相性っていうのは、どんな世界にでも、どういう状況でも、あるものだっていうのはわかってはいるものの、時に「そんなのあり?」と思わずにはいられないようなことだったあったりするわけです。この場合は、「そんなの『相性』って言葉で片づけてよいのか?」という意味合いを強く含んでいるのは自明なのですが・・・
いわば、アナログな世界だった、そういう曖昧さも全然構わないんですけどね。むしろ、その曖昧さがアナログたるゆえんなのだから。ちょっと違うか。まあ、それはここでは問題ではないので、さておいて。デジタルの世界でももちろんありますよ。パソコンとかの間でも。でも、でもですね、それってあんまりじゃないか、と思ったりするわけです。まあ、聞いてください。
とあるパソコン屋さんにオーダーメイドパソコンを注文しました。いわゆる、お店ブランドみたいなもんで、大手のメーカー品とは違って自由に、しかもかなりお安く、好みのスペックのパソコンが手に入るわけなんですが、で、やって来たそのパソコンは省スペースパソコンという部類に入るものでデスクトップだけども結構頑張って小さい体の中にいろんなものを詰め込んでいるやつになっておりました。モニタは別途こちらで用意。といっても省スペースパソコンを使うくらいだから、もちろん液晶です。ここでCRTなんか使っても意味ないしね。で、いろいろインストールしてみると、なんだか目が異常に疲れる。理由は簡単に分かりました。画面がちらついているんですよ。かなり。いろいろいじってみても、全然改善されそうにないし、そこらにあるいろんな液晶モニタにつなぎ換えてもちらつきはおさまりはしない。なんで、結局、いったん調査ってことでお店に引き取りにきてもらいました。んで、2週間くらいたって戻ってきたら、、、なんとまあ、CRTだったらちゃんと映るけど、液晶なら全滅だとか・・・そんなのってありですか?省スペースパソコンなのに。省スペースパソコン使うなら液晶モニタでしょ?と思いつつも、まあ、戻ってきたんだからと再びたちあげる・・・
そして、それだけでは終わりませんでした。今度は、ぼやけてます。ピントが合ってない・・・てゆーか、パソコンのモニタでピントが合ってないってどういうことよ!そんなのどこでも設定できませんがな!相性の問題とか、そういうのじゃ全然片付かないけども、だけども、相性が悪いのねえ、とか思ってしまったり。しかし、そもそも相性悪いって、そんなことがあっていいはずもないのに・・・(メジャーなマザーボード、メジャーなグラフィックカードとメジャーな液晶モニタの間に相性の問題って・・・)という感じで、なんとも徒労を感じざるをえない夕方の一時でした。明日また引き取りに来てもらうそうな。