押しボタン式信号

 信号の前にやってくる。その信号は押しボタン式。すでに、横断歩道の向こう側にもこちら側にも待っている人がいるので、僕も同様に信号の前で止まり、待つ。・・・
 どうも様子がおかしい。いつもなら、だいたい1分くらいで信号は青へと変わっているはずなのだが、、、と、押しボタンの方を初めて見ると、、、「お待ちください」のランプは見事についてない。おいおい。と、同時に、僕と同じことを考えていた人が、行動を起こす。ボタンを初めて押すのである。
 苦笑せずにはいられない。
 で、ようやく信号も青になり、みんな何事もなかったかのようにわたりだす。

 いや、どうでもいいことなんですけどね、こういうことって結構ないですか?僕がいつも思うのは、「最初に来たやつが責任もってボタンを押せ!」ということよりも、むしろ、「変わるはずのない信号を目の前に、いったいなにを待っていたというのだろう」ということでしょうか。そして、ここに働いている強い集団心理に感服です。すでに誰かが待っていれば、もうボタンは押されているはず、という大前提が無意識のうちにあるんですよね。ただ、こういう具合に崩れることもよくあるんですが。
 とはいえ、最近はあまり起こらない。九大時代は毎日押しボタン式の信号のあるところを通って通っていたんですが、今はそういうこともないですから。
 それはそうと、肌寒くなってきましたね。もう11月ですか。。。


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