そんなこんなで、紆余曲折がありましたが、結局のところ冥王星は惑星の照合をはく奪されました。
- 冥王星外し、惑星数8に 国際天文学連合が新定義(asahi.com)
- 太陽系惑星:冥王星を除外 最終案を賛成多数で IAU(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
- 冥王星問題は政治的配慮排除の英断?惑星定義を明確化(イザ!ニュース)
まあ、僕はこれでよかったと思います。太陽のまわりを回るたくさんの新しい星が見つかり、冥王星の存在がそれらの星の扱いを曖昧にしていたのですから。だいたいこの件には政治的な問題もからんでるみたいだし・・・
いろんな業界でさまざまな意見が出ていますけれど、夢があるとかないとかそんな次元じゃなくて、科学っていうのはこういうもんだと思います。なにかが永久的に正しいってことはない。なにかの定義が未来永劫固定されるもんでもない。そういうことをふまえた上で付き合っていく必要があるってことじゃないですかね。ま、科学に限った話じゃないですけれど。
せっかくなんで、時系列でエントリを並べてみました。
- 冥王星の危機?(いとーけーのページ 8/15)
- 減るどころか増えるのか〜?(いとーけーのページ 8/16)
- 結局8個、なの?(いとーけーのページ 8/23)