これは iPhone Advent Calendar 9日目のエントリです。
iPhone Advent Calendar 2013 – Adventar
advent calendarなんて初めて参加しますが、ここはあえて開発の話じゃなくて、iPhone周辺機器の話を。2年ほど前にも類似のエントリを書いていたんですが、状況が変わったので最新版ってことで。
たまに、ヘッドセットについて聞かれることがあるので、なにかの参考になれば、と。
なぜBluetoothか
普段の通勤で往復2時間半くらいかけているわけですが、その間は基本的に音楽とかPodcastを聞いています。その意味でiPodはそれこそ古くからのおつきあい(くるくるホイールの2代目からかな?)。
Bluetoothのよさは何といってもケーブルからの解放です。
たとえば、背中のリュックにiPod入れてて、そこからイヤホンケーブル伸びてるとして、電車に乗ってリュックを背中から下ろす。もうこの時点でケーブルと腕が絡まりそうになったり。んで、リュックを床に置こうとしてもケーブルの長さがたらなくてそれも無理だったり。そんな感じ。
しかも夏場になると汗かいた首筋にケーブルがひっついて、なんか妙に気になったりするし・・・
そんなこんなで、iPhone以前からBluetoothのヘッドセットにはとても興味がありました。実際、iPod nanoにBluetoothのアダプタつけて使っていたこともありましたし。iPhoneになってからはBluetoothが搭載されましたので、それだけで歓待にワイヤレスな音楽環境が手に入るようになりましたね、と。
今使っているのが正確に何代目のヘッドセットかは覚えていないですが、結構満足しているので、ここに至るまでの遍歴などを書いておこうと思います。
前提条件
まず、条件として(というほどたいそうなものじゃないですが)こんなこだわりがあります。
音質は気にしない
いきなり、こだわり?なのか、ってところですが、基本的にそんなに音質気にしないです。通勤時のBGMなので。道路での車の音とか、電車のアナウンスだって聞こえてこないと困りますしね。
耳掛式はダメ
フックを耳にかけるタイプは除外です。これは純粋に、眼鏡のフレームと干渉することがあってとても気になるからです。
インナーイヤーがいいな
最初のとやや矛盾している感はありますが、ある程度は外部の音を遮断したいという重いもあります。程度問題的に。あと、音漏れがない(なさそう)なのが気兼ねなくていいとか、そういう感じで。
通話することはまずない
そもそもiPhoneを電話として使うことがほとんどない(かけることもかかってくることもほとんどない)ので、ヘッドセットも純粋に聴くの専用です。マイクがどうとか気にしたことないです。
というわけで、さてさて、ここから4つほど行きましょうか。ちなみに当然ながら、個人の感想なので、その辺ご了承を。
ちょっと前の結構定番商品だった気が。手持ちのヘッドフォンを利用できるタイプです。
メリット
- 手持ちのヘッドフォンを利用できる
- マルチペアリング対応
- ラジオとかも聞ける(といいつつ使ったことない)
デメリット
- ケーブルの煩わしさからは解消されない(リモコンを服のポケットに付けるとかしないといけないので)
- リモコンがちょっと使いにくい
結局ケーブルから解放されるわけじゃないっていう段階でどうかという話ですが、それでも鞄からケーブル伸びたりしなくなっただけでもOKかとか、そういう話だったわけです。首にまとわりつくケーブル問題は解決されないですけどね。(これなら最新のShuffleとほとんど変わらない、という話もあるし)
片耳タイプのヘッドセット。ケーブルがどうとかそういう次元じゃないタイプ。
メリット
- 完全ケーブルレス
- iPhoneにバッテリ残量表示
- 意外に耳から落ちない
デメリット
- 両耳ふさぐわけじゃないので、音楽は聴きにくい
- とはいってもやっぱり耳から落ちることがある
ちなみに、バッテリ残量表示っていうのはこういう感じです。何かしらの規格があって、それに対応しているとiPhoneのステータスバーにヘッドセットのバッテリが表示されるようです。
この辺BTの宿命だとおもうんですが、バッテリとかチップとかを内蔵している分、どうしても普通のイヤーフォンより重くなります。だから耳からすぽっと落ちることがあるんですよねえ。そのためのフックとかはもちろんあるんですけど、上述のように眼鏡と干渉するので、あまり使ってませんでした。フックなしでもだいたいは大丈夫なので。
で、この片耳タイプだと耳から落ちるとほんとに落としちゃうので、その辺要注意です。
これこそ理想系としての第一歩。インナーイヤーで両耳間のケーブルのみってタイプ。
メリット
- 両耳をつなぐケーブルだけ
- インナーイヤータイプなので音もしっかり
デメリット
- バッテリ残量わからない
- 音量調整とかできない
- 充電コネクタがかなり特殊
実は音量調整は地味に不便で、それだけのためにポケットや鞄からiPhoneを取り出す必要があったり。でも結局これを2年近く使っていて、バッテリがへたってきた感じだったので、それを機会にまた買い替えたのが↓
(リンク先は最新のGO 2)
ようやくここに到達し、現在使用中。
メリット
- 両耳をつなぐケーブルだけ
- インナーイヤータイプなので音もしっかり
- iPhoneにバッテリ残量表示
- リモコンで音量調整可能
- Micro USBで充電
デメリット
- 特にない、、、けど強いていえば HBH-IS800 よりちょっとだけケーブル長い
そんなこんなで、HBH-IS800 での不満ポイントを全部解消してくれました。といいつつ、最近はだいたいどこのヘッドセットこの仕様になってきているようなので、ようやく満足できる機種が各社から発売されだしてきたってことなんでしょうね。
スタビライザー(という耳から落ちるのを防ぐパーツ)もついているので、これにしてから耳から落ちたことはほとんどないですね。
ケーブル長いのは、最初だけ首にケーブル当たる感触が違って気になりましたが、もう全然気にならなくなってます。まあ、慣れの話なので。
純粋に予算オーバーだからという話なんですが、BackBeat GOを買うときに一応候補に上がったもの。そんなに音質気にしないしね、ということで候補外に。
そういうわけで、itok的Bluetoothヘッドセットの近況報告でした。
というか、これ書いてて、BackBeat GO 2がめっちゃ気になってきたw 数量限定の赤モデルとかあるし・・・
数量限定 Bluetooth ステレオヘッドセット BackBeat GO2 Red – AppBank Store | iPhone、iPadケース・アクセサリー