20日目、晴 – 雨。いよいよ帰国の日。
昨晩、帰りがけにN響の先生方に、ホテルの前にあったカフェは有名だからいっておいたら、といわれていたので、朝食後にお茶しに行く。これこそ最後のゆったりとした一時。
ホテルをでて、ウィーン空港へ電車で向かう。まあ、普通に、出国手続きしたり、免税の手続きをしたりして、搭乗口へ。もはや、まわりは日本人だらけ、しゃーないですね。
ここに来て座席を確認すると、なぜかどうも隣の席ではないらしい。いや、厳密には隣ではあるけれど、通路をはさんで隣、という感じ。不思議なこともあるわけですが、配席は結構適当みたいですね。運良く、実際の隣の人と席をかわることができたのでよかったですけれど。10時間以上も知らない人の横で過ごすのはねえ、と。
で、いよいよ出発。最初は機内も肌寒いくらいに涼しかったのに、なぜだかどんどん気温が上がっていって、ちょっとうたた寝したら、妙に寝汗をかいてしまいました。そのせいで、そのあとは結局ほとんど一睡もできず。ビールを飲んだり(これは最初のうちだけ)、映画(マダガスカル、とか)を見たり、読み切ることのできなかったダ・ヴィンチコードを読んだり。寝ずに読みふけっていたわりには、結局読み切ることはできなかったんですけどね。ちなみに、もうかなり佳境ですが、今もまだ読んでいるところです。
そんなことをしているうちに大阪到着。乾燥して、過ごしやすかったヨーロッパをでて、日本に戻ってきてみれば、雨。むぅ〜っとした空気に歓迎されました。さすが大阪。まだまだ暑かった。
この雨のせいもあって、電車の乗り換えとか駅から歩くのは面倒だったので、バスで梅田まで行ってそこからタクシーで帰宅。無事にマンション残ってました。んで、部屋も無事でした。郵便物はぎりぎりはみ出したくらいだったし、植物はいくつか枯れてしまっていたけれど、基本的にはでかける前と一緒。よかったよかった。もう、火事でなくなっていたら、とか、泥棒が入っていたら、とか、冗談でそんな話ばかりしていたもので。。。
お昼ご飯は久しぶりに日本のお米。機内食のあまりのおいしくなさに空腹だったので、おにぎりをぱくぱくと食べてしまいました。洗濯をして、メールのチェックをして、、、ということをしていたらあっという間に夕方。
夕食は、いつもお世話になっているお店へ。日本に帰ってきて最初のまともなご飯だというのに韓国料理を。懐かしい味になんだかほっと一息。これで旅も全部おしまい。
すべての写真は写真館にて
旅行記もこれで一段落。でも、もうちょっと小ネタを書いていく予定ではありますけれど。。。