本棚にある本を順番に読んでいこう企画。
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男の肖像 塩野 七生 文藝春秋 1992-06 |
著者が歴史上の人物についていろいろ語る本。著者の守備範囲である地中海の人物評が面白いのは当然として、日本人評がよかったです。特に織田信長に関する記述が個人的には一番よかった。まあ、もちろん、著者の見方なんで、いろいろ賛否はあるんでしょうけれど。誰もが知る有名人から特に名前を聞いたことのない人もいたりして、「へえ、こうやっていろんな人がいて歴史は積み重ねられてきたのね」と。
1つ1つがコンパクトにまとめられているので、気軽に読むにはちょうどよいです。