藤原清登ライブ

 に行ってきたわけですけども、それについての詳細はベーシストモドキの方にて、ということで、そのホール(というかライブハウス?)に置いてあったピアノのお話。
 ピアノのメーカーっていうとどういうのを思いだすでしょうか?国産だったらYAMAHAとかKAWAIとかで、まあこれらって非常に家庭的なものをたくさん生産していることもあって、馴染みも深いものだと思います。(ちなみに、いとー家にあるのはKAWAIのアップライト。17年前!に購入した時にすでに中古だったはず)
 さて、ホールとかではどうかっていいますと、多目的ホールみたいなところ(いわゆる市民会館みたいな)では、まあ、だいたいYAMAHAの普通のグランドピアノとか、よくてコンサート用のコンサートグランドくらいのものが置いてあることがほとんどで、もうちょっとちゃんとしたところ、つまり本来クラシック用であるような場所でしたら、メインとしてスタインウェイのコンサートグランドが置いてあることが多いでしょう。そして、多分一番メジャーな高級ピアノメーカーとしてはこのスタインウェイが挙げられるでしょうし、だいたいにおいて、プロのピアニストのみなさんも、ホールに備え付けのこれを使っていることが多いようです。(たまに海外のピアニストでmyピアノを持参している人もいるんですが)
 でもって、もう一つメジャーなメーカーを、といわれれば、その次には多分ベーゼンドルファーがあがってくるんだと思います。あまり使われているところを見たことはないですが、これとスタインウェイを両方置いてあるようなホールはかなりのもんだと思います。(そもそもベーゼンドルファーまで置いてあるホール自体そんなに遭遇したことはないです)あ、ちなみに、この間ピアノデュオのバイトに行ったホールには、なんとスタインウェイが2台とベーゼンドルファーが1台置いてありました。あれはすごかった。
 で、今日、そこにあったのは、以上のどれでもなかったんですが、僕にとっては、妙に縁のあるメーカーだったのです。Grotrianというメーカーで、多分そこにあったのは、普通のグランドピアノの類いだったと思うのですが、僕が今までの中でもっとも高価なものに直に触れた体験というのが、このGrotrianのフルコンサートグランドピアノをお店で弾かせてもらったことがある、というやつなんですよ。えーと、ちなみにこのメーカー、もっとも安いアップライトですら、国産のグランドピアノに匹敵するお値段です。(匹敵するっていうか、越えてるんですが)で、そのフルコンサートは、確か2千数百万だった(4年ほど前のお値段ですが)と思うんですけどね。あれを弾いた(それも結構ちゃんと弾かせてもらった)時は、いつかピアノを買う時が来たら(それも電子ピアノじゃなくて、ちゃんとしたのを)Grotrianの一番安いやつでもいいから欲しいなあ、と思ったものです。
 たまたま今日の会場で、そのメーカー名を目にして、ほぼ完全に忘れてしまっていた過去の話を思い出したのでした。


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