細菌兵器

 ものすごい題ですが、そこは気にせずに。
 映像化している、していないにかかわらず、映像化しているとしてその映像が実写か、アニメかにもかかわらず、いわゆるところのSF系のストーリーにおいて、「細菌」というのは大きな題材の一つとなっていることは否定できないと思う。というか、最近の物語は、「細菌」関係多くなってきた気がしなくもないほど。
 確かに、ネタが無くなってきた時に、この題材は非常に便利なんでしょうね。いくらでも拡張できる。というか、詳細は不明なままでも大丈夫だし、とにかく危険な「細菌」を開発さえすればいい。あとは、まあ、軍事機密の研究所とか、「細菌」と「ワクチン」をセットで造って大儲けしようとしている製薬会社なんかを設定して、内部の人間が持ち出すなり、盗み出されるなりさせて、事件性を持たせればいい。そこに主人公が現れて、「細菌」を回収、処分。あるいは、「ワクチン」の作成、とかまあそんな感じでストーリーは流れます、たいがい。細部の創り方が製作者の腕の見せ所か?
 しかし、ほんとに、なんでもありですね。確実に死に至るというのは、もちろん前提条件だけども、空気感染するだけじゃなくて、ナノマシーンまで出てこられた日には、もうなんといってよいやら。そのアイディアの豊富さに感服です。
 そうそう、「兵器」じゃない場合もあるんですよね。「新薬」の「副作用」とか、そういうのはちょっと異例かも。この場合は、「ワクチン」の作成がメインになりますかね。
 映画とか見ていると、アクションものは、アクションそのものに気を取られますけども、よくよく考えてみると、そもそもの設定は、この「細菌」にあることが結構あるような、って、僕が見ているのだけですかね。
 「宇宙」とかそういう壮大なもんじゃなくて、あくまで身近ないわば「近未来」系のお話になってるから、そういう意味では、なんとなく現実味がありそうな、それでいて、やっぱりそうでないような、っていうところがいいんでしょうかねえ。
 映画、といえば、スターウォーズと猫の恩返しの公開がだんだん近づいてきました。今年の夏はこれで決まり!なのか?にしても、公開初日が土曜日というのはちょっとやられた。当然といえば当然なんですけども、やっぱり土日は人が多いから、初日にいくのはあきらめて週明けまで待つかなあ・・・(といっても、「猫」の方は週明けに夏休みがはじまるけど・・・)


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