今日はちょっとコントラバスのお話。でも当然ですが、専門家じゃないんで、嘘を書いているかもしれない。
コントラバスに限らず楽器を弾くということに対して、「脱力」という要素は非常に重要だろうと思うわけです。しかしながら、他の楽器はよく分からないですけども、少なくともコントラバスに関しては、「脱力」出来てなくても、弾けないことではないのもまた事実。ただ、力が入っているわけで、いい音も出ないし、これははっきりいって疲れます。
で、コントラバスの弓の持ち方には2通り(これが他の弦楽器とは異なるところ)ありまして、僕の偏見だという気もするわけですが、自分の印象としては、僕がコントラバスを始めた時にやっていたジャーマン式というのは、今のフレンチ式にくらべて、若干この「脱力」に関してごまかしが効くような気がするわけです。というのも、フレンチに移行してから、つくづく今まで、ごまかしてきたなあ、と思わずにはいられないから。
「脱力」をすれば、いい音も出るわけで、反対に、力が入る、ということは、いい音・大きな音が出ない→ますます変な力が入る、という感じの悪循環を簡単に引き起こしてしまいます。って、わかっているんですけどね。どうしても、オケで曲を弾いていて、まわりの人が情熱あふれる演奏をしていると、つい右手に力が入って・・・(要注意:情熱あふれる演奏≠脱力、というわけでは決してないんですが、今のところ、僕はそういう感じになっております)
まだまだ修業がたりんなあ、と思うと同時に、まだまだ「若気の至り」って感じで、大人の演奏は出来ませんねえ、という気がしている今日この頃でした。
ところで、明日の朝は部分日食です。場所によって、時間帯は若干違いますけども、だいたいが、6時台にはじまって、8時台に終わるような感じらしい。日の出自体は4時台だから、ある程度太陽も上がっていることでしょう。そんなわけだから、今日はさっさと寝よう。