旅行記1(2005.9.25 大阪 – ウィーン – ミラノ)

 さて、いよいよ旅の始まり。10:40関空発ウィーン行きの飛行機に乗るべく、時差ボケも考慮しながら2-3時間の仮眠を取り、家を出ました。なんでかやっぱり出る頃にはばたばたして乗ろうと思っていた電車に乗るために結構小走りをした感じ。まあ荷物といってもスーツケース1つですから、楽器とか、結婚前後の荷物運搬に比べればかなり軽いもんです。そして、結局電車にもぎりぎり間に合い、いざ空港へ。
 当然のことながら、いつもは国内線しかお世話になっていないので、初めて国際線のロビーに向かう。とは行っても、思ったほどに時間がかかるというわけでもなく、出国の手続きなんかは一瞬でしたね。

 今回は、格安航空券を得るために、9月になってからようやくチケットの手配をはじめたわけですが、それでひっかかったのがオーストリア航空。なので、旅行中のほとんどすべてのフライトはオーストリア航空にお世話になりました。あの、真っ赤な制服にも、緑の座席にも慣れましたねえ。
 で、10:40、ついに飛行機は動き出し、日本をあとにするのでした。道中はのんびりと本(ダ・ヴィンチ・コード)を読んだり、ガイドブックを見ながら現地での予定を立てたり、寝たり、で10-11時間ほどを過ごしました。

 ウィーンに着いたら、お昼で、見渡す限りの青空。湿気も多く、残暑厳しい日本と違って、いい感じ。ここからミラノの空港へ乗り継ぎ。大きなバスに乗って飛行機のある場所に向かったら・・・ほぉ、こんな小さな飛行機なのか、と。大阪 – 羽田間の朝一の飛行機でももう一回りくらい大きそうな感じ。それでもほぼ満席みたいな感じでしたけどね。晴れていたので眺めも良く、気持ちよいフライトでした。こっちは2時間ほどで到着。(このあたりからだんだん長時間の移動に慣れてくる)夕方前くらいでしたかね。ミラノは。
 ミラノ市街地に出るべく、空港バスに乗りました。ようやく、海外に出てきたんだ、ということを実感し始めて、ちょっとどきどきしながらバスにのること1時間。やっと、ミラノの中央駅に到着。この時点でざっと21時くらいだったかな。ホテルが若干遠かったので駅のスーパーで、食材を買い込んでからホテルに向かう。22時頃にホテルに着いたら、「本日最後のお客さんです」と笑顔でいわれてしまったし。そういえば、地下鉄の切符売り場でもたもたしていたら、うしろのお兄さんが優しく教えてくれました。決して安全な地帯ではないけれど(特に日本人は狙われやすいし)優しい人もいるもんだ、と。
 シャワーを浴びてから、ベッドの上に食材を並べ、本日の夕食。テレビをつけると、ハリーポッターの「秘密の小部屋」をやっていたので、それをぼーっと見てました。当然イタリア語だったけれど。











 そんな感じで、初日の移動日は無事に終了。

すべての写真は写真館にて

ヒゲ

 もともとは普段使用している電動シェーバーが海外の電圧(240Vとか)に対応しているのかどうかわからない、というのが発端ではあったんですけれど、まあ、毎日ヒゲを剃るのも面倒だったし、荷物にもなるから、ということで、3週間剃らないでいました。これだけ伸ばしていたのは当然初めてだったんですけれど、まあ、そこそこのびたのかなあ、、、中途半端ではありますけれどもねえ。そんなわけで、旅行中の、ヒゲを中途半端に伸ばして、サングラスを書けた自分の写真は怪しさ満点でしたけれど・・・

 んで、先ほど、それをまとめて剃っちゃいました、と。ある意味見慣れていた顔だったんですが、やっぱり元に戻るとそっちの方が安心するような気がしなくもない。すっきりしたし。これでまた一歩現実世界に戻ってきたかなあ、と。