『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本』を読みました

「読みました」と書いたものの、途中の問題は一切問いてないし、サンプルコードもざーっと見ただけなんで「目を通しました」が正確ですけれど(汗

問題解決の手法、考え方を、図解で、カラーで丁寧に解説してくれています。なんかわかった気になる。と思う多分。(夜に読んでいると、数学的考察とか、たまに意識がとびそうだったけど)

自分のことでいうと、もともとそんなに量の多い計算をするわけではありませんが、にしても最近は特に計算リソースも豊富になってきたし、既存のライブラリも充実しているし、いわゆる「富豪プログラミング」的な感じでコードを書いている気がする日々です。(組込でCとかをべたべたに書いていた時はもう少し違った、と思う)

もちろんそれがいい悪いじゃないけれど、なにかボトルネックになる計算に出くわした時に、それを自分の手で改善する必要が出てきた時に、こういうところに立ち戻って、問題を分割し、最適な解をみつけることも大事だなと思った次第。

その意味では、3〜4章にあるような各アルゴリズムの解説はもちろんですが、5章の考え方、というのが一番役に立ちそうな気がしました。

(余談ですが、これ、現役大学生が書いた本なのよね。すげーな、ほんまに)

簿記3級合格しました

唐突ですが、昨日、久しぶりの資格試験を受けて合格しましたというご報告。

簿記 3級 | 商工会議所の検定試験

PDFの証書。紙は無いのです。

なぜ

一人会社をはじめてもう7年目。日々の帳簿はfreeeを使って自分で入力し、毎月税理士さんにチェックしてもらいつつ、決算や年末調整などは全部おまかせ、っていうスタイルをとっているのが現状。freeeはほぼ家計簿感覚で入力しているし、「日々の入力」といいつつ仕入れとかないから作業量は少ないし、ちょっと困ったことがあればそれこそ税理士さんに質問したら、教えてもらえるわけですが、とはいえ「これは会計の仕組みとしていったいどうなってんの?」と思うこともあったり。

理屈がわからないままに数値を入力していくのってたまに気になることありますよね。気になったのでちょっと調べてみようと思って、それならいっそ試験を受けるつもりで勉強してみたらいいんじゃないかと思い立ったのが最初。

まあ、となりの机で日々勉強にいそしんでいる受験生の姿に感化されたといえばそれもあるかもしれないけれど、基本的に勉強好きなたちなので。最近技術系のことしかやってこなかったしね。たまにはこういうのもいいよね。

3級はそれこそ高校生や大学生も受けるようなものですし、別にこれが資格としてなにかの役に立つとかは思っていないけれど、せっかく勉強してみるならその目標としてって感じかなあ。

どうやって

まずは本を購入。買ったのは全部で2冊ですが、1冊目はこちら。去年の11月末に買ってるので、勉強期間は2ヶ月半くらいってところ(実質2ヶ月くらい?)。毎日っていうわけじゃないけれど、1日1時間くらいは確保してたかも。

これを読んで、気になるところをメモりながら、そして単元ごとに問題を解いていく。最初はちんぷんかんぷん。もちろん、上述のように日々のfreee入力は自分でやっているのである程度は雰囲気分かりますけども、それでも借方貸方なんて意識してなかったわけで。こういう試験って実務に近いかどうかで全然かわるよねえ、とTOEICの時も、学生と社会人の時では問題の中身への理解度が全然違うって思ったなあ。

ちなみに、メモは全部iPad + Apple Pencil + GoodNotesで。問題解く時も、最初は付属の解答用紙をカメラで取り込んでいたんですが、PDFが配布されているのを知ってから、PDFを取り込んでそのまま使うことに。

最初はiPad miniでやっていたものの、決算系の問題は解答用紙とメモを見開きで表示させたかったので、後半はiPad Pro 11インチ使ってSplit Viewで。

こんな感じですね(乱筆失礼)

さて、テキストを一通りやって、やっぱりまずなにより仕訳がちゃんとできないと話にならんな、と思い至り、なんかそんなアプリないのかな、ありそうだな、なんならあふれてそうだな、と。で、テキストに連動している公式アプリもあったんですが、結局使ったのはこちら。

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通勤途中に電車の中でペチペチと仕訳の練習。アプリ内の問題を2周くらいやるとわりと高い精度で仕訳できるようになってきた気が。

仕訳の理解が進んだところで、テキスト後半のややこしいところの問題を復習。ここはさらにもう1周くらい解いていったかも。仕訳が分かるようになって、おおまかな構造が見えてきたかなあ、というところ。

そろそろ真面目に試験のことを考えるかっていう時になって、過去問を入手。

そもそも簿記の試験って、2021年度から大幅に変わったんですよ。ということにあとで気付いたのはさておき。それまでの試験は2時間で大問5つだったのが、今年度から1時間で大問3つに変更されてて、2021年度向けの過去問は基本的に2020年度以前のものになるので新方式の問題はない、あるいは少ないというのが現状。ちなみに、最初のテキストには新方式の演習問題もついてました。

まあそんな状況ですが、過去問も全部やって、ちゃんと点数とれてれば練習として問題ないので、過去問を順番に解いていくことに。このころになると問題の傾向も身にしみてきたので、だいたい合格点(70%)をとれるようになってきて、決算の計算が一発であってると嬉しいよね、とか。たまに満点の時もあったかな。

1冊目のテキストには、PCでできるネット試験用の模擬問題もついていたので、最後はそれを使ってブラウザで総まとめ。

日商簿記 – わかる!受かる!!シリーズ

試験当日

自分らが受けられる簿記の試験には大きく2種類あります。ざっくりいうと、紙かネット(PC)か。紙はよくある試験と同じように、年に数回、決まった日に決まった会場に集まって受けるやつ。

で、ネットは好きな時間帯に指定の場所に行って受けるタイプです。好きな時間といっても、もちろん枠の空きがあるかどうかなどはありますが、ほぼ毎日(紙の試験のある前後をのぞく)どこかの会場で試験をやってます。自分が受けたのはこっち。

日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について | 商工会議所の検定試験

オフィスから徒歩数分のところに会場があったので、1週間前くらいに予約して、その時間に会場へ。

試験場所に持ち込めるのは電卓のみ。あとはボールペンとメモ用紙2枚を渡されます。メモ用紙はあとで回収。電卓にはレギュレーションあるんですが、勉強中に購入した無印のもので特に問題なかったみたい。というか特に厳密な確認はされなかったなあ。

電卓 12桁(KK-1154MS) | 事務小物 通販 | 無印良品

簿記 試験科目・注意事項 | 商工会議所の検定試験

仕切りのあるブースにPCが1台ずつ。問題と回答はPC上に表示され、適宜手元でメモを取りながら解いていく感じ。そういや、受付すんだらすぐに試験開始になったので、そんな気はしていたけれど、直前に参考書を最終確認するとかは無理そうだった。

家で勉強している時は、電卓の打鍵音ちょっとうるさいかなあ、とか思っていたんですが、そんなことよりPCのキーボードの打鍵音の方が大きかったし、音が気になる人向けにブースごとにイヤーマフおいてました。普段キー押し込みの浅いキーボード使っているから、いわゆるPCのよくある押し込みの深いキーボードのテンキー入力と、久しぶりに使うホイールマウス(マウス自体も日々使ってない)にちょっと戸惑ってみたり。自分は人の音は全然気にならなかった。みんなもがんばってるな〜くらいの感じ。

PC上では、自分のタイミングで試験を開始し、画面上で勝手に1時間カウントダウンされつつ、時間になったらその場で採点されるっていうオートマチックな試験。つまりみんなばらばらにはじめてばらばらに終わる。なんなら試験終了後10秒も経たないうちに試験結果でてましたよね。

試験結果をプリンタ出力したら受付でそれをもらってミッション完了。結果用紙のQRコードにアクセスすると、冒頭のPDFな証書がゲットできる、という仕組みでした。

大問3つで1時間。長くもなく短くもなくちょうどよい時間だったかな。家で練習していると、そんなに深く見直さないっていうのもありますが、だいたい5〜6割の時間で一通り問題とけてたけど、本番もそんな感じ。残りの時間を見直しや検算、初見で分からなかったところに取り組んだり。見直したら仕訳の選択ミスがいくつかあって危なかった。

問題はほとんどがプルダウンによる勘定科目選択と金額の数値入力。ちょっとだけ文字入力も。ちなみに、結果表示に大問ごとの点数が表示されまして、大問1の仕訳と3の決算関係の問題はおそらくパーフェクト(厳密には大問の配点不明だけど傾向としては、ということで)だったんですが、大問2のやつがね。今朝もちょっと不安だなあと思って見直していたところがもろにでたんだけれども、それでもだめだったので、結果92/100点。せっかくなら満点取りたかったなあ。山が当たってたのにとけなかったのはダメダメやけど。

雑感

思えば、試験なんていつぶりだろう?多分、最後に受けたのがTOEICだと思うんですが、合否のある試験でいうと、、、そういえば、ソフトウェア開発技術者のをもってたから、それ以来かも。というわけで、久しぶりの試験体験にさすがにちょっとドキドキした。オケの本番以上に緊張したかも。受験生すごいなあ、と思った今日この頃。

(過去の試験、振り返ると、ちゃんとブログに記録が残っていて(さすが2000年からのブログですね)、最後のTOEICもソフトウェア開発技術者も2005年だったので、結婚してから一度も受けてなかったってことだねえ・・・)

当初の目的が達成できたかどうかは、これからの日々の事務業務次第ですけれど、いろいろおもしろい発見があって楽しかったです。ほんとはこうやるんだなあ、と。

とはいえ、電卓で手計算するとか、そういうのはもはや不要な業務な気もしますけどねえ、と思いながら電卓叩いてたなあ。これ、自動計算できるでしょ、ってそれだと試験にならないか。この場合は、自動計算のロジックを自分で組める(理解できてる)ことが大事なわけで。

いずれにしても、久しぶりになにかをちゃんと勉強するっていう体験ができてそれはよかった。失われつつある記憶力を酷使した感じはありますが、やっぱり勉強(知識を入力)するの好きなんだろうな。

今回再認識したこととして、40半ばとなった今や本を読むだけでは知識は残らない。メモ大事だし、なんなら試験受ける気で復習してようやく定着するかな、と。いや、今回のもどのくらい定着してるかはわかんないけど・・・

さて、次はなにしようかな、とかいいながら、まあ次の目標はほぼ決まってるんですが、それはまた合格できたあかつきには、ということで。(今回の試験も合格してから受験したことを家族に報告したのでした。落ちたら恥ずかしいし)

あ、でも、まずは最近たまってきた積ん読を読んでいこうか。

「心理的安全性のつくりかた」を読みました

ここのところ耳にする機会が多くなった気のする「心理的安全性」、チームで気兼ねなく意見の言い合えるそういう環境、そんな話にちょっと触れてみました。

っていっても、ひとり会社で基本ひとりで仕事をしているわけで「チーム?」という感じですけれど、まあそれはそれとして。

こういうチームビルディング的な話って、別にビジネスに関係するものだけじゃなくて、たとえば趣味の集まりとか、近所付き合いとか、家族とか、そんな間柄でも参考になることはいっぱいありますよね。っていうのがこの手の本を読んでいてよく思うこと。もちろん、ビジネスの話全部をプライベートにもってくる必要はないのですけれど、考え方として参考になることは多い。

たまにはちゃんと感想を書いておこうと思ったのだけれど、紙の本にマーキングする人じゃないから、そこそこ時間かけて読んでいると、それなりに最初の方のことを忘れているよね、、、と。こういう時、電子だともっと気軽に印がつけられるのかもしれない。でもマンガ以外は電子よりは紙で読みたい派なんだよなあ、と。(次からはせめて付箋でもしておくか

というわけで、気になったワード(自分なりの解釈含む)を並べておくことにします。書くことで多少は振り返れるはず>自分が。

  • 罰でものごとは改善しない
  • 自分もちゃんと当事者になる
  • 精神(論)では人は変わらない。実際の行動大事
  • トラブル時には「ちょーどよかった」
  • 思考と現実が違うことを認識
  • きっかけとみかえりを分析
  • 理由つきの感謝大事

こうやって書いていくと、チームビルディングの話というより、行動分析ってことなのかな。自他の行動をちゃんと分析して、そしておたがいが気兼ねなくコミュニケーションをとりあえるような場を形成していくってことか。

自分が実践できるかもなかなかむずかしそうな気もするので、実際に動いているチームで導入していくのはそれなりにハードルはありそうだけれど、効果ももちろんありそう。今は心に留めつつ、人とのコミュニケーションがとれていけたらいいな。(コミュニケーション苦手ですけども・・・

献血日記(129)

時間的にちょっと行けそう?って思って予約したら、なんかちょうど今日から献血可能の日だったっぽくて、すごいギリギリの短いサイクルで献血いくの狙ってる人みたいになってしまった。(あまり違わないけど)

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

ご時世的に、またルーム内の書籍雑誌がアクセス不能になっていて残念。MacFanもっていっててよかった。

「いとーさん、いつもどっちの血管で本番されてます?」
「こっちのボコって針の跡が残ってるほうですけど」
「ですよね。でもね、こっちの血管の方が今日はいい感じがするんですよね」
「へえ〜」
「どうです?いつもと違いますが、こっちの血管でやってもいいですか?」

みたいな会話をしつつ、いつもとは違う血管から本番採血。本人的になにが違ったのか、効果があったかはわかりませんが、まあネタとしてここに書けるということで。

iPadとApple Watchとマルチディスプレイと、なかなか気になる話題てんこ盛りでよみごたえがあったなあ>MacFan。そういや、睡眠の設定とかしてなかったなあ、と思ってちょっとやってみる。どんな感じになるんでしょうね。

今日はシンプルに珈琲とボールペン。ボールペン、どんどんたまっていくけれど、結構使いますしね。

血はいつも足りていないので、不要不急ではないですし、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

「地球外少年少女」を観ました

Netflixで配信中の新作アニメ、今なら劇場で前編が公開中。

オリジナルアニメ「地球外少年少女」公式サイト

監督の過去作「電脳コイル」ですが、実は観たのはここ最近のことで(というパターンがわりとたくさんありますが、なにせ2000年頃〜最近までこういったアニメ作品からは完全に遠ざかっていたので)、いやあ15年前にこんなアニメが(しかもNHKで)放送されていたなんて、と遅ればせながら衝撃を受けたものです。

電脳コイル|磯光雄監督作品

というわけで、今回のも公開を楽しみに待っていました。

月並みですがとにかくおもしろかった。

登場人物はみんないいキャラしてるし(そして誰も憎めない、のはそういえばコイルもそうだったかも)、AI、宇宙、デバイス、SNS、ハッカー、などなどを絶妙なバランスで組み合わせたら、っていう感じかな。スマート欲しい。AIドローンもいいなあ。

AIと宗教のくだりは個人的には妙な納得感が。それを肯定するわけではありませんけれど、そういう考え方もありそうだなあ、と。あと「みなみなみ〜な」がめっちゃ頭に残ってるんですけれどw

コイルっぽい描写もあって、そこはニヤニヤしながら。「ネットの噂によると」とかね。

今から劇場に行くもよし、Netflixで一気観(30分6話なので観やすい長さ)するのもよし、みなさんも是非どうぞ。とりあえず、2週目いくか。

HDDをいろいろ整理しました

データを格納するためにここのところずっと外部ディスクはDroboを使っていました。記録を見ると、もう9年以上も。

で、最近どうも調子が悪いなと思えてきて、すぐに接続が切れたり、HDDに異常はなさそうなのにデータの再構築処理が走ったり、んじゃ置き換えて新しい機種にしてみる?と思った時に、ふと、別にDroboじゃなくてシンプルにRAID1とかで十分じゃないの?ってことになって、いろいろまとめてがっつり整理しました、というお話。

ちなみに、バックアップと称してAmazon S3にもおいているファイルがあったりしたので、そこもまとめて全部整理してみた。

元の構成

iMac(2012モデル、macOS 10.15、3TB)

  • 1TBくらい使用
  • ほとんどのデータはDrobboxにもおかれている

Drobo(8TB×4+6TB)

  • パーティション2つでデータ用とバックアップ(Time Machine)用
  • データ用には写真とか動画とかのデータが2TBくらい
  • 8TBなのはHDDに異常が見つかるたびに、当時コスパのいい容量のHDDに変えていったらこのサイズ感になってしまったというわけで

今の構成

iMac(2012モデル、macOS 10.15、3TB)

  • ほぼ変わらず
  • 写真のデータがこっちに移動してきたくらい(後述)

RAID1(8TB×2)×2

  • 物理的に2つのRAID1を構成
  • それぞれデータ用とバックアップ(Time Machine)用
  • データ用は一部断捨離したけれど以前とほぼ一緒

やったこと

Droboからの移行

RAID1として使用したのはこのケース。

うちのiMacは10年前!の機種なので、USB 3.1 gen2には対応していないけれど、将来的な置き換えを考えるとgen2に対応したケースにしたほうがいいかな、と。

参考(これがわかりやすかった)> 【特集】「USB 3.0」=「USB 3.1 Gen 1」=「USB 3.2 Gen 1」? すぐ分かるUSBの「Gen」表記ルール – PC Watch

Drobo上のデータはiMacと予備の外部HDDに移動できる程度のサイズだったので、全部退避して、DroboのHDDをRAID1へ流用。Droboの管理方式と違って、RAID1はシンプルなので処理速度はやくてびっくり。そうか、普通の外部ディスクへのアクセスってこれくらいなのね。

データの整理

S3においてあるバックアップと、手元のデータを照合。すべてのデータのオリジナルを手元にいったん配置。

重複してるものなどを整理したのちに、頻繁にアクセス(変更)しなさそうなデータ(たとえば学生の時のデータとか)を優先的にS3にもどす。もちろん手元にも置いておく。常に手元にはすべてのデータのオリジナルがある状態にするという運用に。

遊び目的以外でMac使いはじめたの中学生くらいの時なので、一番古いファイル(もう開けないけど開くの怖い文章群)のタイムスタンプは1993年とかだったし、1994年くらいにNiftyのフォーラムで公開してたHyperCardのスタックとかも見つけたし懐かしすぎる。(自分が自分の子と同じ年ごろに書いたものがここにあるっていう現実を前に不思議な気分)

写真の整理

特に写真が大変なことになっていて、まあ、デジカメ初期のころからの20年以上に及ぶ写真データがあるわけでして、管理方式もiPhoto→Aperture→現行の写真アプリ、となって、さらにフルバックアップと称したスナップショットのようなライブラリが点在していたのです。もはや、どれだけ重複しているかわからない・・・

しかも古いiPhotoライブラリが開けず、調べるとライブラリ移行用のアプリが公式からでている↓んですが、これうちのmacOS 10.15ではもう動かないのですよね。

iPhoto ライブラリアップグレーダ 1.1 (日本)

なので、別の古いmacOS(10.11)の動くマシンでアップグレーダ使ってライブラリを更新し、それを元のMacで開いて、写真アプリの形式に変換しました。

その後もアプリの力で解決していきます。

PowerPhotos – Merge Mac Photos libraries, find duplicate photos, and more

複数の写真ライブラリをまとめて管理できて、結合もできて、重複写真も削除してくれる、そんなアプリを使いました。なんやかんやで、合計200G近くあったはずの写真ライブラリ群が、1つに結合したら150Gくらいになってた。意外に小さくなった。というか、以前なら100G越えの写真ライブラリなんて開くこともできなかったはずなのに、今は普通に開けるようになったんですね、進歩ってすごい。あと、昔の写真は容量小さいから、そもそも容量的に大したことなかったという話もある。

いや、おかげで2000年くらいの写真にも普通にアクセスできるようになったし、家族写真も簡単に探せるようになってよかったよかった。

動画の整理

動画については、最近は子たちの動画は特に編集とかせずにそのまま実家に送ったりしていることが多いので、iMovie使わなくなりました。古いiMovieのライブラリはあっても無駄なので、生成された動画ファイルだけを抽出して、ライブラリは解体。こっちはそんなところかな。

独り言

データのバックアップをどこまで多重化するか、っていうのは悩みのタネだとは思うのです。今はメインはTime Machine、あとDrobboxにおいてあるものはそこでも自動的にバックアップされている形になっているし、アーカイブ的データは別途クラウドにも保管されている感じ。

まあ、そう思えばわりと多重なんですけれど、写真や動画の記録的データはそれこそ消失するのこわいんでねえ、と。

もはやDVDに書き出してバックアップとか、容量的にも耐性的にも無理ですしね、と調べていたらM-DISC(自称1000年もつ、らしい)なんてものもあるんですね。これだと100G単位くらいではバックアップできるわけか・・・まあ100Gかあ。それならSSD 1TBとかをアーカイブ専用に多数保持するっていうのでもありなのかもしれない、とかなんとか。

M-DISC – Wikipedia

今はとりあえず整理できて一段落で、一安心ってところですが、そんなことを考えたりもしている今日この頃、でした。

1つ誤算があったとすると、新しいRAID1のデータ用ディスク、APFSでフォーマットしちゃったんですが、これ、Time Machineでバックアップできないんですよね・・・Big Sur以後なら大丈夫っていう話はみたけれど。フォーマットしなおすためにもう一回データコピーしてっていうのがちょっとだるくなったので、大事な写真ライブラリだけiMac本体に移動させてバックアップ対象にして、あとは、M1の新しいのがでるのを待つかなあ、と。

おまけとして、1999年ごろ(当時大学生)のいとー家(実家)のパソコン机を。Performa 6310、懐かしいですね。

次のApple SiliconなMacがでたらさらにいろいろ置き換え進みそうなんだけれどなあ。

味噌を仕込みました(2022版)

去年は作っていなかったから2年ぶり。ここのブログに書くのは5年ぶりか(はてなブログには書いてたみたいだけど)

というわけで、こっちに書いたほうがあとで見返す時に便利ということに気付いたので、こっちにメモを。

ここ数年、味噌の材料はこちらで仕入れています。

手作りセット – 創業寛永年間、こうじ(糀・麹)、塩麹、味噌、甘酒、販売・通販お取り寄せ【大阪屋こうじ店オンラインショップ】

京都のお店なので、自分的には現地で受け取ることもできるけれど、結構重くて量があるので、今回は送ってもらいました。いつものこの2セットです。
手作り123(ワンツースリー)セット(1年熟成標準味噌)
手作り田舎味噌セット (麦麹、米麹セット)中期熟成

味噌作りの2日前までに送ってもらって、2日前には豆を洗って水に浸けておきます。。。で、中略すると、

これ↑が36時間後には、こう↓なります。

左が123、右が田舎味噌。2Lの100均容器使っていて、全部で10個分、15kgくらいの味噌ですね。これに酒粕(約1.5kg使用)でフタをして完成。

田舎味噌の方は3〜6ヶ月ってことなので、夏くらいには食べ頃になりますかね。楽しみ〜

献血日記(128)

2022年、献血初め。

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

今日はわりかし混んでいた印象。前回同様にそこそこ早く行ったつもりでしたが、結局本番採血はじまるまで30分くらいかかったかも。まあ、それでも結果的にはほぼいつも通りの2時間コースってところでしたね。

MacFan読んでやっぱり純正のApple Pencilが一番よねえ、とか思いつつ、前回マンガコーナーの奥に隠れていた「だがしかし」を見つけたので、そちらをのんびりと。電子でちょっとだけ読んだことがあったけれど、ちゃんと読むのは初めてだなあ。

アイスコーナースカスカになってましたね。さすがにこの時期は入荷少なめか。キンキンに冷えたあずきバーに公共の場でチャレンジする気にはなれなかったのでそこはスルーで。

通常メニューの珈琲と、予約特典のスヌーピーの保存容器と、ポイントたまったので小さなボックスティッシュ三連。スヌーピーのは子の小物入れになりそうで、ティッシュはオフィスで使おっと。

さてさて、今年は何回行けるかなあ。

血はいつも足りていないので、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

サーバ移転しました

このブログとかが動いているサーバ、もともとはさくらのVPSを使っていたんですが、このたびさくらのレンタルサーバの方に移転しました、というメモ。

VPS(仮想専用サーバー)|さくらインターネット

さくらのレンタルサーバ | 高速・安定WordPressなら!無料2週間お試し

VPSを使っていたのは、サーバをいろいろいじれるからっていうのがあって、自分でスクリプト書いたり、いろいろ実験してみたり、そういう自由度を求めてやっていたわけですが、そういう実験的なのは最近あまりやってないし、やったとしても会社契約のサーバでやることの方が多くなっていて、結局のところ、自分契約のVPS(10年以上使ってる)は単にブログとかが動いているだけのサーバとなっていたのです。

ちなみに、動いているのはブログが2つと、短縮URLなアプリと、静的ページがいくつか。あれ?これだけなら別にVPSじゃなくてもよくない?という気付き。サーバのメンテコストがかかるだけであまりコスパよくないというかなんというか。

そんなわけで一念発起して(ブログを移転するのはめんどくさい)、さくらのレンタルサーバの方にまるごと移転させました。

WordPressのインストールはコントロールパネルからすぐできたし、SSLやドメインの設定も同じくお手のもの。あとはデータを移動させて、、、と。片手間に作業していたので、期間としてはわりかしかかっていますが、実働時間としては1〜2日くらいかな。

ブログデータの移動は「All-in-One WP Migration」を使って。contents以下のデータは手動で動かしたけれど、DBは楽に移行できました。

All-in-One WP Migration – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

ついでにブログのテーマなんかも新しくシンプルにしたので見た目変わりましたよね。itokロゴもドーンと前面に出して、と。

 

表立ったところとしてはこんなところでしょうか。ちなみに相方さんのページも同じ感じで。

ゆふ工房 – 京都にあるガラス工房

あとは、ブログデータのバックアップは「BackWPup」を使ってS3に保存しつつ、

BackWPup – WordPress Backup Plugin – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

サーバとしてはさくらの「バックアップ&ステージング」をつかってディレクトリを丸ごと保存する感じで。

バックアップ&ステージング – レンタルサーバーはさくらインターネット

これでゆるゆると運用していけたらいいなあ、と。

見てる側からするとテーマ変わったくらいですけれども、心機一転したつもりでよろしくお願いします。

(ふと振り返ると、自宅サーバ→さくらのVPS→さくらのレンタルサーバ、ってだんだん楽なほうに向かっていってるな)

十日戎に行ってきました(2022年の目標)

今年も時差つけてお参りにいってきました。

京都ゑびす神社【十日ゑびす大祭(通称 初ゑびす)】

昨日まで神事をしていたということもあって、境内はやや片づけモード。前年の福笹がトラックの荷台に(中略)・・・という見てはいけないシーンを見た気がしますが気にしないことにします。

それはそうと今年もゆっくり縁起物を選ばせてもらいました。

(一応、去年の写真を見つつ、今年はなににしようかって参考にしたりもした)

今年も自営業夫婦ともにここに来れて、おたがいの福笹をゲットできたのでスタートとしてはばっちり。

で、十日戎を経て、恒例の今年の目標とか考えてみた。

仕事関連

新年早々スタートダッシュというわけではないけれど、7期目として手堅く進んでいる感じでしょうか。

年末年始にいろいろ構想(夢想)したこともあるし、この1年でどれだけ実現できるかな。まだ練りが足らないのでもっと錬成しないといけないですけれども。

技術情報のキャッチアップとか、ちょっとおろそかになってるところもあるんで、継続的にやっていきたいですね。

あと、Apple SiliconなiMacはやくでて欲しいなあ〜(これは目標じゃないけれど

音楽関連

直近の本番予定は春ですが、無事にできるといいな。3度目の正直ですしね。

地道に練習を重ねつつ、いい音楽をたくさん作っていけたらいいなと思います(と、優等生的なことを書いておく)

音楽には真摯に、でものんびり楽しく、をモットーに。ってこれはいつもか。

そういや、毛替えしないとな。今年は毛替えをするぞ<毎年するべき!

その他

若干運動からは遠ざかっていますが、意識的にからだを動かすようにはしたいですね。ほんとに体が資本。

すでに積ん読たまってますが、読書とか、そういうインプットも仕事(技術的な話)関係なくしていきたい。

家族のみんなも大きくなって、いろいろと変化の多い今日この頃ですが、大事なところはしっかりおさえて、あとは柔軟な気持ちで。

そんなこんなで、今年もどうぞよろしくお願いします。