バリアフリー

 コントラバスをキャリーに載せて運ぶ時、いつも思うのは、バリアフリーって、単に自治体や建物の責任者が通路の構造を考えたり(段差を無くすとかスロープをつけるとか)すればいいとか、そういうことだけじゃないんだな、ってことですね。
 いや、要するに、歩道をコントラバス牽いて歩くわけですけども、これが通れないところって、絶対車椅子は通れませんよね。まあ、これは、京都にコントラバスを持ってきた時も、さまざまな駅で同じことを感じたのは、そうなんですが、(乗降客はたくさんいるのに、エレベーターがないとか、そればかりじゃなく、エスカレーターすらない駅もたくさんあったし)今回のはそういうんじゃなくて、いってしまえば、単なる路駐です。
 だいたい、そもそも駐車禁止の標識立ってるんですけどね。まあ、多分、そのあたりにすんでいる人の関係者なんでしょうけども、で、しかも一応丁寧に歩道に乗上げてくれているもんだから、車道側からすれば、確かに邪魔にはなってない。でも、僕は通れないです、はい。この場合、というか僕の場合は、もちろん、キャリーごと持上げて車道側に下りたりとか、ちょっと斜めを向かして通り抜けたりとか、そういうことをして障害を回避できるんですが、車椅子とか、あるいは、手押車を押す老人の方とかだったら、かなりの困難が予想されるんですよねえ。
 だいたい、車道に下りるのもそれなりに、というか結構危険だし。絶対、車側からは、「危ないやつだな」って思われてるに違いない。でも、仕方ないんですよね。歩道が通行不可能なんだし・・・だいたい、京都の道路はたいがいどこでも狭すぎです。仕方ないけど。
 と、こういうふうに書いていると、まあ僕が自己中心的で我侭なやつだとか、そういうふうに思われたりするのかもしれないですけども、その辺はとりあえずおいといても、自分も障害物を作る可能性のあるものとしては、こういうことに気を付けないといけないなあ、とそう思う今日この頃でした。とりあえず、車はないけど自転車はありますからねえ。。。


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