LOR

 The Lord of the RingsというわけでLOR。ま、「指輪物語」ですね。手元には、Special Extended EditionというDVD4枚組みがあったりするわけで、どどーっと一気に見てます。劇場で公開されたのでも3時間くらいの大作なのですが、さらにシーンやエピソードも加わっていまして、それ以上の長編になってます。でもやっぱり、このくらいのほうが満喫気分ですね。
 1年前の春、劇場で見たときは、まだ原作も読んでいなかったんですが、それ以来、原作は全話を2回読んだし、指輪のそもそもの発端「ホビット」も最近読みましたので、本編の中に出てくる時代背景もずいぶんと理解できます。(ちなみに、DVDは前から持っていたけど、原作を読み直すまでお預けにしていたので、見るのは初めて)っていうか、たしかに前知識なしでも話の筋は理解できると思うけど、読むのと読まないのでは、全然充実度が違います。やっぱり、また読みたくなった。今度読むときは、指輪辞典でも片手にもっとしっかりと読みますかね。トールキンが作り出したその世界をすべて眺めながら・・・ってできたらいいですなあ。
 はっきり言ってしまえば、この映画の製作者も言ってますけども、この話は事実だ、という気がどんどんしてくるんですよね。今語られている歴史より遥か以前に、本当に中つ国は存在していて、そしてこういう物語があり、それは本当に神話として現代に語り継がれているんだ、と。それってほんとにすごいことですよね。そういうふうに思わせてしまうところがすごい。そして、そういう想いを信念として、この映画を作った人たちもほんとにすごい。
 人に喜んでもらうために書いたわけではないこのお話。なのに、今や、というか今でも、世界中の多くの人が夢中になっている。こんなに何度でも何度でも読み直したい、って思う作品に出会ったのは初めてですからねえ・・・
 先行ロードショーまであと10日を切りました。楽しみ楽しみ。


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