写真閲覧iPhone/iPadアプリを13日に公開します(予定)

常々から拙作の PictShare は投稿専用アプリだ、と公言しているわけですが、そのViewerとしての機能にも高い評価をいただいています。ほんとありがたいことに。

それはつまるところ、写真を閲覧するということに関していえば、PictShareでは足りない部分があると思っているからです。写真を閲覧するのであれば、それに特化したアプリがあったらいいじゃないか、と。

そんなわけなので、かねてからの計画通り、閲覧専用アプリを公開することにしました。

その名も

iPicture

よくこの名前で通りましたよ、ほんとに。

作り始めたのは春ごろです。たしか、5月のiCUGでプロトタイプをお見せして、その時には7月くらいには公開したいと思っていたんですが、そのあとのWWDCで状況も変わりましたので、いっそのことiOS5専用にしてしまえばよい、ってことで今まで延期しておりました。

そんなわけでiOS5以降専用です。しかもユニバーサル!iPadでも楽しめますよ。というかiPadでこそ真価を発揮するかもしれません。

表題の通り、一応13日に公開する予定です。予定というのは13日の深夜(早朝?)に iOS 5が公開されて、さすがに本番環境で一度試してから公開したほうがよいかな、というわけです。iOS5の公開と同時というわけではありませんので、早速iOS5をいれたという人もちょっとだけ待ってください。

まだNDA解除されてないから全面的な紹介はできませんが、最後にざっとスクリーンショットを掲載しておきます。(iPadで!といいつつiPhoneのスクショばかりですいません)

キーワードはカレンダー、マップ、アルバム、スライドショー、キオスク、ですかね。




あ、一応Twitterアカウントもあります。 @iPictureApp ってことでよろしくお願いします。

長野に行ってきました

体育の日を含む三連休。ちょっと長野に行ってきました。

なんで長野かっていうと、父方の実家がそこにあるから(そのせいで私自身も結婚するまでは本籍地長野でした)でして、子供が出来てから一度も行けていなかったので、曾孫の顔見せも兼ねて行ってきました。

1日目: 京都→飯田

実家は飯田市なのでとにかくそこまで一直線。広い広い長野の南のほうなので、車で行ってもそれほど時間はかからず・・・の予定が、やっぱりシーズンなので事故渋滞に巻き込まれて、それでも朝一に出たこともあって想定の範囲内の4時間ほどで到着。

飯田といえば林檎の町ですし、お土産に林檎でもと思ってどこで買ったらいいのかっていう話をしていたら「本家にお願いすればい」っていう話(うちには一応分家らしい)になって、じゃあってことでそのまま本家にお邪魔しますと「好きなだけ自分で採ってください」ということに。えーと、急遽林檎狩り。その場で食べたりもしつつ、箱いっぱいの林檎を収穫させてもらいました。


2日目: 長野散策

実家に別れを告げて2日目以降は長野散策へ。

宿以外には特にこれといった予定は決めていなかったわけですが、霧ケ峰に向けてビーナスラインを進みます。

んで、途中で通りがかったピラタス蓼科のロープウェイに上ることに。

標高2237m。寒いよー。子供の防寒に気を配るあまり、大人は全然用意していなかったのに、気温3度の山の上をぶらぶら。まあ、天気がものすごくよかったので日なたは十分に暖かかったですけどね。

ビーナスラインも前半は単なる山道だったんですが、白樺湖辺りからかなりの絶景ポイントたくさん。なにより道に両脇のススキ野原がきれいでしたねえ。

霧ケ峰といえば、日本のグライダー発祥の地らしいです。というわけで、グライダーたくさん飛んでましたよ。気持ちよさそうでした。




2日目の宿は、ペンション「夢風船」。家族旅行をはじめてから、ほとんど宿で失敗したことはないんですが、ここはほんとに大満足でした。ペンションをはじめて30年というかなりの老舗ですが、施設はすごくきれいにしてあったし、御飯もおいしかったし、子供が遊ぶスペースもあって、いい感じでした。だいたい子供OKの宿っていうのは、アットホームな感じでいいんですよね。

3日目: 長野散策→京都

これまた特に予定はなかったので、宿の人から周辺情報を聞きまして、女神湖と長門牧場にいってきました。

どちらも基本はぶらぶらとお散歩。ところどころにある紅葉が良い味出してました。

牧場ではだだっ広い草原を子供が思う存分走り回っていましたね。ほんと、天気がよくてよかったです。

牧場のおいしいピザを食べて、帰路につきます。

帰りはさすがに交代で運転しました。こういう時、両方は運転できて、かつ運転するのが嫌いじゃないっていうのはいいですね。ところどころ混みながらもなんとか順調に進んでいたんですが、最後の最後に大きな事故渋滞につかまってしまい、結局家に帰ってきたのは21時前。ざっと7時間半くらいかかったのかな。さすがに疲れましたねえ。

なんにしても、子供も楽しかったようで「また行きたい」って言ってくれたのはなによりでした。子供らもまだ小さいとはいえ、ずいぶんと旅行が楽になってきましたね。次は、年末年始かなあ。

さてさて、それはそうと通常業務に戻るわけで、がんばっていきましょう。

独り言

ご存知のように、昨日、Appleのスティーブ・ジョブズがお亡くなりになりました。

会社についた途端に飛び込んできた大ニュースですが、その瞬間は意外にも動揺しなかったように思います。まあ一日なんだか落ち着かない感じではありましたけれど。

よく言っていることですが、小学生の時に初めてさわったコンピュータがMacintosh Plusでそれ以来ずーっとApple製品を使い続けているため「Appleとの出会いが人生を変えた」という感じはまったくなく「Appleは気がついた時からそこにあった」んですよね。だから人生のうちほとんどずっと生活の一部だったというかなんというか。

あ、もちろん、iPhoneとの出会いは間違いなく僕の人生を変えましたけれど。

さて、使ったMacを思い出してみようと思ったら、そういえばこのブログにそういうコンテンツありました。16代目からの直近3台分が追記されてないですけれど(って、つい最近も仲間が増えたんですが、ニュース多過ぎでブログにできてないんですけれど)

多分、ジョブズの思い出もたくさんあるはず。記憶にあるのはiPhotoを発表したkeynoteかな。QuickTimeのストリーミングを見ながらチャットで大盛り上がりしていた気がします。あれももう10年くらい前か・・・(記憶違いだったらごめんなさい)

まあ、なによりも今年のWWDCで最初で最後の生ジョブズを見られたことが一番の思い出ですかね。ほんと、行けてよかった。

さて、Apple大好き人間としてはこれからも素晴らしいApple製品を買い続けられるようにコードを書き続けますよ。

月並みな言葉ですが、ありがとう、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。

ワンボタンの声 for iPhone v1.2 を公開しました

1年以上ぶりの更新です。といいつつ、1週間ほどまったく使えない状態だったのはほんと申し訳ありませんでした。

変更点

  • RSSのリンクを変更
  • バックグラウンド再生に対応(iOS4以降)

avail_on_app_store.png

PodcastのRSSはもともとPodcasting Juice経由だったんですが、それ自体が完全にサービス終了しましてそのため生のRSSに差し替えました。というか、このワンボタンの声に関わらずかなり多くのPodcastがこのサービスを使っていたと思うのでみんな結構大変だったんじゃないですかね。

あと、もう来週にはiOS5がでるというこの時期に、ようやくiOS4の新機能だったマルチタスクへの対応もしました。ほんと遅ればせながらですいません。

こちらもiOS5が近づいてきたからなのか、ちょっとだけ早かったです。

  1. 10/1 提出
  2. 10/4 in review
  3. 10/6 審査通過

まだ使われていないという方も是非どうぞ。

写真投稿iPhoneアプリ PictShare v2.5 公開しました – PhotoAppLink対応

最近話題のPhotoAppLink対応です。

変更点

メール送信バグについてはほんと申し訳ありませんでした。まさかそんなデグレをしようとは。

さて、PhotoAppLink、簡単にいえば、写真に関する処理(主に編集処理)を分担しましょうよ、ってコンセプトの枠組みです。色を調整したいならこのアプリを使えばいいし、エフェクトかけたいならこのアプリ、っていう具合に、対応しているアプリが入っていれば簡単に写真データをアプリ間で受け渡すことができます。

PictShareだと、

ここをタップすることで、対応アプリを呼び出せます。こんな感じで。

まあ、とはいえ、写真を選んで→編集→呼び出しっていうのはちょっと手間ですよね。この辺はやはり投稿専用アプリなんで仕方ないところもあるというかなんというか。ですが、このアップデートの本質はそこではないのです。

たとえば、ColorSplashで加工した画像を

[Share/Send image]→[Send to app]とすすんで、

PictShareを選択すると。

ほら、これで好きなところに送信できるようになります。めっちゃ便利でしょ。

もちろん、PictShareとの密な連携がとりたい場合はPictShare独自のアプリ連携の仕組みを使うと便利なのですが、PhotoAppLinkは対応アプリがどんどん増えています(ちょうど昨日、あの「TiltShift Generator」も対応しました)ので、かなり使い勝手が向上しそうです。

avail_on_app_store.png

現在の対応サービスはこんな感じです。

  1. DropBox
  2. Evernote
  3. Facebook
  4. Flickr
  5. mixi
  6. Picasa
  7. Posterous
  8. SmugMug
  9. SugarSync
  10. Tumblr
  11. Twitter
    1. Twitter公式
    2. Twitpic
    3. yfrog
    4. Lockerz
    5. Mobypicture
    6. TwitVid
    7. ついっぷるフォト
  12. YouTube
  13. はてなフォトライフ
  14. フォト蔵
  15. メール(直接メール送信)

イベントのせいなのか、iOS 5が近づいてきたからなのか、ちょっとだけ早かったです。

  1. 9/30 提出
  2. 10/4 in review
  3. 10/5 審査通過

みなさん是非お使いくださいませ。

iOS 5 と iPhone 4S でますね

世界中が注目していた(はずの)Appleの新製品発表イベント。

結果はタイトルの通りですし、詳細はニュースサイトでも見てくださいってことなんですが、雑感を。

とにかく準備期間短すぎ!

個人的にはこの一言につきます。iPhone 4Sが来週手に入るのはいいですよ。確かにね。でもね。iOS 5も当然ながら来週(12日←米国時間?だから日本では13日?)になったわけですよ。

えーとiOS 5でるまで1週間しかありませんよ。今日申請してもほとんどぎりぎりやん。ある意味今ならアップデート審査はザルってことですか?

というわけですが、がんばります。

開発者としては悩みの多い iPhone 4S のカメラ機能の強化ですけれど、ユーザからすればいい感じですよね。800万画素で1080p動画なら、もうコンデジ要らないし、ビデオカメラも要らんかな。

まあ、そんなこんなで来週はばたばたしそうだなあ。。。って、予約は今週末か。

flickr + WordPressでプライベートな写真を身内限定で公開する

ことの発端は iCloud です。

MobileMeがiCloudに移行すると、ギャラリーが無くなってしまうというのです。それは困った。

子供が産まれてから、写真や映像は全てMobileMeギャラリーにパスワード付で公開して、実家のみなさんにお見せする、というのが今までのスタイルだったからです。

それに変わる方法を見つけないといけない。それがここ数ヶ月の悩みの一つでした。

大手の写真共有サービスといえばご存知 flickr や Picasa。仲間内ということであれば最近はやりのfacebookでもいいかもしれません。でも、どれもがMobileMeに慣れた身としては使い勝手が微妙なのです。

共有する相手もそのサービスのアカウントを持っていないといけない

たいてい、写真をプライベートに共有しようとすると、その共有先の相手のアカウントと紐づける必要がでてきます。それは面倒。だって、別に使いもしないであろう共有サービスのアカウントをとってもらわないといけないわけですから。その上で、そのサービスの使い方サポートもしてあげないといけないかもしれないのです。うん、面倒。

都度公開URLを生成しないといけない

アカウントが不要な場合でも、たいていは類推できないような長いURLを用いて、そのプライベート性を担保していることが多いです。だとすると、一つのアルバム(たいていはイベントごとに作ります)を公開するたびに、そのURLを取得し、メールなりで送る必要がでてきます。これも面倒。

理想はやっぱりMobileMe的な操作感

MobileMeではいつもこうでした。

  1. iPhotoなりApertureなりに写真を取り込む
  2. イベントごとにアルバム作って整理
  3. アルバムをまるごと送信←ここで任意のパスワード(といってもいつも同じもの)を付与
  4. あとはなにもしない(「写真置いたからみてね」っていうだけでOK。連絡してなくても適当な時に見にいってもらえればそれでOK)

そこまでガチガチにプライベート性にこだわるわけではないのです。でも、フルオープンなのも困ります。だって、家族の写真なのですから。

そんなこんなで色々と考えていて、思いついたのがこれ。

WordPressのプラグインでなんとかならないか?

そうそう、せっかくサーバがあるわけなので、自前でWordpressサイトを立ち上げて、そのプラグインでうまくプライベートな写真を表示できるようにすればよいのでないかと。もちろんWPにこだわるわけではないですが、そのプラグインの豊富さからいえば、きっと自分に合ったものが見つかるはず、と思ったわけです。(要するに、全体にわたってそんなにこだわりはないのです。とにかく楽したい)

共有サービスとの連携も考えつつ、色々なプラグインを探してみました。で、その結果。

flickr + WordPressでいけそうだ!

共有サービスといえば上述のように flickr か picasa の2択だと思ってました。どちらも無料・有料のサービスですね。picasaは先日Google+がはじまったことでほぼ無料になってしまいましたが。

で、なんで flickr にしたかというと。まずはMacとの相性。iPhotoやApertureに標準でプラグインが組み込まれていること。これ結構大事。

それとAPIの相性。

サービス側で非公開にしている写真にアクセスするっていうことは、そのプラグインに閲覧権限を与える必要があります。つまり、プラグイン自体が普通の外部アプリのように振る舞えなくてはなりません。で、何が必要になるかっていうと、そのアプリとしての登録。flickrなりgoogleなりのAPIを使うアプリですよ、っていうのを登録してキーをもらわなければなりません。で、googleのは個人的に登録が面倒だったんですよね。flickrはなれているっていうのもあって簡単にできたし。プラグインを選ぶ段階で楽にできるっていうのは結構アドバンテージ高かったです。

ちなみに、flickrはPictShareのテストでどうしてもProアカウントが必要になって、Proアカウントにアップグレードしてしまってたっていうのもありましたね。

まあ、結局のところ、やりたいことができるプラグインが存在しないとなんの意味もないのですけれど、そういう基準でもっていろいろと探してみました。

最終的に見つけたプラグインはこれ。

Flickr Gallery

ちょっと古いんですが、最新のWPでも一応動いています。API KeyやらユーザIDやらを入力して、コードを任意のページに貼り付けるだけ。全てのフォトセットがもれなく表示されてしまうものの、そもそも共有用に使うと思えばそれも全然問題なし。ただ、1ページに全部表示されてしまうので、フォトセットが多くなった時が不安ではあるんですけれど、、、その時は自分でなんとかしますかねえ。

ちなみにパスワード保護として、最初は単純にBasic認証を考えていたんですが、これもまあ単純なプラグインがあったので、こちらを使うようにしました。

これらを取り込んだWordpressサイトを別途立ち上げて、いまのところは順調に実家のみなさんに写真を共有できています。

まあ、ざっくりこんなサイトです。

3つ目のフォトセットが開かれている状態ですね。

なんか、ほかに便利そうな方法があったら教えてくださいな。あ、でももうflickrをじゃんじゃん使っているのでflickr限定でお願いします。

運動会

昨日は子供たちの通う保育園の運動会でした。

先週のはじめ頃の天気予報では雨ってことだったので、どうなることやらと冷や冷やしていたんですけれど、実際に来てみるとまさに運動会日和。暑すぎない、寒すぎない。適度に曇って、適度に晴れて。風も気持ちいいくらい。

さすがに3人全員が保育園に通っていると、それだけ競技への出場頻度もあがるわけで、まさに半分くらいは写真撮っていたり、一緒に競技に参加したり、そんな感じでした。

去年はそれこそ普通のコンデジと、デジタルビデオカメラを使い分けていたんですけれど、今年はNEX-3だけでのぞみました。ビデオ撮影もこれで出来たんだけど、写真のみでやってみました。しかも、心強い見方、望遠レンズ(SEL18200:18-200mm)を携えて。

まあ、それなりにちゃんと撮れたんじゃないかと。

子供たちの成長もしっかりと感じることができまして、先生方どうもありがとうございました。