夏といえば、「蚊」の存在というのが無視できないわけですが、さて、ここで思うのは、なぜ故に蚊は人間との共存不可能な形で存在しているのでしょう?ぶっちゃけ、蝿やゴキブリなんていう、身近?ないわゆる害虫達は、人間に直接的な害を及ぼすわけではありません。よね?まあ、いたら気持ち悪いとか、いることがその場が不潔である証拠になっているとか、そういうところはありますが、でも、体に直接的な害があるわけじゃない。(もちろん、伝染病の運び手になったりとか、そういうことはあるんでしょうが)
しかし、蚊はそうはいかない。なにしろ、血を吸うんですよ。直に。しかも、吸うだけならいざしらず、わざわざ、吸った証拠にかゆみを残していってくれます。あんな、せいぜい一滴程度の血を吸われたところで、僕らの体になんら影響など出るわけもないんですが、しかし、かゆみは違う。あ~かゆいかゆい、と気になって仕方ない。おかげで、それ専用の薬やら、虫除けなんてものがこの夏場には爆発的に売れてしまうわけです。
血を吸われるだけだったらいいんですけどねえ。ま、蚊さんも頑張って生きてるんだな、と思うと、別にあの程度の血を吸われるくらいのことは、なんの問題もないんですが、しかし、お土産を残していくあたりが、もうこれは共存なんてできません。弱肉強食のこの世の中、自分に害があるんだったら、特に誰に益があるわけでもありませんし、駆除するのみ。という具合に発展していくわけです。なんか、うまくできてないですね、この関係。かゆくなければ、別に腕に止まっても、たたいて潰したりしないんですけどねえ・・・
と、ふと思った。かゆいって事が、つまり吸われた証拠になってるわけだから、そこで伝染性の病気とかの予防や、原因特定ができたりとか、そういうこともあるんですかねえ。とか。だったら、そのかゆみもちょっとは役に立ってるとか。って、そんなんで納得できるかい!そもそもだったら吸うなよ。ってことですね。だから、人間と蚊の戦いはいつまでも続くわけだ。(ペットと蚊、も結構気を使いますよね。なにしろほんとに病気をうつされてしまったりするから)
私信ですが、蚊さん。指を差すのはやめてください。特に手の、左手の指とか。微妙に楽器を弾く時に支障が出てくるんですけど・・・あと、暗やみの中、寝込を襲うのは卑怯であります。白昼堂々と勝負しなさい。だいたい耳元飛ばれたら、気になって寝られないですが。