第九

 日付が若干変わってしまいましたけれど、5年ぶりに第九を演奏しました。5年ぶり、というわりには、弾いていそういう気がしなかったのはなんでだろう、と思いつつ・・・(よくよく考えてみると、ここ2年ほど、某大学オケにて毎年年末に遊びで第九を弾いていたのでした)
 第九というと年末を想像してしまうのは日本人の性ですが、ほんと、年末ですねえ、という感じで。しかしながら、バス弾きとしましては、今回の第九は、「第九におけるベースの本来の姿はこうなのか?」と思ってしまうほど。というのも、6人中4人が5弦なのですよ。つまり、普通だったら、8人いても1人くらいしか、譜面に書いてある低音をそのまま弾けるような人がいないにもかかわらず、今回は半数以上が譜面通りの低音を演奏可能だったのです。2楽章とか、ほんとすごい迫力の重低音がまわりから巻き起こってました。そういう意味でもすごく楽しかったかな、と。
 ほんとにもう年末。仕事もあと3日。がんばるぞ、と。


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