久しぶりに日付が変わってしまいました。やっぱり、でかける前に、どっかに原稿書いておけばよかった。というか、携帯メールで更新できたらいいんですけどねえ、、、メールサーバも自前にしないと駄目でしょうね。そんなのは。
さて、今でこそ、CDやMDなどというデジタルメディアが普及しているわけですが、一昔前は、テープやレコードなどというアナログメディアがすべてだったわけです。テープというは、考えてみるとMDより気楽に録音とかが出来たような気がするんですが、(アナログであった分だけ、操作が簡単だったと思う、多分)そういう意味では、ラジオを録音してみたり、日常生活の音声を録音してみたり、というのは、デジタル化してからのほうが、あまりされなくなってしまったのではなかろうか、とか思ってみたり。
ま、そのあたりの見解の是非はどうでもよくて、本題としては、そういうふうに、いろいろテープというメディアに残された情報というのが結構あったりするわけなんですが、なにしろ、アナログなんで、半永久的?にデータが保存されるらしいデジタルメディアとは違って、情報の劣化や、媒体そのものの破損による損失などというものがつきまとうわけです。(破損はデジタルでもあり得ますけど、メディア自体の丈夫さから考えると、磁気テープはより破損しやすいと思われます。よね?)
で、最近よくいわれているのが、そういう、いわば10年も20年も前のデータをデジタル化して、未来に残していこう、というそういう動きがあったりするわけです。それに、テープを再生する機械は年々日常生活のまわりから消えていってしまっているわけですし。伊藤家的にもそれは例外ではなくて。先日デジタル化のためにテープが送られてきました。第一段として14本。
日付を見ると結構すごいですよね。昭和50年とか、生まれてないし。細かな編集は実家に任せるとして、取り込みだけを担当したんですが、さすがに古いだけあって、テープもかなり弱ってます。14本中3本が、再生かあるいは早送りの最中に端までいった勢いで、テープが切れたり。なんか、えらい時間かかってるなあ、と思ったら、ずっと空回りしてたんですよね。ショック!幸い、応急処置により音声の取込みは出来たので、データとしては保存できる形になったんですが、結構ぎりぎりのラインでしたよね。
そういう意味では、今このプロジェクトが作動して正解でした。他にも、オケのパート発表会のテープもとりこんだりしているんですが、今のうちにやっておかないと、テープ自体の寿命が刻一刻と近づいているようです。
そういうわけで、アナログデジタル化のすすめです。今のうちですよ。懐かしい録音を将来に残しておくのは。特に20年以上前の録音はかなり危険な状態にあるといっていいでしょうね。