京都移住計画-8「工事契約・地鎮祭」

できるだけ早く家を建てたいという希望から、前回お話した見積もり第二段以降、ものすごいスピードでものごとがすすんでいきます。なんといっても工事契約と地鎮祭が同じ日。そして、その前日に最終見積もりが確定。うーん、皆さんお手数かけました。

そんなわけでやってきました地鎮祭。実は先週末の土曜日でした(これでようやく完全にリアルタイムな報告ですね)。京都は観光シーズンの真っ只中。いつもの出勤日より早起きして京都に向かうも、そんな朝早い電車の中にも観光客らしき人がちらほら。

当然のことながら、地鎮祭なんていう代物は生まれて初めての経験です。んで、諸般の都合(後述)により、約束の時間よりちょっと遅れて現地に到着したおかげで、ほとんど落ち着く暇も無く、工務店の社長さんと挨拶を交わし、神主さんに儀式の説明を受け、そのまま地鎮祭突入・・・まあ、特には何事もなく。さすがに後半、子供がちょっと泣きかけておりましたけれど、午前中は非常に天気も良かったし、いい気持ちでコトを終えることができたかな。

で、地鎮祭のあとは挨拶回りです。本来ならば、地鎮祭の前にもご近所さんに挨拶しておかなければならなかったそうですが、スケジュールがかなり厳しかったのと、遠方に住んでいる(まあ一応片道1時間くらいはかかる)からっていうことで、そこら辺のことをお断りしながらの挨拶回りでした。にしても、脇道のないブロックの角地なもんで、そのブロック丸ごととお向かいさんもずらっと、なので、総勢20軒強の挨拶回り。そりゃあ荷物のあまりの重さに集合時間も遅れてしまいますよ。まあ、軽めのタオルなんかにすればよかったんですけれど、タオルは工務店の専売特許みたいなものだし、いきなり20軒強のモノを集めようと思っても百貨店にそんなに在庫があるわけでもなく、お菓子か石鹸かの二者択一で石鹸になりました。石鹸も予定ではもうちょっと小さいつもりだったんですけどねえ。。。ちなみに、石鹸は「建築で埃がとぶから」という意味もあって建築時の挨拶では定番みたいですね。

たくさんまわらなきゃいけなかったですけれど、それで気を楽にして着工できるというならそれに越したことはありません。ご近所付き合いは大切ですからね。最初はほんとに大切。

その後、ようやく工事の契約。もちろん本来の順序としてはちょっと(?)前後してますけどね。支払いの相談とかそのあたりもしましたけれど、契約自体は全然問題なく。あ、そうそう、完成予定が契約上は5月末になってしまいました。もっと早くできるとは思いますけれど、安全をとって(契約違反にはならないように)ってことで。まあ、この感じでは引越は5月の連休明けになるかなあ、と思っているところです。

なんにせよ、僕らの出る幕としてはほとんど一段落です。あとはぼちぼち現場を見に行ったり、そういう感じでしょうか。もう一回資金繰りも調整しないとね。


さて、ここでちょっとだけ、お金のことを書いておきましょう。一般的にどうかは知りませんけれど、注文住宅の際のお金を払うタイミングとしての参考までに。

支払いタイミング : 金額内訳
設計事務所 設計契約時 : 1/4 設計完了時 : 2/4 建物完成時 : 1/4
工務店 工事契約時 : 1/3 工事途中 : 1/3 建物完成時 : 1/3

設計事務所さんの方は事務所によってはいろいろと違うかもしれませんが、今回は工事監督料も含んでいますので、こういう感じになってます。工務店さんの方は調整によっては多少の金額の前後はあるかと思いますけれど、どこでもこういうのが一般的のようです。で、ということは、「設計完了時」と「工事契約時」、両「建物完成時」が同じ支払いタイミングなので、この時点でお金が結構いります。ローンの組み方や、自己資金の回し方として、現金をどこに投入するのかっていうのはちゃんとあらかじめ計画しておかないと大変なことになりますからね。

特に土地建物別の2段階ローンの場合は、完成しないと残りの資金投入ができませんので要注意(この場合は、土地をすべてローンにして自己資金をできるだけ家に回す、というのが定石みたい)。今回は、結局まとめて一括ローンだったら、残り資金は任意のタイミングで投入できるようで(これは銀行によると思いますが)、そこの心配はいりませんけれど。