「猫」

 「猫」といえば、まあ、それが動物の猫という一般名詞をさすものではなく、なにかしらの固有名詞をさすものであるならば、僕の中ではたいてい「猫の恩返し」をさすことになっているような、そうでないような。ですけれども、ここでは「吾輩は猫である」です。いやいや、どうでもよいか。
 なにかといえば、以前もちょっとかいていましたがCLIEで読んでいる小説のお話。先月から会社帰りの電車の中でCLIEをとりだし、夏目漱石なんかを読むことを日課にしている今日この頃なのです。(ちなみに行き道はラジオ英会話の録音を聞いている)最初に読んだのは、いきなり「こころ」だったんですが、よく読み終わってみれば、これは読んだことがありました。漱石の作品といえば、あとは「行人」くらいしか読んだことがないわけでして、ここいらで全部読んでいこう、という勢いなのです。で、最初は「猫」ということに。。。んでもって、今日読み終わったとかそういうことで。いやあ、よくもあんなに長いお話を書きますねえ、とか、そんなどうでもいいような感想だけ書いておくことにしましょう。(もっと長いのでも平気で読むけれど)
 なにしろ基本的には通勤途中(と後は休日の電車での移動)でしか読まないので、毎日10分ほどしか読んでおらず、まあなかなか時間もかかるわけです。それがくらいがちょうどよいのかもしれませんが。さて、次はなんにしますか、、、順番的には「坊ちゃん」かな?

 にしても、バッハの無伴奏ヴァイオリンってなんでこんななんでしょう・・・(あまりのことにその素晴らしさを言葉に出来ません)ふぅっ、と。静かに心を揺さぶってくれます。


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