも、話題のフラット35なんかは使えないようでした。で、なんにせよ住宅ローンというわけですから、申し込み時点である程度の建物見積もりもいるので、そこは設計事務所にお願いして、こちらの予算に合わせた見積もりを出してもらいました。(この頃に一緒に土地を見に行ったり、希望の聞き取りなどなど、裏で進行してましたが、これについては次回)

さて、自分で言うのもなんですが、運良く上場企業に丸3年以上勤め、相方さんのおかげで自己資金もそこそこあって、僕自身20代後半なわけで、いわゆる35年のローンを組む際に、銀行側から考えて特に問題となるような点は見当たらず、事前リサーチをかけた時も「是非うちで借りてください」的な返事をもらっていたので、そこはかなり楽観視していたわけです。

そういう感じで、大手都銀のすでに取引のあるとこ(わが家のメインバンク)から優先度を付けて攻めていきました。最初はほとんど第一志望だけに絞った感じで。。。なんですが、細かいことはここにはかけませんけれど、京都特有というか、おそらく戦後に大規模な区画整理を行われなった地域(つまり戦争で焼けなかった地域)特有というか、担保となる土地自体にそういう諸々の事情がありまして、銀行の窓口側はOKだったのに、ローンの保証会社からOKをもらうことができなかったのです。がーん。

そりゃあ、もうあわてましたよ。ローン契約の期限っていうのが決まっているので、それまでに契約を完了して、土地代を全額支払わねばすべては白紙に戻ります。期限まで余裕余裕と思っていた(1ヶ月前倒しでも大丈夫では?と思っていた)のに、急に大慌て。残りの都銀や、それだけでなく地銀にも総当たりをかけました。ここら辺はすでにおなかの大きくなってきた相方さんが駆けずり回ってくれました。あと、不動産屋さんにも何度も大量の書類を作っていただきました。ほんと暑い中お疲れさまでした。なにごともすべてがスムーズには行くはずもありませんね、と。

そんなこんなで、期限ぎりぎりに滑り込みセーフ、です。結局、そういう事情にも精通した感じの地元の地銀に落ち着きました。大手はたいがい「例外は認められません」的なところがあるから仕方ないですけどね。まあ、1行だけは大手でもOKをもらったんですが、最終的な連絡が1日遅くて間に合いませんでした。そういうのはほんと担当者の時間勝負ですな。ちなみに、ローンの形態としては後者の土地建物まとめて一括ローンとなりました。

7月末の最終契約も無事に終わり、土地登記も完了。土地だけはわが家のものになりました。これでようやく建物の方に専念できます。