本棚にある本を順番に読んでいこう企画。三部作まとめて。
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コンスタンティノープルの陥落 塩野 七生 新潮社 1991-04 by G-Tools |
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ロードス島攻防記 塩野 七生 新潮社 1991-05 by G-Tools |
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レパントの海戦 塩野 七生 新潮社 1991-06 by G-Tools |
東ローマ帝国がトルコに滅ぼされてから、そのトルコ帝国が地中海の覇権を失うまでの話、というところで。とはいえ、レパントの海戦が終わった頃にはすでに地中海は世界の中心ではなくなっている感じですが。そういえば、高校の歴史で習ったよなぁという話ですが、特に唯一人の主人公がいるわけでもなく、その場にいた複数の歴史の証言者を中心に物語は進んでいて、実に面白く読めました。具体的にどうというのはいえませんが、やはり歴史はいろんなことを教えてくれる気がしますね。自分の信念を貫いた人、時代の動きに翻弄された人、いろんな人々の視点で見ることができたのかな。
塩野七生さんシリーズはしばらく続きそう・・・