旅行記6(2005.9.30 ローマ)

 6日目、晴。ローマの観光の目的はなんといってもバチカン。バチカンに行くために、ホテルもバチカン側にとったわけですし、そんなわけで、朝早く起きてバチカンへ、、、と思っていたけれど、なにやらいろいろあって、結局バチカンの博物館に着いたのは8時半頃。すでにかなりの長蛇の列。みなさん朝早くからすごいですよねえ。そんな列(多分1km以上あった気がする。。。という意味では、アップルストア開店時の行列に比べればたいしたもんでもないんですけれど)に並ぶことで時間を浪費するわけには行かないので、とりあえず、サン・ピエトロ広場に向かう。(博物館へは翌日早朝にもう一度挑戦することに)

 さすが総本山。もう今までみてきたドゥオーモとは規模も迫力も全然違います。ただ、ぼぉーっと眺めて、写真を撮って、またまた眺めて、そんなことをしばらく繰り返しつつも、寺院に入るのはどうやら簡単そうであることを発見。というか、単に列がそれほどのびてなかったっていうだけなんですけれど。
 寺院の中もさすが総本山、という感じ。豪華絢爛。それ以外の言葉はありませんねえ。











 一旦ホテルに戻ってから、ローマにやってきた真の目的を果たしに行きます。そう、地図を見てみればわかることですが、この後ヴェネツィアに行くという計画を考えると、フィレンツェ – ヴェネツィア – ローマとかいう順番のほうがよいんじゃないの?と思うわけですけれど、そうはいかなかったのです。9/30にローマにいる必要があったから。なんでかっていうと僕が学生の時にお世話になり、相方さんもアマオケでお世話になった指揮者の先生がローマでオペラをやってるってことで、その楽日が9/30だったからなのです。そんなわけで、そんなわけのくせに当日券を獲得しにオペラハウスへ向かいました。実のところ、9/30にローマで「椿姫」をやる、という情報しかなかったので、自前でどこの劇場でやるかを探すほどのものでして、本当にあってるのかなという感じだったのです。
 そんなこんなで、印刷した地図を片手に歩いていますと、ようやくそれらしき劇場に到着。確かに、目的の演目のポスターがはってあります。ほっと一息しつつも、中に入って、カウンターでチケットを購入・・・と思ったら、「すいません、実は9/25におわってしまったんです・・・」と。えー!!!確かに9/30の楽日の前は9/25ですけれども、えー!!!なんのためにここまでやってきたの〜!!!
 仕方なく劇場をあとにしました。真相はいまだに謎のままですけれど・・・そのうち本人に聞いてみねばなりませんね。

 スケジュールを変更して、博物館へもう一度行くことに。ガイドブックによれば、閉館の1時間前くらいに行くと並ぶことなくはいることができたとかだったので。でもその前に昼食。昨晩ホテル間の移動の時に見かけたレストランに行ってみる。外でイタリア初のピザを注文し、おいしくいただきました。ピザはここのが一番でしたね、ほんと。








 で、そのまま再度博物館へ。結構人だかりはあっていたけれど、確かにすんなりと入れました。学んだこと。”さらっと見るだけのつもりなら、閉館1時間前くらいがベスト” これは今後も役に立ちました。中に入ったら、とにかくシスティナ礼拝堂を目指します。そう、ここにはあの「最後の審判」があるんですよ。
 そこそこの人込みの中(多分、朝だったらもっとすごかったのかも)で、順路を進んでいきます。途中ラファエロの間につながっていて、「アテネの学堂」も拝見させていただきました。これもすごかった。で、最後の最後にようやく到着「最後の審判」。もう、なにもいうことはありません。感動感動。感激感激。ちょっと首が痛かったけれど。(こっちの芸術作品はたいがい大きいし、天井にまで広がっているから長時間見るには首が痛い)しばらくの間その場に立ち尽くしてしっかりと堪能してから、礼拝堂をあとに、で、そのまま博物館もあとに。

 時間ができたので、明日のヴェネツィアへの切符を買いに行った帰りにスペイン広場に行きました。「ローマの休日」の舞台ですね。ああいうイメージで行ったのにも関わらず、ついてみれば、ものすごい観光客の数。なんじゃこりゃ、と。仕方がないので、階段に座って、バチカンで購入した絵はがきを書いてしばらく過ごす。なんか、不用心な日本人もたくさんいたし、それを狙っているかのような怪しげな人たちもたくさんいたし、そんな感じ。あ、でも、結婚式をやってる人がいて、それを見られたのはなんかちょっと雰囲気よかったかな、と。
 階段の下の方はそんな感じだったんですが、階段を上ってみると、全然そんなことはなくて、人はまばらになってくるし、最初っから上ってればよかったかもねえ。陽が沈むまでの間、広場の上に立って、その空を眺めてました。








 夕食は、昼間と同じ場所。下手に違うところに行って、失敗するよりは、確実なところを、というのがありましたから。今度はパスタとメイン料理。これもおいしくいただきました。チップを払うのにもだんだん慣れてきたような。。。


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旅行記5(2005.9.29 フィレンツェ – ローマ)

 5日目、晴。だけど、昨日のうちにどうやら雨が降っていたらしい。

 日本へ送る荷物を詰め込んだ段ボールを抱えて、中央郵便局へ行く。郵便局で話を聞くと20kgまでなら船便で送れるとのこと。早速秤に乗せると22kgをこえてました。その場で箱をあけていくつかの荷物をとり出す。なんとか20kgぎりぎり(19.88kg)にしてから送る手続きをしてから、任務完了。1ヶ月くらいかかるということだったから、帰国してからちょうどいい具合に荷物を受け取れるかなあ、と。


 ホテルに戻ってチェックアウト。荷物を預けたまま、最後のフィレンツェ観光へ。今度こそドゥオーモに入ろうと思ったけれど、あいもかわらず大量の人混みに、まあ、いいかな、と、その場をあとにする。おなかが空いていたので、近くのファーストフード店に入って地元の人同じようなものを注文し(ちょっと注文しすぎたか?)久しぶりのビール片手に食い尽くす。しかし、食事は「はずれ」だったたことがないので、それはほんとに運が良いというかなんというか。。。


 サンタクローチェ教会ヘ行き、ミケランジェロとかガリレイとかロッシーニの墓でお参りを。教会の中はそれなりに人がいたけれど、ちょっと奥へ進んで、ある意味何にもないところへ行けば、さっきの人だかりはどこにいってしまったんだろう、と。まあ、僕はそういうちょっとのんびりしたところが好きなので、ちょうどいいといえばいいんですけれど。


 アルノ側を渡ってピッティ宮へ。来たのはいいけれど、天気も良かったし、ちょっと前の広場に座り込んだら、、、そのまましばし昼寝、ぐぅ。30分ほどうたた寝した後に、宮への列へ並ぶ。中ではパラティーナ美術館に入ってラファエロの作品を見たり、多くの美術品とか、装飾品を見たり。


 そんなこんなで、フィレンツェをあとにすることに。またまたユーロスターに乗って一路ローマへ。
 ローマに着いたら結構遅い時間だったんですが、地下鉄に乗って、ホテルに向かいます。夜だったので、安全のために大通りを通って、、、と、やっているとまたまた遅くなって、ようやくホテルに到着。。。したのに、どうやら遅かったことが原因で、キャンセル扱いになってしまったらしい。かわりに同等のホテルを用意した、という感じだったので、夜も遅かったし、車で連れていってくれるってことだったから、その話を信じて、移動。結局さっきの駅の近くのホテルへ。苦労して歩いていったのはいったいなんだったんだろう・・・とか、そういうことは気にしないことにしました。駅の近くになったおかげで、翌日の移動も楽になったし、その移動中においしそうなレストランも見つけたし。
 夕飯は食べていなかったけれど、ローマに着いてからのごたごたで異常につかれてしまったし、お昼にたくさん食べていたしで食欲もなかったので、その日はそのままお休みなさいでした。

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後日談

送った荷物はというと、帰国したら、すでに届いていたらしく不在票が入ってました。再配達をお願いして、無事受け取り。さて、中身も無事だったかといえば・・・実はそうではなくて、蜂蜜の瓶が1つだけ割れておりました。ビニールに入っていたからさほど被害は広がってませんでしたけれど。瓶ものといえば、オイルとかが割れていたら大変なことになっていましたけれど、そんなこともなくてよかった、というべきでしょうねえ。

PHP5.0.5とApache2.0.55

 ふと、PHP5でSQLiteを使ってみよう、と思い立ちまして、しかし、それようにコンパイルしていなかったので、この際だからと玄箱に5.0.5を導入しました。

./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs  \
    --with-mysql=/usr/local/mysql \
    --enable-mbstring \
    --enable-mbstr-enc-trans \
    --enable-mbregex \
    --enable-versioning \
    --with-sqlite

コンパイルするとあいかわらず、以前と同じエラーがでるので再度対処してから無事終了。で、ついでにapacheも2.0.55ヘアップデート。

 なんで、突然PHP5 & SQLiteかっていうと、それはまた後日。

旅行記4(2005.9.28 フィレンツェ + シエナ)

 4日目、晴。タイトルの”+”は行って日帰りで戻ってきたから。

 朝のバスでシエナに向かいます。1時半くらいバスに揺られながら、外の景色をのんびり見てると、シエナに到着。到着するとそこにも朝市が広がってました。朝市を抜けながら、いくつかのものを物色しつつ(翌日の朝に船便で荷物を送る予定になっていたので、気が強い)、街中に突入。シエナ色の街並みをぶらぶら。





 ようやく向かった、「世界一美しい」といわれるカンポ広場・・・だったんですが、向かうにつれてどうも様子がおかしい。広場の方がやけににぎやかなんですよね。もちろん、観光名所だから人がたくさんいてにぎやかなのは当たり前なんですが、そういうのと違って、雰囲気に似合わない音楽は鳴ってるようだし、マイクの声も聞こえてくる・・・正体は、というと、結局よくわからなかったんですが、子供向けのイベントをやっていたみたいです。きれいなはずの広場にマットをたくさん敷いて、日本でいえば、祝日なんかに大きめの公園なんかで行われているイベントみたいな感じですかねえ。あまりのショックに声も出ず。。。って、まわりの観光客のみなさんも「なにごと?」っていう感じでしたけれど。広場のまわりを歩いて素通り。


 再びぶらぶらしつつ、昼食を。イタリアに来て初のパスタ。ワイン片手に本場のパスタに舌鼓。エスプレッソも飲んでご機嫌ご機嫌。
 で、ここのドゥオーモに入って、もう一度広場に戻る。どうやらイベント自体は終わってしまったらしく、マットをぼちぼちと片付けているところでした。バスの時間もあったんですが、それまでにマットが片づいたらいいなあと、広場のカフェでお茶を飲みながらのんびり片付け模様を眺めていました。
 すると、なにやら、ベレー帽をかぶった怪しげなおじいさんが登場。ポケットから水鉄砲を出しては人の頭上にむけてうってみたり、突然笛を吹いて交通整理をしてみたり、、、どうやらその悪戯自体が芸みたいなんですが、これが結構面白かったんですよね。(まあ、文章ではさすがに伝えられないんですけれど)僕がその悪戯の被害に遭ったわけじゃなかったんですが、ちょうど座った席が、その悪戯の舞台の正面だったので、かなり笑わせていただきました。被害者の中にはちょっとむっとする人もいましたが、ほとんどの人は笑って次の悪戯を見てるって感じでしたね。
 その悪戯ショーが終わった頃に、ちょうどバスの時間に近づいていたので、小銭を渡したついでに記念写真も撮ってもらいました。ちなみに、結局広場はきれいな状態には戻らなかったんですよねえ・・・


 フィレンツェに戻ってから、夕食。Dさんに教えていただいたもう一軒のレストランに行く前にスーパーにより、明日送る荷物を買いあさる。瓶詰めとか、オリーブオイルとか、、、なんであんなに買ったんだろう、と思うほどに。
 レストランでは、盛り合わせみたいなものと、パスタを注文。盛り合わせがかなりボリュームあったので、それを二人で食べてちょうどよかったです。スーパーに行く前に予約していた(海外のレストランでは予約が基本らしい)こともあって、いい席でのんびりとした食事をすることができました。





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写真まみれ

 ご存知のように、日々、旅行記を書きながら、3週間で撮りまくった950枚もの写真を整理しているわけなんですけれども、今日、結婚式の写真とやらが式場から届きまして、スナップ写真の大量のネガが・・・というわけで、式の写真をフィルムスキャンしながら、旅行の写真を整理する、という日々が続きそうです。フィルムスキャンも便利なんですけれど、時間はかかりますからねえ。。。ネガもたくさんあるし・・・がんばるぞ!

 そうそう、焼き増しも当然自前で行う予定、、、だから、スキャンしてるんですけどね。

旅行記3(2005.9.27 フィレンツェ)

 3日目、晴。昨日の予定通り、Dさんにつれられて毎週火曜日に開くという朝市に出かける。ものすごいお店の数と、人混みに、荷物の安全を確認しつつもただひたすらに(途中まではDさんと一緒に)ぶらぶら歩き回る。一通り奥まで行ったあとに、引き返しつつ、目ぼしいものを購入して回る。ここでお土産を買って郵送すればいいというアイディアをいただいたこともあって、ほんとにかなりの時間歩き回って物を買っていたような・・・
 途中で、川岸にでて(朝市は川の横の道で行われていたので)軽く昼食。豚の頭からそぎ落とした肉をパンではさんだものは、ほんとそれ以外になんの味付けもなかったのに、すごくおいしかったです。辺りを見回してみても、なんかものすごく京都鴨川と同じような印象を受けて、それはそれでほっとしてみたり。
 「食べてみたいものを買って来たら、今晩家で料理するよ」というDさんの言葉に甘えて、食べたことや見たことのない食材をいくつか買ってみたり。








 結局13時過ぎまでぶらぶらしていて、多くの店が閉まり始めた頃、お店でもらった(荷物でいっぱいの)段ボールを担いで帰る。結構重かったかも・・・

 ホテルでちょっと昼寝、、、と思ったら起きたら17時近くになっていた。2-3時間熟睡していた計算。あわてて外にでる。そう、今日の午後は「別行動」の時間。たった1時間半程度のものになってしまったけれど、18時半にホテル集合ってことで、各自思い思いのことを、、、って、僕は相も変わらず、ひたすらフィレンツェの町をさまよってましたけれど。翌日のシエナ行きのバス切符を買いに駅にいったくらいで、あとは特に目的もなくさまよう。目的もなく、地図もろくに見てなかったから、途中でどこの写真を撮ったのかよくわからないんですけれどねえ・・・
 ドゥオーモに入ろうと思ったけれど、時間が遅くでダメだったし。








 で、ホテルにて合流し、Dさんのうちへお邪魔することに。ちゃちゃっと準備をして、料理満載の食卓を囲んで楽しい一時。ほんとありがとうございました。


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抜歯2

 ちょっと間があいてしまいましたけれども、今日は左上の親知らずを抜きました。前回同様麻酔を打って、お医者さんが力ずくで引き抜く、と。30分くらいで終わってしまいましたね。
 麻酔は抜けたんですけれど、やっぱり当日はまだ不思議な感じですねえ。前回の方はもうすっかり慣れた感じで、まだたまに食べかすがつまって取るのに苦労することはあるけれど、それでも歯茎も盛り上がってきて、生命(身体)ってすごいな、と感じる今日この頃。

 しかし歯医者通いはまだ続きます。そもそもの本題だった歯茎の治療がまだまだなんでねえ・・・

旅行記2(2005.9.26 ミラノ – フィレンツェ)

 2日目、晴。ホテルが駅から遠いこともあってか、おそらく旅行中唯一スーツケースを持ったまま観光に向かう。(といっても、まだ何も買ってないから軽いもんでした)

 とりあえず、ミラノの中心部にむけてぶらぶらと1時間ほどかけて歩いてみる。途中で無印のお店を見つけたり、あいていないお店でウィンドウショッピングをしてみたりしているうちに目的地であるドゥオーモに到着。思えばこういう教会を生で見るのは初めてなわけでしたが、しかしでかいですよねえ・・・工事中で正面からの様子がよくわからなかったのは残念でしたけれど。
 早速ドゥオーモに入る。荷物チェックなんかもありましたけれど(というかその後チェック自体はしょっちゅうだったので、特に気にならなくなりましたねえ)普通に入って、またそのでかさに呆然。(これも、いろんな教会を見ていくとだんだんその驚き自体は失せていったような・・・)
 基本的に教会内はフラッシュ禁止でしたし、たとえ禁止されていなくてもフラッシュをたくような野暮な真似はしたくなかった(雰囲気が壊れる〜)ので、写真はパソコンで見てみるといまいちなものが多いですが、まあ、その中でもなんとか耐えうるものを載せていくつもりです。








 ドゥオーモを出て、ガッレリアの方に向かい、まわりをぶらぶらと観光しつつも、ショッピングもして、お昼頃には駅に向かう。ここからフィレンツェへ移動。ざっと3時間弱。ユーロスターという新幹線みたいなのに乗って移動。朝、ホテルから拝借してきたパンや昨晩の残りのチーズとかを片手にワインをあける。交代でうたた寝しているとあっという間にフィレンツェへ。


 フィレンツェの印象としては京都の東山といった感じか?川があって、伝統のお店なんかがずらっと並んでいる。3泊しましたけれど、歩き回っていてますますそんな印象を受けてました。
 川沿いのホテル(普通なからかなりのお値段なんですが、風呂・トイレ共有だったので安かったです)に荷物を置いてから、知人に紹介していただいた知人の知人(以後Dさんとしましょう)が勤めている宝石店に向かう。初めてあったのに、いろいろと教えていただきました。感謝感謝。とりあえず、翌日の朝市にもつれていってもらうことに。


 ぶらぶらとそのあたりの有名どころを散歩。やはり教会はでかい。時間も遅かったので、その日は外観を見て回るだけに。(といっても、結局どこにも入ることはなかったような・・・)


 その日の夕食はDさんに紹介してもらったところに行く。海外旅行で初めてのレストランでの食事。料理のメニューもDさんに教えてもらった通りに注文。食べたことのないものばかり。またまたワイン片手にぐぐっと。。。って肉の量多いんですけれど、、、600gってどうなのよ。。。(これが、この後の大量ご飯の幕開けだったか・・・)これをこっちの人は一人で食うのか?恐るべし。
 あ、あと、イタリアの飲食店の女の人は基本的に愛想が悪(というか仕事をちゃんとしているようにはみえな)かった。男の人はどこの国でもものすごく働き者でしたけれど。
 おなか一杯になって、お休みなさい








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旅行記1(2005.9.25 大阪 – ウィーン – ミラノ)

 さて、いよいよ旅の始まり。10:40関空発ウィーン行きの飛行機に乗るべく、時差ボケも考慮しながら2-3時間の仮眠を取り、家を出ました。なんでかやっぱり出る頃にはばたばたして乗ろうと思っていた電車に乗るために結構小走りをした感じ。まあ荷物といってもスーツケース1つですから、楽器とか、結婚前後の荷物運搬に比べればかなり軽いもんです。そして、結局電車にもぎりぎり間に合い、いざ空港へ。
 当然のことながら、いつもは国内線しかお世話になっていないので、初めて国際線のロビーに向かう。とは行っても、思ったほどに時間がかかるというわけでもなく、出国の手続きなんかは一瞬でしたね。

 今回は、格安航空券を得るために、9月になってからようやくチケットの手配をはじめたわけですが、それでひっかかったのがオーストリア航空。なので、旅行中のほとんどすべてのフライトはオーストリア航空にお世話になりました。あの、真っ赤な制服にも、緑の座席にも慣れましたねえ。
 で、10:40、ついに飛行機は動き出し、日本をあとにするのでした。道中はのんびりと本(ダ・ヴィンチ・コード)を読んだり、ガイドブックを見ながら現地での予定を立てたり、寝たり、で10-11時間ほどを過ごしました。

 ウィーンに着いたら、お昼で、見渡す限りの青空。湿気も多く、残暑厳しい日本と違って、いい感じ。ここからミラノの空港へ乗り継ぎ。大きなバスに乗って飛行機のある場所に向かったら・・・ほぉ、こんな小さな飛行機なのか、と。大阪 – 羽田間の朝一の飛行機でももう一回りくらい大きそうな感じ。それでもほぼ満席みたいな感じでしたけどね。晴れていたので眺めも良く、気持ちよいフライトでした。こっちは2時間ほどで到着。(このあたりからだんだん長時間の移動に慣れてくる)夕方前くらいでしたかね。ミラノは。
 ミラノ市街地に出るべく、空港バスに乗りました。ようやく、海外に出てきたんだ、ということを実感し始めて、ちょっとどきどきしながらバスにのること1時間。やっと、ミラノの中央駅に到着。この時点でざっと21時くらいだったかな。ホテルが若干遠かったので駅のスーパーで、食材を買い込んでからホテルに向かう。22時頃にホテルに着いたら、「本日最後のお客さんです」と笑顔でいわれてしまったし。そういえば、地下鉄の切符売り場でもたもたしていたら、うしろのお兄さんが優しく教えてくれました。決して安全な地帯ではないけれど(特に日本人は狙われやすいし)優しい人もいるもんだ、と。
 シャワーを浴びてから、ベッドの上に食材を並べ、本日の夕食。テレビをつけると、ハリーポッターの「秘密の小部屋」をやっていたので、それをぼーっと見てました。当然イタリア語だったけれど。











 そんな感じで、初日の移動日は無事に終了。

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ヒゲ

 もともとは普段使用している電動シェーバーが海外の電圧(240Vとか)に対応しているのかどうかわからない、というのが発端ではあったんですけれど、まあ、毎日ヒゲを剃るのも面倒だったし、荷物にもなるから、ということで、3週間剃らないでいました。これだけ伸ばしていたのは当然初めてだったんですけれど、まあ、そこそこのびたのかなあ、、、中途半端ではありますけれどもねえ。そんなわけで、旅行中の、ヒゲを中途半端に伸ばして、サングラスを書けた自分の写真は怪しさ満点でしたけれど・・・

 んで、先ほど、それをまとめて剃っちゃいました、と。ある意味見慣れていた顔だったんですが、やっぱり元に戻るとそっちの方が安心するような気がしなくもない。すっきりしたし。これでまた一歩現実世界に戻ってきたかなあ、と。