京都移住計画-3「土地探し開始」

土地を買うといっても、むやみやたらにネットを徘徊してみたり、広告を見ているだけでははじまりません(いや、結局はそれで見つかったんですけれど)。地域ごとの傾向とか相場とか、そういうのはやはり専門家を経由したほうが分かりやすいですからね。というわけで、2006年春ごろ、京都の不動産屋さんに向かいました。

探してもらう条件はざっとこんな感じ。

  1. 土地の広さと価格最優先
  2. 大阪と京都の間なら特に地域にこだわりはない
  3. 駅から徒歩15-20分圏内(自転車で5-10分)くらい
  4. 建築条件無し

1.はともかく、2.が逆に探す範囲をものすごく広げてしまったようで、ごめんなさい。3.についても、最寄り駅自体がどんなに便利なところでも、結局駅にバスで向かったりしていてはこの場合本末転倒なので、やはり人力で駅にたどり着けるところがよかったんです。ちなみに、今でも駅まで徒歩15分くらいなので、その程度なら特に気にならないかな、と。よく「バス5分」とか書かれてありますけれど、それだったら「徒歩20分」とどっちがどうなのよっていう感じで。4.はつまり土地だけを無条件で買えるってことですね。設計士さんにお願いする場合にはこれは必須になります。ただ、後述するようにそこがネックなんですけれど。

何度か通いながら、図面をいくつも見せてもらったり、実際に土地もいくつか見て回ったりしましたけれど、そうそういい土地っていうのはありません。図面っていうのは単なる図形ですから実際にいってみないとわからないですし、いってみたらどうも(まわりの雰囲気を含めて)しっくりこなかったりするわけです。ちなみに、不動産屋さんによって取り扱っている物件にそんなに差があるわけでもないそうで。みんな共通のネットワークを持ってますからね。まあ大手か地元密着(つまり個人)かで雰囲気は違ったりしますけれど。

ただ、最大の問題は、建築条件ですかね。今はほとんどの場合、土地の売り出しっていうのは個人がそのまま不動産屋さんを介して売っているというよりは、建設会社さんが早々に買い上げて転売していることの方が圧倒的に多いです。その場合は当然その上に建つ建物はその建設会社さんが建てるので、それが「建築条件」ですね。交渉次第によっては条件をはずすこともできたりするそうですけれど、普通に探す場合、条件があるかどうかで検索にヒットする物件数が全然変わってくるんですよね。

と、そんなこんなで、ぐっとくる物件に出会わないままに数ヶ月が過ぎていくのでした。まあ、地価の相場とか、なにに注意しながら物件を見たらいいかとか、そういうのは少しずつ染みついてきましたけれど。


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