PHP本

 土曜の夜に注文して、まだ発送メールも来ていなかったのに、今日仕事から帰ってきたら、届いてた。なにごと?・・・それはさておき、紹介だけしておきます。なんか、hirokazuさんには見事に当てられていたけれど。



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PHP5徹底攻略 エキスパート編

廣川 類 桑村 潤


by G-Tools



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Smarty入門~PHP5+テンプレート・エンジンでつくるMVCアプリケーション~

山田 祥寛


by G-Tools



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PEAR入門 PHP標準ライブラリを極める!

山田 祥寛


by G-Tools

うーむ置く場所が・・・というか、本も整理しないといけないってことですねえ。処分もふまえて。

旅行記20(2005.10.14-15 ウィーン – 大阪)

 20日目、晴 – 雨。いよいよ帰国の日。
 昨晩、帰りがけにN響の先生方に、ホテルの前にあったカフェは有名だからいっておいたら、といわれていたので、朝食後にお茶しに行く。これこそ最後のゆったりとした一時。

 ホテルをでて、ウィーン空港へ電車で向かう。まあ、普通に、出国手続きしたり、免税の手続きをしたりして、搭乗口へ。もはや、まわりは日本人だらけ、しゃーないですね。
 ここに来て座席を確認すると、なぜかどうも隣の席ではないらしい。いや、厳密には隣ではあるけれど、通路をはさんで隣、という感じ。不思議なこともあるわけですが、配席は結構適当みたいですね。運良く、実際の隣の人と席をかわることができたのでよかったですけれど。10時間以上も知らない人の横で過ごすのはねえ、と。

 で、いよいよ出発。最初は機内も肌寒いくらいに涼しかったのに、なぜだかどんどん気温が上がっていって、ちょっとうたた寝したら、妙に寝汗をかいてしまいました。そのせいで、そのあとは結局ほとんど一睡もできず。ビールを飲んだり(これは最初のうちだけ)、映画(マダガスカル、とか)を見たり、読み切ることのできなかったダ・ヴィンチコードを読んだり。寝ずに読みふけっていたわりには、結局読み切ることはできなかったんですけどね。ちなみに、もうかなり佳境ですが、今もまだ読んでいるところです。

 そんなことをしているうちに大阪到着。乾燥して、過ごしやすかったヨーロッパをでて、日本に戻ってきてみれば、雨。むぅ〜っとした空気に歓迎されました。さすが大阪。まだまだ暑かった。
 この雨のせいもあって、電車の乗り換えとか駅から歩くのは面倒だったので、バスで梅田まで行ってそこからタクシーで帰宅。無事にマンション残ってました。んで、部屋も無事でした。郵便物はぎりぎりはみ出したくらいだったし、植物はいくつか枯れてしまっていたけれど、基本的にはでかける前と一緒。よかったよかった。もう、火事でなくなっていたら、とか、泥棒が入っていたら、とか、冗談でそんな話ばかりしていたもので。。。

 お昼ご飯は久しぶりに日本のお米。機内食のあまりのおいしくなさに空腹だったので、おにぎりをぱくぱくと食べてしまいました。洗濯をして、メールのチェックをして、、、ということをしていたらあっという間に夕方。
 夕食は、いつもお世話になっているお店へ。日本に帰ってきて最初のまともなご飯だというのに韓国料理を。懐かしい味になんだかほっと一息。これで旅も全部おしまい。







すべての写真は写真館にて


 旅行記もこれで一段落。でも、もうちょっと小ネタを書いていく予定ではありますけれど。。。

旅行記19(2005.10.13 ブダペスト – ウィーン)

 19日目、晴。最後の観光日。あっという間ですねえ。
 5時前に起きて、5時過ぎにホテルを出る。昨日の話通り、フロントで朝食をお弁当としていただきました。パンくらいのもんかな、と思っていたら、そのパンも中にハムとかはさんであったし、ヨーグルトとか、ジュースまでついててびっくり。本当にありがとうございました。
 6時発のウィーン行きの電車は予想以上に混んでました。最初はほとんど満席みたいなもんだった。数駅いくとほとんどの人がおりていって、最終的にウィーンに着く頃には、がらがらになってしまいましたけれど。途中で朝ご飯を食べて、ある意味最後のパスポートコントロールも受けて。ウィーンでの観光プランを考える。





 ウィーンでのホテルは日本で予約済み。さすがに最終日くらいはちゃんと確保しておかねば、とね。9時に駅についたので、そのままホテルに向かって、チェックイン。朝早かったけれど、部屋にまで入ることができました。荷物を置いてから、ぶらぶら出発。
 有名な楽譜屋さんドプリンガーで楽譜を物色。といっても、結局そんなには買わなかったけれど。ロッシーニのデュオくらいのもんですか。で、近くのカフェでお茶。このカフェがまたタイムスリップしたようなそんな雰囲気で、18世紀か19世紀か?というような印象。その不思議な空間がなんともいえず、思わずちょっと長居。店の外にでると、かなり急に現実に引き戻されましたね。
 あとは、本当はドイツで買おうと思っていた文房具を、たまたま通りがかったお店で購入。LAMYのボールペンを数本。手持ちの文房具としては最高値ですが、まあ、家でも会社でも愛用させてもらってます。やっぱりLAMYは滑りが全然違うんですよねえ。

 ウィーンで音楽を聴かないわけにはいかないので、楽友協会ホールへ。そしたら、なんとN響が演奏会をやってました。ウィーンまで来て日本のオケっていうのはちょっと、、、でしたけれど、でも知っている人もいるわけだし、なにより楽友協会で演奏を聴くっていうのが大事だったので、チケットを購入。
 昼食はランチのあるレストランで。日本語メニューもあったせいか、日本人客がたくさんいましたけれど。まあ、翌日日本に帰ることを思えば、そろそろ日本慣れもしておかないとね、と。軽いランチのはずだったのに、やっぱり結構なボリュームで。これも今日が最後と思えば、ある意味懐かしくも思えたり。って、隣のウィーンおばさんは、僕よりボリュームの多いお皿を僕より素早く普通に平らげていましたけれど。別に体格も僕とかと変わらなかったのになあ・・・
 あ、ちなみに、このお店で、偶然N響の人を発見しました。見たことあるよなあ、と思っていたけれど、横を通りがかった時に、やっぱりそうだ、って。








 ホテルに戻って、荷物を置いてから、ハイリゲンシュタットへ。つい先日田園を弾いたばかりだったし、その雰囲気を肌に感じてみましょう、と。そういう意味では、この後で田園を弾けば完璧だったのかもしれませんねえ。
 ベートーヴェンの生家などをぶらぶらしてから、小道へ。こっちもかなりぶらぶら。のどかな午後で大変気持ちよかったです。ここで、ホイリゲにいってもよかったんですが、なんだかそういうチャンスには恵まれず、ただただお散歩。ぶらぶら徘徊しすぎて、ブドウ畑に突入。ちょっと不法侵入か?と思いつつも、畑の横の道をのんびり。
 ある意味のんびりしすぎで、夕暮れ。トラムの駅で夕陽を見て、で、ホテルへ戻ります。








 楽友協会ホールはホテルのすぐ近く。徒歩5分くらいのもんだったかな。いって見ると、N響ってこともあってか、日本人と思われるお客さんの多いこと多いこと。ウィーンだからっていうのもあるんでしょうけどね。
 ホール内に入って、ステージを観ていると、知った人(Y先生としましょう)と目が合う。Y先生何度も顔をしかめて、こっちを見てて、見間違えでないことがわかるとかなり驚いた様子。そりゃそうです。こんなところで会うとは思ってなかったでしょうしね。

  • 武満徹 鳥は星形の庭に降りる
  • R.シュトラウス 4つの最後の歌
  • ドビュッシー バレエ音楽「遊戯」
  • ラヴェル 「ダフニスとクロエ」組曲第2番
  • フォーレ 「パヴァーヌ」(アンコール)
  • 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
  • 独唱:ソイル・イソコスキー

初めてアシュケナージが棒を振っているのを見ました。前見た時はピアノ弾いてたしなあ。それはさておき、中型の作品ばかりでこれはこれでいろんなものを聴けて楽しかったです。ホールのその響きも十分に堪能できたような。
 といっても、武満はやっぱりよくわからなかったけれど。リヒャルトもドビュッシーも生で聞くのは初めてだった(「4つの最後の歌」なんてめったに聴けない)し、そういう意味でも楽しめました。もちろん演奏自体もすごかったですよ。さすが日本を代表するオケ。

 演奏会が終わってから楽屋口にいくと、これまたたくさんの日本人がいたわけですが、先ほどのY先生と合流。もう一人のN響の人と4人でご飯を食べに行くことに。。。これはなぜかイタリアンのお店に行ってしまったんですが、それでも今まで2人で食べていたのと違って、たくさんの種類を食べることができたからよかったです。先生方の話もとっても面白かったし。しかも、お祝いってことでご馳走になってしまいました。ほんとどうもありがとうございました。旅行最後の夜を楽しく過ごせました。

 そんなわけで、ホテルに戻って、荷物を片付け。うーん、長かった旅行ももう終わりですね。明日はもう帰るだけ。。。

すべての写真は写真館にて

旅行記18(2005.10.12 ブダペスト)

 18日目、晴。まず、朝の4時頃に、チェコからスロヴァキアに入ったので、パスポートコントロール。で、6時頃に、スロヴァキアからハンガリーに入ったので、もう一度パスポートコントロール。8時過ぎにブダペストに到着。なんか、眠れたような、そうでないような・・・





 駅で早速ホテルを探して、近くのホテルを紹介してもらう。チェックインの手続きはできたものの、まだ朝の10時ぐらいだったし、部屋には11時くらいからしか入れないとのことだったので、荷物だけを預けて、外にでる。朝食は通り道にあったスーパーの中にあるパン屋さんにて。ちょうどそこに椅子とテーブルがあったので、買ったパンをそのままそこで食べる。ヨーロッパのパンは日本のパンとは違って、これはこれで好みの味です。どこの国でもそうだったけれど。
 そのままコンサート情報をチェックに。。。が、残念なことに目当てのリスト音楽院ではたまたまなんの演奏会もやってませんでした。なので、ブダペストでの音楽的出来事といえば、音楽院の中を素通りしただけ。やっぱりシーズンの変わり目なのよねえ、、、と。

 その後、中央市場へ。結局どこの国でも市場に行ってるんじゃなかろうか、と思えるほどですが、そこは全然気にしてはいけません。荷物が増えるのは好きではないけれど、市場なんかの生活感あふれる場所をぶらぶらするのは好きなもので。市場内のスーパーでワインをまとめ買いしたり、お土産購入もかなり佳境へ。
 市場の中のファーストフード屋さんで昼食。たくさんお店があったので、それぞれ好きなところで好きなものを買ってきて、ビールと一緒にいただきました。久しぶりに米を食べた気がするような。





 市場をあとにして、ようやくホテルに戻ってくる。部屋に入ったらまずシャワー。昨晩は夜行列車だったので洗ってなかったし、ちなみにいえば、その前の日もユースホステルのため、洗い損ねていたんですよね。まあ、旅行中ではよくあること?かな、と。すっきりしたところで、夜行疲れをいやすべくお昼寝。

 目が覚めると、夕暮れ時だったので、少しは観光もせねば、と外にでます。時間も時間だったので、とりあえず、イシュトヴァーン大聖堂へ。陽が沈んだあとの教会は初めてでした。なんともいえぬ物々しい空気に包まれていましたけれど、そういう意味では、なにかしら大きな力が存在しているような、そんな錯覚に陥りやすい状態、というところでしたね。
 教会をあとにして、夕食の場所を探しつつも川にでます。向こうの方に、くさり橋を発見。多分、昼間にいっても結構普通の橋なんでしょうけれど、ライトアップされた橋はかなりきれいでした。思わず、川岸にて、カメラをそこにあった棒に固定して(だいたいこの旅行に三脚を持ってくるのを忘れた、というのがちょっとミスでしたねえ)何度か挑戦。まあ、あの程度のカメラで夜に撮ったにしてはよく頑張った、ということにしておきましょう。











 夕食は、ホテルへの帰り道でたまたま見つけたレストランへ。1階ではピアニストがずっと生演奏している、というところでしたが、まあ、それは適当に聞きつつも2階で食事。フォアグラとジャムの組み合わせはびっくりしたけれど、それがまたおいしいことにかなりびっくり。グヤーシュもおいしゅうございました。











 そんなこんなで、あっという間にハンガリーでの一日は終了。翌日はまたまた朝早く6時の電車に乗ってウィーンに向かうので、早寝、と。。。そうそう、ホテルの人に、朝早くでてしまうので、朝食食べられないんですけれど、、、という話をしたら、じゃあお弁当にしてあげるよ、とのこと。なんてすばらしい。どうもありがとうございました。

すべての写真は写真館にて

旅行記17(2005.10.11 プラハ)

 17日目、晴。朝食を探しに街中にでてみるも、結局戻ってきて、駅の中のパン屋さんと果物屋さんで調達。部屋で朝ご飯。ユースホステルでは、荷物を預けられなかったので、駅に預ける。こういう時、駅に近くてほんとよかったですね。なにしろ、駅の隣の建物でしたから。

 せっかくプラハに来たのだからと、まずはコンサート情報を探す。informationでは有益な情報を得ることができず、結局、ドヴォルジャークホールとスメタナホールに直接出向く。両ホール間を往復し、ドヴォルジャークホールでの演奏会のチケットを入手。この時期って、ちょうどシーズンの変わり目なので、ミュンヘンではシーズン開始の演奏会が行われていたけれど、チェコフィルはまだオフシーズンだそうで、そのかわりチェコフィルメンバーによる室内合奏団の演奏会があったため、それを聞くことに。曲目は全然知らないものばかり。でも、知らない曲でも、有名なホールで、有名なオケの演奏を生で聴けることに意義がある。


 その両ホール間を行き来している間に、カレル橋なんかのいくつかの観光スポットをめぐる。そういや、天文時計って見てみたかったのに、旧市街広場で探していたら、もろに工事中でしたね。残念残念。
 ドヴォルジャーク博物館に向かう途中で、昼食。たまたまはいったお店でしたが、いつもどおりおいしいご飯でした。あいかわらず多めだったけれど、慣れてきたせいもあってか、ぎりぎり許容範囲だったかな。
 博物館ではあまりのぽかぽか陽気にちょっと睡魔が襲ってきつつも、ぶらぶらと軽くみてまわる。ちなみに、スメタナ博物館はこの日はお休みでした。これもちょっと残念。まあ、1日しかいないので仕方ないですけれど。











 プラハ城に向かう途中で、ちょうどよい公園(と芝生)を見つけたので、そこでごろんとお昼寝。30-40分ほど寝てましたけれど、おかげでかなり元気回復し、お城散策へ。バチカンでの教訓もあってか、しまる1時間ほど前に現地に着いたので、かなりすいてました。城に向かう道では、城から出てくる人があまりに多くて、もうしまってしまったのか、と思えるほどに。。。城内では、王宮とか、聖堂とか、そのあたりをぶらぶら。王宮内のやたらでかいホールとか、聖堂のたくさんのステンドグラスは圧巻でした。
 お城をあとにして、ぶらぶらと徘徊していたら、いつの間にか、プラハ市民憩いの公園にでてしまう。まあ、それはそれでよかったんですけれど。観光スポットを離れてのんびりと歩くのもいいものですからね。








 そんなこんなでぶらぶらしているうちにコンサートの時間。ドヴォルジャークホール内はものすごく豪華で、それだけでもいい気分。プログラムはおそらくチェコ由来の作曲家のものばかりだったんじゃないでしょうか。

  • J.K?.VA?HAL Symphony in F major
  • D.MILHAUD Concerto for harpsichord and chamber orchestra op. 407
  • P.HAAS Study for String Orchestra
  • L.KO?ELUH Symphony in G minor
  • 演奏:Czech Chamber Orchestra
  • 独奏:Monika Knoblochov?
  • 指揮:Ond?ej Kukal

最初のヴァンハルは、ベースコンチェルトのヴァンハル?と思っていたら、帰国して確認したところによれば、おそらく同一人物ですね。1曲目はそんなわけでバロックの作品。で、そのノリで2曲目の開始を待っておりましたら、ハープシコードの協奏曲ですし、バロック系だろうな、と思っていたのにいきなり現代風の出だし。どっと一瞬のけ反ってしまった。これは現代曲でしたか。でも面白い曲でした。ハープシコードは音量的に独奏楽器としては厳しいんですけれど、よく頑張ってるな、という感じもひしひしと。
 3曲目は短い小品。これも現代曲。でもこれはかっこうよかった。二人そろって、「この曲。かっこい〜、一度弾いてみたいねえ」という感想。4曲目は普通にバロックのシンフォニーで、さわやかに(といってもマイナーですけれど)終了。
 どれにしても息の合った演奏でとってもよかったです。満足満足。

 困ったことに、演奏会が終わってみても、全然空腹感はやってこず、本当は昨日のお店に行こうかとも思っていたんですが、そんなわけで、初マクドヘ。まあ、どこの国でもメニューは一緒だし、あのくらいの量なら普通に食べられますからねえ。(ご当地限定メニューっぽいのもあってもよかったんですが、それはみあたらず)

 そして、駅へ。そう、今回初の夜行列車で、ブダペストへ向かいます。23時過ぎの列車に乗って、次の日の8時頃には到着、と。せっかくなので、と、安全のため、2等個室の切符を前日に購入。入ってみれば、洗面台もあったし、飲料水もついていてびっくり。発車したあたりで日記を書こうと試みるも、あまりの揺れに、途中で断念。でもまあよくは眠れましたよ。さすがに。。。(といっても、翌朝4時と6時にパスポートコントロールがあるんですよねえ・・・)


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旅行記16(2005.10.10 ザルツブルク – プラハ)

 16日目、晴。今日は、日中の移動としては、最大の移動日です。ザルツブルクからリンツ経由でプラハに向かいます。所要時間は2回の乗り換えを含めてざっと7時間。

 朝は昨日の予定通り、早起きして、朝食後にそのまま外にでます。昨日通りがかったモーツァルトの生家に行き、そのあと再度ミラベル庭園へ。朝の気持ちいい空気の中のんびりとお散歩。どちらの場所にも、勤勉な観光客がたくさんいましたけれど、まあそれは気にしてはいけません。
 ホテルに帰る道の途中で、スーパーとパン屋さんによって、昼食の食材を購入。チェックアウトして駅に向かいます。珍しく、時間に余裕を持って駅のホームへ。








 さて、長い電車の旅の始まりです。といっても、僕は結構な割合で寝ていた気もしますけれど・・・それぞれの乗換駅までは2時間ずつくらいなので、さほど窮屈な感じもしなかったように思います。それに、最後の電車なんかはコンパートメントだったし。
 リンツでの乗り換え以降にお昼ご飯。ワイン片手に、久しぶりに適量なご飯。スーパー製とはいえ、サラダなんかもあまり食べてなかったので、おいしくいただけました。パン屋さんのパンもいい味でした。
 ご存知のように、チェコはEUの国なんですが、一応パスポートコントロールが必要でした。銃を持った警官さんたちがやってきて、ウィーンからの出国と、チェコへの入国スタンプをガシガシとおしていきます。これからも何度かこういうパスポートコントロールに遭遇しましたけれど、出国と入国の順番が逆だったりして、そこら辺は微妙にいい加減なのね、と。





 そうこうしているうちに、チェコへ到着。プラハ駅は、これが首都の駅?という感じの、暗い駅でした(まあ、もう陽は沈んでいたけれども)。時間も時間なので、急いでホテルを探しにかかります。最初に駅で見つけたinformationに立ち寄ると、どうやらそこは、どこかのホテルかなんかが運営しているところだったと思われる(そういう意味では、中立的には紹介してくれない)んですけれど、駅の隣にあるユースホステルを紹介してくれました。6人部屋を2人で使わしてもらえるとのこと。まあ、安かったし(というか当然この旅行中再安)、さっさとホテルについて一息したかったので、そこにすることに。駅の近く、というのは、翌日以降の移動も楽でしょうからね。
 そうそう、忘れてました。上にもかいたように、チェコはEU加盟国です。なので、旅行にでるまで、当然通貨はユーロだと思ってました。。。が、旅の途中で、チェコの予習をしているうちに、どうやら、まだ現地通貨のコルナを使っているとのこと。ユーロしか持っていなかった、僕らは慌てて、コルナを準備。まあ、ホテルとか、そういうところではユーロでも一応通じますけれどね、多分割高ですが。

 ユースホステルについて、荷物を置いてから、夕食を食べに街に繰り出します。駅のまわりは暗いんですけれど、ちょっとあるくとにぎやかな大通りにでて、旧市街の方まで歩いていきました。で、ちょうど、ドヴォルジャークホールの近くに地元の人でにぎわうレストランへ。入り口はなんだか怪しげな感じでしたが、地下にたくさんテーブルがあって、そこで食べました。特にメニューも提示されなかったのですけれど、ビールと、ガイドブックの中にあるプラハ料理のページを開いて、なにがあるのかを聞き、豚のカツレツとチーズフライをいただきました。
 おなかがすいていたこともあったんですけれど、ほとんどの料理を食べ尽くすまで、写真を撮っていないことに気付かず、、、なんという大失態!食べ尽くすといっても、これまた結構な量だったので、かなり悪戦苦闘していたんですけれどねえ。。。もちろん、毎度のことならが、料理自体は大変おいしかったです。ビールも。そしてお店の人も親切だったし。
 こちらの方は比較的クレジットカードの使える店は少ないようで、現金払い。それも、さっき駅で用意したコルナでほぼぎりぎり。余裕だろうと思っていたら、よくあることで、ガイドブックに載っている予算よりは値上がりしているらしかったです。どこの国でもそうでしたが、たいがい、メトロの運賃とかでも、微妙に値上がりしてますよね。情報が古いのか?最新の本でも。

 そのままユースホステルに帰って、移動疲れをいやすのでした。

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PHP5を本格的に勉強する

 というわけで、本格的に勉強しているところです。といっても、手元にある本が、



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PHP5逆引き大全 500の極意

高島 優作


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しかなかったので、リファレンス本だけあっても仕方ないなあ、とちゃんとした入門書を購入。



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PHP5徹底攻略

堀田 倫英 桑村 潤


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 他にも3冊ほど欲しい本があったんですけれど、今日は、本屋さんでそれら全部を実際に手に取ってみて、これだけを買ってきました。で、あとの本はamazonで注文。持ってかえるの重いし。
 さあて、がんばるぞ。

旅行記15(2005.10.9 ミュンヘン – ザルツブルク)

 15日目、晴。もう旅行も3分の2が終わってしまいました(って、まだ3分の1も残ってる、ともいう)。これからは、毎日移動日です。今日は、オーストリアへ。

 朝起きて、ようやく空腹感を感じてきたので、昨日の昼食時のレストランで失敬してきたパンを朝食代わりに(ホテルは朝食付きではなかったため)。それから、日本のガイドブックではほとんどふれられることのない、世界最大の博物館、ドイツ博物館へと向かう。なにがお目当て、っていうわけでもなかったんですが、いやあ、世界最大っていうし、ホールの近くにホテルをとったら、その近くに博物館もあったので、いってみました。
 いってみれば、意外に人は結構いて、地元の人とかは結構来てるんでしょうね。日曜日だったし。
 その世界最大っぷりはほんとすごかったです。だいたい、展示品がでかすぎるんですよね。実物大、というか本物の船(といっても中型くらいの帆船)や、小型飛行機が展示してあったり、そうそうユーボート(これも実物大だった)もありましたよ。もちろん、博物館というだけあって、それだけではなく、化学や生物の話から、技術系の話(印刷とか、焼き物、ガラス、、、)、はては楽器までありました。コンピュータのコーナーでは、Z3、Z4にはじまってIBM360とかっていう、それこそご先祖様がたくさんいましたし。ただ、館内を適当に歩いて回るだけでも、軽く2時間を超えてしまい、確かに、チケット売り場で、フリーパス(何日でも来ていいパス)みたいなものが売られているのもわかるような。
 ちょっと、少年時代に戻ったようで、楽しかったです。


 お昼は、懲りずに昨日の店へ。というのも、ミュンヘン名物白ソーセージが12時までの限定販売だったため。今回は、前回の反省を生かして、その白ソーセージとおつまみ盛り合わせだけに。。。といっても、これでもたいがいな量だった気がするんですけれど・・・昨日ほど苦しいことはなく(胃が大きくなってしまったせいもあるんでしょうけれど)おいしくいただきました。さすがに最後はきつかったけれども。








 ホテルに荷物をとりに戻る前に、もう一度、昨日のホールへ。昨日、写真を撮る暇がなかったので。せっかくなので、ホールの前にて記念撮影。
 で、電車に乗ってザルツブルクへ。ざっと1時間半ほど。ついてからホテルを探し、無事にチェックイン。もう夕方でしたが、ぶらぶらと軽く市内観光。ザルツブルク自体はほんとに経由地でして、翌日は昼前にプラハにむけて発つ予定だったので。
 ザルツブルクといえば、モーツァルト(と、「サウンド・オブ・ミュージック」)ですが、その肝心のモーツァルト像は工事中で、全然見られず。なので、その「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった、ミラベル庭園をぶらぶらと歩いてました。結構日が沈んできていたこともあって、翌朝もここを散歩しよう、ということで、夕食場所を探します。そうそう、久しぶりに月を見ました。やっと三日月程度になったところでしたからねえ。








 夕食は、結局ホテルの下の階がレストランになっていたので、そこで食べることに。あいかわらず量が多めだったんですけれど、おいしくいただきました。量さえ問題なければ、ほんとおいしいところばかりなのになあ、、、と。ぶっちゃけ、「お金余分に払ってもいいんで、減らしてください」という感じでした。まあ、これは、今後ずっと続くことになるんですけれど。








 ザルツブルクでは、特に音楽に触れることもなく、軽く観光をしただけ、ですかねえ。翌朝もちょっとはぶらぶらする予定ですけれど。

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旅行記14(2005.10.8 バルセロナ – ミュンヘン)

 14日目、曇り、で、霧。僕にとってのこの度の目的の1つ、ミュンヘンへ。そう、大好きなミュンヘンフィルを生で聴く大事な日。

 カタルーニャ広場からバスに乗って、バルセロナ空港へ。10:05の飛行機のはずが、掲示板のどこにもその便は存在せず、とりあえずチェックインしてみたら11:15になってました。なので、空港でゆっくり朝ご飯 & 買い物。

 ミュンヘンへは2時間半ほど。空港から、電車に乗って、ホテルに向かう。ホテルは街の中心部からちょっと離れたところでしたけれど、ホールもすぐそこ(徒歩5分圏内)で、便利便利。
 市街地までぶらぶら歩いて、15時頃にようやく昼ご飯。地元のビアホールみたいなところに入る。勝手がわからずに戸惑いつつも、席につき、ドイツ語メニューと格闘していたら、それに気付いたおばちゃんが英語メニューを持ってきてくれました。それぞれ1品ずつ頼んで、ビールは適当にリストの上から順番に頼んでいく。。。が、しかし、出てきた料理がものすごいことになってました。こっちの人はほんとにあれを一人で食うのか?
 僕が頼んだのは、単なるソーセージの盛り合わせ、だったんですよ。確かに、出てきたのもソーセージの盛り合わせでしたけれど、規模が違った。太くて長いソーセージが6本、丸ごとじゃがいもが4個。。。うーん、1週間分のソーセージとじゃがいもを1食で食べきる気分(写真では比較対象がないので、その大きさが伝わりにくいかもしれませんが、ほんと、しゃれにならん量でした。相方さんのオムレツみたいなのも同様)。。。そんなことをいっていてもはじまらないので、ビール片手に、とにかく食べ続けます。ビールでも飲んで、少しでも食欲を絞り出さないと、食べられない、という感じ。
 なんとか完食したものの、夕飯はいらんな、と。胃薬欲しかったですねえ。かなり胃にもたれていたし。でも、おいしかったですよ。そして安かった。





 一旦ホテルに戻って休憩し、いよいよミュンヘンフィルの本拠地、ガスタイクホールへ。ミュンヘンフィルといえば、大好きな指揮者、チェリビダッケが世界的なレベルに育て上げたオケ。だからオケ自体もすきなんですけれど、その本拠地での演奏会、ということで、ほんと、待ちに待った時間でした。
 事前にネットで予約していたチケットを無事に受け取り、席に着くと、一応予約時にも場所はわかっていたとはいえ、指揮者正面のすごくいい席。

  • シベリウス 「鳥」
  • ドヴォルジャーク チェロ協奏曲
  • (チェロソロアンコール)
  • エルガー 「エニグマ」変奏曲
  • (アンコール)
  • 指揮:Paavo J?rvi
  • チェロ独奏:Gautier Capucon

もう、ただ感動するのみ。
 ちょうど、この日がシーズン始まりの演奏会。ソリストは若手の人で、初日ということもあってか、たまに乱れかけるところもあったけれど、それでもオケがすごいから、問題なし(もちろん、ソロ自体も全然問題なし、っていうかうまかったし)。たぶん、翌日とか翌々日の演奏会だともっと息もぴったりなんだろうな、と思いつつ。
 エニグマはほんとに感動。泣きそうでした。この曲って、アマチュアで演奏しようとすると(って、今度演奏するんですけれど)、なぜか「メインの曲に向かない」っていう話になるんですが、そんなことは全然ありません。あんなに迫力のある曲がどうしてそういう言われ方をするのか、と思ってしまうほどの演奏でした。ちなみに、泣き所は、第9変奏のNimrodに入る瞬間。あそこのアタッカでの1st Vnの音は絶対忘れない気がする。あとは、最終変奏ですかね、やっぱり。だって、オルガン聴こえてたし。もうその響きの中で、何度鳥肌が立ち、泣きそうになったことでしょう。(と、書いているだけで、あの時の感動がよみがえってきたような・・・)

 実際、プロオケの演奏を聴いたのは結構久しぶりだったりします。で、演奏があっという間に過ぎ去っていく、という感触を久しぶりに味わいました。この感触自体は、プロとかアマとか関係ないんですけれど、でも忘れかけてた感覚でしたね。やっぱり、定期的に演奏を聴く、というのは大切なことだな、と再確認。最近、弾いてるばかりで、聴いてないしなあ、、、と。

 ちなみに、こっちの演奏会では、ホールの入り口でチケットもぎりがあったりはしない。客席に入る時に、チケットの提示を求められはするけれど。
 そうそう、当然休憩時間は、ホワイエで、、、だけどさすがにさっきのご飯のインパクトが強すぎて、アルコールを入れる気にはならず、トニックウォーターを飲んでましたけれど。

 感動のままコンサートが終わり、ホールをあとにして、そのままホテルへ。ちょっと胃は落ち着いてきたけれど、食欲は全然なかったので、風呂に入って、ミニバーのビールを1本あけて、演奏会の余韻に浸りながらお休みなさい。

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旅行記13(2005.10.7 タラゴナ – サン・サルバドール – バルセロナ)

 13日目、晴。タラゴナ観光。

 まずは、考古学の道へ。。。の前に、郵便局とかによっていたら、そこでも市場があっていたので、ちょっと寄り道。で、ようやく、紀元前3世紀(といっても18世紀頃に補修されたらしいけれど)の壁のところにある遊歩道ヘ到着。見張り台なところで、果物を食べてのんびりしていたらいつの間にか結構時間が経過していたりしたけれど、それはさておき、その悠久の時間を肌に感じながらものんびりと歩く。500mくらいのものだったらしいんですが、かなり満喫した気分。遠くに見えるオリーブ畑もきれいだったし。











 カテドラルの前にも市場があっていて、そこもちょっとぶらっとしてから、カテドラルの中へ。カテドラル自身は結構大きかったけれど、さらっと見て回る(だんだん教会系の建物に見飽きてきたのかも・・・)。明日からの東欧生活にむけて、セーターを購入し、昨晩夕食を食べたお店でランチ。











 15時頃の電車に乗るつもりだったんですが、気がつけば14時を過ぎていて、急いで駅に向かう。。。けれど、途中で、円形競技場が目に入ってしまい、電車を1本断念。ここも1世紀に作られたという古い競技場。しかも、そのあと12世紀に教会が建てられたという、不思議な場所。ここで、たくさんの奴隷戦士たちが、血を流しあったんだろうなあ、と映画の1シーンみたいな光景を思い浮かべながらも、ぶらぶら。(電車は1時間に1本くらいのペースだったので)








 今度こそ電車に乗り、サン・ビセンス・ダ・カルダールス駅で途中下車。ここから歩いていける、サン・サルバドールにカザルス博物館があるというわけで、いってきたのです。ただ、ガイドブックには地図もなく、駅から徒歩20分という情報があるだけ。駅でだいたいの道を聞いて、歩き続けるんですけれど、これがまたなかなかたどり着かない。ほんとにこっちであってるんだろうか、と思いつつ、でもたまに出てくる標識には確かに書いてあるみたいだったので、歩き続けてました。で、結局35分くらい歩いて、やっと到着。18時閉館の入場は17時まで、というところに16時40分くらいに着きました。
 ほっとしつつも、そのあとの予定もある(実はその日のホテルは決まっていなかったため、18時過ぎの電車に乗って、19時にはバルセロナに着くつもりだった)ので、ちょっと急ぎつつ、じっくりと博物館の中を歩き回る。博物館自体は小さかったんですが、至る所で、プロジェクターによる映像があって、カザルス自身の演奏が流れていたので、思わず全部見入ってました。


 博物館をでる時に、そこの人に駅までの時間を聞くと、30-35分くらいはかかる、といわれ、やっぱりガイドブック間違ってるやん!と。まあ、そんなことをいってもはじまらないので、急いで歩く。どんどん歩く。頑張っていったんですが、間に合わず。というか、どうやら、ちょっと時刻表の見方を間違っていたようなところもあって、結局駅で小1時間ほど待機。(ここには他にはなにもなかったので、ただベンチで休憩してました)
 バルセロナに20時半頃戻ってきて、informationでホテルを探し、一昨日まで泊まっていたホテルで荷物を受け取って、新しいホテル(すごくいいホテルでした)にチェックインして、、、で、あっという間に22時頃。それからようやく夕食を食べに。
 ちょうど、ホテルの数件隣にすごい人混みのBARがあったので、そこに行く。30分待ちといわれたけれど、10分くらいで席に案内されました。ちょうど、入れ替わりの時間帯だったんでしょうね。たくさん歩いて疲れ切っていたことと、スペイン最後の夜、ということで、たくさん食べて飲みました。カバもボトルであけたし、ビールも数杯飲んだし。おいしい一時でした。








 あたたかい国々もこれで終わり。明日からは東欧です。

すべての写真は写真館にて