ものごとがやっと本格的に動き出してきたわけでして、土地の売買契約(前金も納めた)を済ませたあとは、みんなの悩みどころ「資金繰り」です。
今回はいわゆる住宅ローンといっても、土地と建物が別なので、そこら辺をちゃんと吟味してくれるところにお願いするしかありません。こういう感じで。
- 土地建物別の2段階ローン
- まずは土地代金だけ
- 建物完成後に建物代金を追加
- 建物代金(計画段階だけれど)分も一緒の一括ローン
どちらの場合でも、話題のフラット35なんかは使えないようでした。で、なんにせよ住宅ローンというわけですから、申し込み時点である程度の建物見積もりもいるので、そこは設計事務所にお願いして、こちらの予算に合わせた見積もりを出してもらいました。(この頃に一緒に土地を見に行ったり、希望の聞き取りなどなど、裏で進行してましたが、これについては次回)
さて、自分で言うのもなんですが、運良く上場企業に丸3年以上勤め、相方さんのおかげで自己資金もそこそこあって、僕自身20代後半なわけで、いわゆる35年のローンを組む際に、銀行側から考えて特に問題となるような点は見当たらず、事前リサーチをかけた時も「是非うちで借りてください」的な返事をもらっていたので、そこはかなり楽観視していたわけです。
そういう感じで、大手都銀のすでに取引のあるとこ(わが家のメインバンク)から優先度を付けて攻めていきました。最初はほとんど第一志望だけに絞った感じで。。。なんですが、細かいことはここにはかけませんけれど、京都特有というか、おそらく戦後に大規模な区画整理を行われなった地域(つまり戦争で焼けなかった地域)特有というか、担保となる土地自体にそういう諸々の事情がありまして、銀行の窓口側はOKだったのに、ローンの保証会社からOKをもらうことができなかったのです。がーん。
そりゃあ、もうあわてましたよ。ローン契約の期限っていうのが決まっているので、それまでに契約を完了して、土地代を全額支払わねばすべては白紙に戻ります。期限まで余裕余裕と思っていた(1ヶ月前倒しでも大丈夫では?と思っていた)のに、急に大慌て。残りの都銀や、それだけでなく地銀にも総当たりをかけました。ここら辺はすでにおなかの大きくなってきた相方さんが駆けずり回ってくれました。あと、不動産屋さんにも何度も大量の書類を作っていただきました。ほんと暑い中お疲れさまでした。なにごともすべてがスムーズには行くはずもありませんね、と。
そんなこんなで、期限ぎりぎりに滑り込みセーフ、です。結局、そういう事情にも精通した感じの地元の地銀に落ち着きました。大手はたいがい「例外は認められません」的なところがあるから仕方ないですけどね。まあ、1行だけは大手でもOKをもらったんですが、最終的な連絡が1日遅くて間に合いませんでした。そういうのはほんと担当者の時間勝負ですな。ちなみに、ローンの形態としては後者の土地建物まとめて一括ローンとなりました。
7月末の最終契約も無事に終わり、土地登記も完了。土地だけはわが家のものになりました。これでようやく建物の方に専念できます。