情報処理学会関西支部講演会「Web2.0と自然言語処理」

タイトルがちょっとイタイかもしれないとか思ったりもするところですが、それはそれとして、なんていうかわざわざ有給を取ってまでいってきました。なので実は4連休中だったりします。

「自然言語処理」ってことで、まあ要はWeb検索やWeb解析系のお話でしたが、なかなか面白かったです。ほとんど宣伝されていなかったように思いますが、それでもかなり人が集まってました(主催者側も宣伝しなくても集まると思っていたらしい)。さすがにWeb系はホットな話題なのかな。講演としては、さすがに大学や大企業の研究施設にはお金も時間も人材もいるのね、って感じで。10000プロセッサとか意味がわからん(笑)。1CPUでApacheの負荷が重い〜とかいってる今日この頃なのにね。

Googleがあるのに、なぜ日本で検索エンジンを研究する必要があるのかって思ってましたけれど、やっぱり日本語の解析は日本でやるべきなのかもしれません。単語レベルでのマッチングだけでは物足りなくなってきたといいますか。

とはいえ、こういった最先端の研究がほんとに普通の人に恩恵をもたらすのはいつのことになるんでしょうね。だって、これだけGoogleが騒がれていても、多くの日本人はやっぱりYahoo!(まあ、こっちもロボット型にかわったけどね)から検索してますし。ネットに対する、あふれまくっている情報に対する欲求っていうのがまだ一部の人だけのものですからねえ。って、これはほんとにいつかかわったりするんだろうか?どうなんでしょうね。電話から携帯電話への移行は簡単にいえば似た者同士なのでそこまで障害はなかった気はするけれど、ネットはまだまだ全く新しい概念といってもよいと思えますから。2.0どうこういう前にそのあたりもあるんだよなあ、、、とか。

そんなことを考えながらの午後の一時でした。