第二種電気工事士合格しました

試験自体は去年末に終わっていたのですけれど、免状がようやくとどいたのでこれで一段落ということで。まとめてご報告。

免状の人相が怪しすぎるので(おそらく自分が送った証明写真より明度が落ちている気がする)、ここではぼかすとして、遅ればせながら振り返ってみますか。

なぜ

前回簿記3級受けてからなんやかんやで1年経ってますが、まあなんか継続的になにかしら勉強を続けていく一つの方法として試験を受け続けるのも自分的にはあってるスタイルなので、なにか受けるとしたらなにがいいかなって思った時に、なにかと便利な気がする電気工事士を、と。

別に家の工事を自前でとかそういう計画があるわけじゃないですが、知識と資格があればきっと役に立つこともあるはず、と。もちろん、結局役に立たなくても、ね、気にしない。

一般財団法人 電気技術者試験センター

筆記試験に向けて

勉強しはじめたのは2022年の夏ごろ(参考書をAmazonで買ってないから履歴がない・・・けど多分6月後半くらい)。使ったのはこの本。

もちろん今は、2023年度版がでているのでそちらをどうぞ。

最初ざーっと読んでも当然頭に入ってくるわけもなくて、2周目くらいから本腰入れます。このあたりからアプリも使って、過去問をぽちぽちと。

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さすがに過去問も最初は全然ダメだけれど、何度も解きながら覚えていくスタイル。

アプリについてですが、前者は問題量が少ないし課金しないと全部はみられないけれどそれでも各問題ごとに解説がついているのでそれがすごくよかったです(つまり課金した)。後者は問題数がとにかく多くて、こっちはこっちで量をこなすのにはよかった。

通勤時間に前者を2周くらいして、後者をとにかくやり込む、本番直前は前者に戻って解説を見ながら最終確認、って感じで。

もちろんこれだけじゃなくて、本家のサイトから取得できる過去問を本番形式で解いていきます。サイトにのってるのは全部解きました。平成21年のからだから・・・何年分?かはさておき、PDFをiPadに取り込んでいつものように。

試験の問題と解答 | 一般財団法人電気技術者試験センター

iPad miniだとちょっと画面が狭いので、配線図とかが小さく見にくかったり、複線図が書きにくかったりしたけれど、それはそれとして。

2時間の試験時間に対して、ざーっと解いて見直しなしでだいたい30分。50問中45問以上くらいは正解するようになってました。最後は上述のようにアプリで最近の過去問を復習しつつ、苦手な部分の複線図を何度も書いてみたり、参考書をもう一度全部読んでみたり。

筆記試験

ネットで受験申込をするんですが、受験票が届くのは気持ち的に試験ぎりぎり。10月30日の試験にたいして、10月14日に発送されたはずの受験票が10月18日に届きました。なんか届かないとドキドキしますよね。

当日の話はここにも書いてた。

第二種電気工事士筆記試験 – itokの日記(2022.10.30)

1時間経ったら途中退席ができたので、30分くらいで解いて、何度も見直して、退出可能になったら退出っていう感じで。

とにかく問題用紙が思ったよりでかかった(普段の作業領域と大違い)ので、なるほどこれなら書き込みもたくさんできるし、図も見やすいですね、って。(技能試験のは普通にA4サイズだけど、筆記のはB4サイズ)

解答は翌日に公表。9〜10時くらいには公表されていたかな。早速自己採点したら50問中48問正解っぽかったので多分大丈夫!(6割正解が合格ラインだそうで)

技能試験に向けて

技能試験には工具がいるし、練習のためには部材も必要。

筆記が受かってないとなんか買いそろえる気にならなくて、そのへんはちょっと様子見をしてたんですが、結局購入。まずは、工具の使い方とかを動画で確認。

一式を販売してるHOZANさんの動画が見やすくてよかったです。主に単位作業の動画を見てましたが、たんたんと手元で組み立ててくれるんで、時間のある時に1.x倍速再生とかして何度も確認したり。

電工試験の虎_ホーザン – YouTube

本も1冊買いました。

1回目は、本に載ってる課題を作りながらわからなかったら解説を見る、という感じ。最初の数パターンは40分の試験時間に対して参考書を見ながらぎりぎりくらいの時間がかかっていましたが、徐々になれていきます。同じ作業が多いし、複線図書くのも筆記の時にさんざん練習したので。

2回目は、前期試験の過去問を実際に解いていきます。パターン決まってるんで、上の本に載ってる課題とそんなに違うところはないんですけれど。過去問をプリントアウトして、その余白に書き込みしてっていうなるべく本番に合わせたスタイルで。そうそう、本番の作業スペースがわからなかったですが、ネットで調べてみたら幅100cm / 奥行き50cmくらいが目安っぽいので、それもなんとなくそれくらいに合わせてやってました。

1日1パターン、夕食後に台所でおもむろに配線を組みはじめるおとーさん。そんな光景の広がる日々でした。

参考書や動画では計測方法とか剥く長さについていろいろスタイルがありましたが、それは自分に合ったものをその中から選んできてある意味自己流確立。いろいろ見てると、とにかく素早く急いで作業できるようにっていう感じのモノが多いですが、そんなにあわてなくても、手順をスムーズにこなせば急ぐ必要はなかったかなあ。結局、ケーブルの長さはメジャーで測ったし。

ケーブルといえば、最初に各配線の実際のケーブル長を書き込んで、配布されたケーブルをどのように分割したらいいか目安を作るようにしたら、ケーブルが余ったり足りなくなりそうだったりそういう過不足がなくなってよかったです。

最終的にはほぼ20分で組み立てられるようになったので、落ち着いて丁寧に作っても時間的には余裕があるな、という仕上がり。

全課題を2周して、ちょっと気になるやつだけもう一回やってみて、あとは単位作業を個別に練習して当日に向かいます。

それと、公表されている欠陥の判断基準は試験直前まで何度も目を通しました。ここ大事ですからね。

技能試験

京都府はみやこめっせのだだっ広い会場で行われました。この間イベントあったとこやん、このフロアに全受験者いるんか〜、とかそういうのはさておき。

12月24日の試験だったので、寒さ対策は万全に。会場はもちろん特に寒くはなかったけれど、指がかじかんで動かないとかそういうの困りますからね。

作業はいわゆる普通の長机の両サイドに2人掛け。想定していたくらいの広さですが、ちょっと奥行きが狭かったも。とはいえ、やっぱりある程度狭い作業スペースで効率良く組み立てていく練習も必要ですね。机のどちら側に座るかでも部材の置き位置と変わるからこの辺は完全に運。まあその運で左右されるほどのことはないと思うけれど、自分的にはやりやすい側に座れたのはよかったかなあ。

部材が配られた瞬間にその部材でどのパターンの試験かだいたいわかるから、脳内複線図が事前におおよそ書けるという。

落ち着いて組みはじめて、それでも珍しく圧着に失敗しかけたりしたけれどそこは深呼吸。ゆっくり丁寧に組んだので想定通り30分くらいで組み終わり、残り10分使って最終確認。試験時間終了後は作品が回収されるのをひたすら待ちます。

技能試験も翌日くらいに解答が公表されてたけれど、それを見たところで自分のに欠陥があったかどうかはわからないのでそこはスルー。

合格

ここまでが去年の話。

1月末にWebで合格発表があり、無事に合格しているらしいとのこと。

余談ながらWebの発表は自分の番号が「合格者リスト」に含まれているかどうかを検索して返す仕組みになっていて、結果表示の「合否」の欄が「合格者一覧にあります」っていう記載になってるのがなんとも不思議な気持ちに。そこは「合格」って書いてくれないとなんか不安になるよ〜みたいな。

で、2月8日合格通知書が届きまして、これで完了でもよかったんですが、せっかくなので免状も発行してもらいます。

免状発行の手数料支払いとか証明書の写真とか準備するものはいくつかあるんですが、それをそろえて2月10日発送。

第二種免状交付申請手続きについて|京都府電気工事工業組合(公式ホームページ)

だいたい3週間くらいかかるってことで、合格直後はもっと混むってことで、そんなイメージで待っていましたが、3月14日に不在票が入っていて(簡易書留)最終的に受け取れたのが3月16日でした。受け取った免状が冒頭のやつです。これで任務完了。長い道のりだった〜

雑感

前回の簿記の試験ほどには緊張しなかったかも。試験の雰囲気を思い出してきたからかな。

いつもながら、ある程度問題が解けるようになるまでがつらい。今回は覚えることが多かったですからね。パーツの名前とか用途とか、そういうのはなかなか難しい。

個人的には筆記試験の前にちょっとくらい技能の知識を入れていたら、もっと解きやすかったかもっていうのはありました。コンセントの配線とかね。余裕があれば、だけど。技能の勉強はじめて「あー、ここまで勉強していれば、筆記で悩まなかったのに〜」とはなったので。複線図にしても実物と連動させると頭に入りやすかっただろうなあ。(6割で合格なので、そこまで突き詰めなくてもいいんですけれど)

そしてそういったもろもろはもう忘れてきているけれど、、、いくつかは記憶の片隅に残っていて、普段の生活でも役に立つことでしょう。

というのも、家のメンテの話をしたりする時にちょっとだけ話がわかるようになった気がするのです。多分。

一応次の目標もあるような雰囲気で、なんとなくぼちぼち動き出してはいるんですが、どこまでいけますかねえ、あきらめずに走りきれるかな、どうかなあ。

献血日記(138)

前回から1月半くらいあいてしまった。2月短いからなー

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

検査採血後のベッド準備待ちがフードコート的な感じになってた。呼び出し装置を渡されて、それが鳴ったら採血ルームに向かう、みたいな。

献血ルームでは基本受付番号で呼ばれて、その場その場で毎回本人確認(名前と血液型)って感じなのですが、番号で呼ばれるのって、自分の名前じゃないぶん聞き逃すこともあるし、トイレにいってる場合(採血前はトイレ推奨)もあるから、これは便利。

しかもちょっと高機能で、ちゃんと液晶にメッセージでるのよね。(そして、呼び出し音もそんなに大きくないから、他人のはほとんど気にならない)

前回の続きで呪術読んでたらやっぱり1時間の採血はあっという間で、しかし、渋谷事変長いな。次の献血で終わるかな〜どうかな〜

今日のお土産は、絆創膏セット(以前ついてた綿棒がなくなってるな)とお茶漬け(オフィスのお昼で使ってるので助かる)と、ポイントたまったので献血パック風保冷剤。

今度はB型にしましたよ(前回もらったA型のは冷えてる状態)。全部コンプする勢いで。って、ラベルの色が違うんですね。ぱっと見わかりやすいようにかな。こういうものなのかな、っていうのも集めればわかるか。

血はいつも足りていないので、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

「ブラームス (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました

作曲家関係の本を読んでいこう企画。

ブラームス – 音楽之友社

作曲家にフォーカスした本といえば、たとえば伝記とかになると思うんですが、伝記という意味ではそれこそ子どものころに読んだような世界の偉人シリーズ的なもの以来ではなかろうか、と。

といいつつ伝記というよりは、ブラームスを取り巻く世界とともに、当時の手紙とか関係者の話も織り交ぜながら、ブラームスとその曲を深掘りしていこうという感じ。

いつも話題にしているシューマンとクララの話はもちろんですが、ワーグナーとの関係(というほど関係はないけれど)とか、同時代の作曲家とのつながりとかいろいろあって「あーこの人も同じ時代だったのか、っていうか直接会ったこともあるのか」などと新しい発見。

もともとピアノ好きなので、ブラームスのピアノ曲もたくさん聴いてたし、挑戦しようと思ったこともあったので、その辺の話もよかったなあ。なにより、今どき気になる曲はそのまま配信で確認できたりしてよいですねえ。気になるという意味では、最後の管弦楽曲としてのVn&Vc協奏曲は自分自身あまり触れてこなかったですが、ちょっと聴いてみるかあ、と。

ほんの最後には各曲に対する解説もざーっと載っていて、いろいろと参考にできそうな予感もありつつ。

個人的にチャイコフスキーの5番の本人指揮をブラームスが聴いた時にエピソードがツボで、
ブラームス「フィナーレをのぞくとすべて気に入った」
チャイコフスキー「ブラームスも演奏者もフィナーレは好まなかったが、実は私もかなり嫌なのだ」
だってさ。

作曲された当時の背景から作曲者の曲に対する想いがちょっとだけでものぞければ、自分が演奏する時のわずかな糧になるかもしれない。たぶん。しらんけど。

というわけで、縁がある時は積極的にこういう本も読んでいきたいですね。

「プロコフィエフ短編集」を読みました

ご存知作曲家のプロコフィエフさん、に関する短編集ではなくて、プロコフィエフ本人が書いた短編集です。作曲や演奏だけじゃなくて物語も書くのですか、と。

イメージとしては、欧米作家の近代の短編と雰囲気近いかなあ、という感じ。まあ、そういう時代の人なのでそりゃそうだってことですが。

音楽に関する話はほぼなくて、というか1話だけ楽器が出てくるんですが、この先どうなるか?って思った矢先に「未完」という悲しい結末(ネタバレごめんなさい)

あとは子どもが主人公だったり、ちょっと恋愛モノっぽかったり、ひたすら不思議な世界だったり、おっさんがだべってたり、そんな小説たちがつまってました。

後半には、日本滞在中の日記も載っていてこれも結構面白い。日本滞在中に多くの短編を書いていたようで(作曲はほとんどしていない)それについての記述がちょうど「さっき読んでたやつここで書いたんや」ってなったり、ほかにも日本のクラシック聴衆についての辛辣なコメントがあったり、金策や芸者の話などなど人間味あふれる感じ。

京都奈良方面に来られていたのは何となく知っていたんですが、読んでいるとなにやら京都観光で『トンネルを備えた水路を舟で巡った』らしく「これって琵琶湖疎水やん!」ってなったのがこの本で一番のハイライト。いやあ急に親近感わいてきましたねえ。

最終的にアメリカに渡っていくんですが、タイミングによっては日本で作曲の依頼を受けていたかもしれない瞬間があって、こういうのも縁だなあ、と。

ちなみに、今プロコフィエフの交響曲に挑んでいるわけでして、だからこそこれを手に取ってみたのですが、小説を読むことで演奏になにかいい影響をっていう雰囲気はそんなにないんですけれど、この人は音楽も物語なのかなっていうぼんやり思っていたこと(言われていたこと)を改めて感じたというか、そういう次第です。日記で人柄も何となくわかったし、イメージ大事ですからね。

プロコの音楽に触れたことのある人は(そうでない人も)一度は手に取ってみるといいかもしれません。作曲家の書いた小説ってあまりなさそうだし、日記だけでも面白いけど、小説のほうもぜひどうぞ。

さて次はどちらに行くかな。(そういや、日記にドビュッシーについての言及もありましたね)

「三体0 球状閃電」を読みました

あの三体シリーズの前日譚?ということで早速。

実際のところ、原作の発売順としてはこっちのほうが先だったらしいですが、日本での発売が三体シリーズのあとになったこともあって「三体」というタイトルは日本語版だけのものだそうで、という関係。当時からどこまでシリーズとしての構想があったのかはわかりませんが、登場人物は少しかぶってる。というか、後書きを参考に三体本編のページをめくったら、確かにこの「球状閃電」での話題でてましたわ。なるほど。

SFの想像力はすごい。マクロな量子力学とは。リアル?シュレディンガーですよ。

単に宇宙に行ってドーン、とか、宇宙戦争が、っていうんじゃなくて、今回は完全に地上だけの話。戦争絡みなので、そこはちょっといろいろ思うところはあるけれど(日本ではこういう舞台設定にはならなそうとか)、それはそれとして。

いつもながら登場人物の名前を把握するのに多少手間取ったりしますが、まあでもそんなに主要キャストが多いわけじゃないから、中盤以降になってくるとだいたい大丈夫。

いろんな伏線が絡み合いつつも、理論物理系なSF話。三体を読んだ人にはぜひどうぞ。読んでない人もここから三体に進んでもいいかもですね。

献血日記(137)

2023年、献血初め。

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

受付してから、ぼーっと待っていてなんかちょっと時間かかってるなあ、と思っていたら、パソコン系の機材トラブルだったっぽい。そんなこともあるよね。

いつもみたくKindleでなんか読むかと、ルームの本棚を眺めていると呪術廻戦のコミック全部あるじゃないですか。これを読もう、そうしよう。

というわけで、呪術読んでたら1時間の採血あっという間に終わっちゃった。

今日のお土産はお茶バッグとボディシート(うちにたくさんあるな)、とスタンプたまってハンドジェル(除菌ではなく美容用?)。

血はいつも足りていないので、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

さあて、今年は何回いけるかな。10回くらいはいきたいですね。

カリン酒とカリンのはちみつ漬を作りました

福岡に帰省した際、実家は断捨離的な感じで庭の木もかなり豪快に伐採されていたんですが、そんな中でもカリンの木だけは残っていて、たくさん実を付けていたのでもらってきてたのでした。

さて、カリン酒作るの、なんかめちゃひさしぶりかも。ブログの記録によれば15年ぶりくらいっぽい雰囲気です。昔はわりとひんぱんにカリンの実を送ってもらってたんでしょうね。

7個で1.4kgくらい。結構ある。

お酒だけだと子たちにはなんの関係もなくなっちゃうし、結構もらってきてたので、はちみつ漬もつくろう。そうしよう。冬場にはちょうどいいしね。(出来上がりの時期は冬シーズンぎりぎりだけど)

梅酒と違ってヘタ取りとかそういうのはないのですが、種もあるし、どっちが楽かはわからんなあ。

はちみつ漬のほうは、1番きれいで大きな実を一つ。わりと丁寧に種をとって集めて、薄めにスライス。お酒と砂糖でごまかし、とかできないし。種はお茶パックにいれてもちろん使います。

はちみつ750gのボトルを1本使ったけれど、それだけだとぎりぎり足らなそうだったので、別のはちみつをちょっと追加。全部で800g超は使ったかと。

お酒はもっとざっくりと。種は一応別で集めたけれど、切るほうはざくざくと。残りの実を全部使って(多分1kg強)、氷砂糖300gくらいとホワイトリカー1.8Lで。

ひさしぶりのカリン酒楽しみ〜

「そして、よみがえる世界。」を読みました

アガサクリスティー賞ってことで手に取ってみました(といいつつ、Kindleまとめ買いキャンペーンの最後の1冊が見つからなくて、という事情もあったりなかったりでしたが

ひさしぶりに小説を読んだ気が・・・いやいやラノベは結構読んでたわ、あれ?ラノベとそれ以外の違いってなに?ってそんなこと思いつつ。というのも、VR、MR、メタバース、電脳技術的ななにか、という近未来SFで、要素的にはわりと自分に物語としてなじみのあるモノが多かったので読みやすかったですね。

前半は世界観の構築に時間がかけられていたので「事件おこるのかな?」とか思ってて、子に「なに読んでるの?」って聞かれた時も「近未来SFのミステリー、まだ事件起きてないけれどw」みたいな返しをしていましたが、その数分後に事件起きましたね。ちゃんと。

裏事情が明らかになってくるところは、ほほーなるほどー伏線回収きたなーみたいなわくわく感ありつつ(猟奇的な側面もあったけど)、でもこれじゃ終わらんよね?あれはまだ回収されてないよね?ってところからラストスパート!

ちなみに、電脳技術的なやつで自分の支配下にあるロボットに自分を介護させるっていうアイディア(これは冒頭に出てくる話なのでネタバレとかじゃなく)は新鮮でした。自分自身を機械化して置き換える、ってことまではしないあたりが地続きの未来感、かな、とか。

受賞作ってことでそれなりに若い作品ですが、400ページ弱で、あっという間に読み切れてしまうので、一度手に取ってみるのもいいかもしれません。

十日戎に行ってきました(2023年の目標)

今年からえべっさんもわりかし平常運転に戻ってきたようで、その期間内(といってもぎりぎり最後)にいってきました。もう屋台も全部終わってるので、人はいたけれど混んではないって感じで。

京都ゑびす神社【十日ゑびす大祭(通称 初ゑびす)】

福笹をのんびり選びつつ、最終日ということもあってか縁起物によっては品切れしてるとかそういうこともあるんですねえ、とかそんな話もしつつ。だいたいいつも同じになっちゃうんですが、その品切れしていたもののおかげでそこだけちょっと新たな装いを。

今日は天気にもすごく恵まれていたし、今年も無事に自営業夫婦ともにここに来れて、おたがいの福笹をゲットできたのでまずはよかったよかった。今年はこれからですけれどね。

というわけで、恒例ですが今年の目標とか考えて(ひねりだして)みた。

仕事関連

年を重ねると安全志向になるよねえ、というのはほんとだねえ、とかそんなことを感じる日々ではありますが、そうはいっても年末年始にした夢想を今年も形にしていきたい。

いろんな技術を広く浅く体験していけるとよいのですけれど、のちのなにかの種としてばらまいておきたいなあ。

とにもかくにも今年もどんどん手を動かしていきましょう。

音楽関連

本番サイクルも順調に軌道に乗ってきましたので、ここはある意味いつものように、のんびり楽しく、でも音楽には真摯に向かい合って、っていうモードで進めたらな。

まずは今年前半にある2つの本番に向けて、ですね。指揮もあるしね。

その他

昨年末に受けた第2種電気工事士の結果はまだですが、今年はまた別の勉強にもチャレンジしてみたいですね。

なんか知識欲みたいなのがある。そしてどうせなら資格試験的なマイルストーンがあったほうがモチベーションが維持できるかな、というそういう単純な話で。とはいえ一朝一夕のものじゃないから、今年じゃなくても長い目でって感じかなあ。

あとは本(マンガ含む)読んだり、アニメみたり、ゲームしたり。

ふと今年のカレンダーを見てたら「45歳の誕生日」っていう記述を見かけて、そーかーもう40代後半戦突入やん、という気持ちに新年早々なってますけれど、カラダが資本ってのはほんとにまざまざと感じる今日この頃ですので、適度な運動は継続していきつつ、挑戦するキモチも忘れないように、と。

そんなこんなで、今年もどうぞよろしくお願いします。

福岡に帰省してきました(2023)

今年もどうぞよろしくお願いします。ということで年末年始に福岡に帰省してきました。2回ほど。

「2回?」とまあいろいろあって2往復したきたのでした。

1回目は2022年末の12/30。高校の5年の1度の同窓会が昨年は社会情勢のため延期されたものが、1年遅れで開催されて、つまり前回より6年ぶりの再会。まあ、そうはいってもさすがに大人数というわけではなくこじんまりとしたものでしたが、それでも思ったよりは人が集まっていた気がします。

学年400人以上いた高校(かつ、2年から文理で分かれる)なので、当然高校当時に話したことない同級生もいますし、なにより四半世紀ぶりで、基本マスクをつけていたりと、顔も名前も一致しない、なんてこともちらほらありましたけれど、それはそれとしても普通に楽しく話もできたし、最後に深夜1時過ぎの博多ラーメンを食せたので、大満足です。幹事のみなさんほんとにありがとうございました。

遅くまで楽しんでいるだろうという想定のもと、博多駅付近にホテルをとって、実家には帰らず(夜遅く帰宅していろいろバタバタするのも悪いので)、新幹線で往復。これが1回目の帰省。実家には帰ってないけれど、故郷には戻ったので、帰省ってことで。

 

んで、2回目の帰省。こちらが本題。今度は車で往復しました。ざっと往復1300km。春に東京往復した時より遠かったですね。でも、夫婦で交代しながらだったので、それぞれ半分くらいずつ運転した感じで。

車がないと現地についても家族みんなで移動するのに困ってしまうので、車必須。以前のようにフェリーでもよかったんですが、年末に1往復する都合もあったので、今回は元日に車移動となりました。

元日ってことで、そんなに混んでいることもなく、そして幸いにも天気は快晴、道路状態も良好、ということで格好のドライブ日和に。

おおよそ中間地点の広島は福山SAで尾道ラーメン(チキンカツ乗せ)を食べ、

ちょうど夕焼けタイミングだった壇ノ浦PAで関門海峡を眺め、

宿泊地であるホテルに到着。ホテル?というのも、これまたみんなで実家に泊まるの難しくなってきたので外に泊まって実家に遊びに行くスタイル。家族が成長していくとともにいろいろ変化していきますね。

今回は天神近辺の家族で泊まれる民泊的なところに泊まりました。事前に教えてもらった暗証番号で鍵を開けて、あとは自由に使ってという感じ。フロントっていう概念なかったし、誰にも会うことなかったな。食器とかも一式あったし朝ご飯は持参したお節っぽい食材で正月気分。ないかと思っていた洗濯機もあったので1回洗濯させてもらいました。

夜は天神の居酒屋さんで、もつ鍋とか焼き鳥とか刺し身とか食べたので、ざっくり福岡の食べ物を堪能できたのでは。

2日は実家によって、近所の神社に初詣でに行ったり、親兄弟とご飯を食べたり、そんな感じ。

そして3日は福岡観光ですよ。

福岡観光なんてしたことなかったわ〜福岡の観光ってどこに行くの?ガイドブックを見てみたらほぼ食べ物のことばかりなんですけれど、どうしましょう?ってこと、まずは自分が一番行きたかったところへ。

νガンダムをみられてなにより。プラモ持ってなかったから買いそうになったけれど、欲しいモデルがなかったので、別の機会にということで。

あとは家族で博多ラーメン食べに行ったり、いろいろ買い物したり。もともと2泊の予定で、3泊に変更したので↑のホテルが使えずに別のホテルへ移動。こっちはもともとマンション群だったところがファミリー向けのホテルに改装されたって感じかな。自分もマンションだった頃を知ってる建物だったのでちょっと昭和〜平成の香りのする場所でしたが、1人1台のベッドでのんびりと寝ることができました。

なつかしの百道浜に行って、なにかあるたびにみんなでチャリでやってきてたよなあ、とちょっと昔を思い出してみたり(先日の同窓会とつながるな

福岡最後の夜は西新で海鮮を満喫して、いやあ、魚おいしかったわ〜

4日はいよいよ復路。往路と同じく中間付近の広島宮島SAで安芸の幸を堪能。

あいかわらず天気も良くて、混んでることもなく・・・と思っていたんですが、いくつか事故渋滞に巻き込まれたりしたので休憩込みで9時間ほどかかってしまいました(往路は8時間くらいだった)。長時間のドライブでしたが、車の3列シートの3列目まで座席として広く使って、そんなにストレスはなかったのではないかと、多分。京都辺りで小雨がぱらついたりしてきたので、ほんとここ数日は天気に恵まれましたね。

そんなこんなでめずらしく3泊4日の長旅も無事に終了。キャンプとか海水浴じゃないから荷物もそんなに多くなくて、片付けも比較的簡単、なはず(現在進行中)。

リフレッシュできたところで、早速明日から仕事始めなので、がんばっていきましょう。

一応毎日の記録ものせておきましょう。

元日 – itokの日記(2023.1.1)
帰省 – itokの日記(2023.1.2)
福岡観光 – itokの日記(2023.1.3)
帰宅 – itokの日記(2023.1.4)