「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読みました

村上春樹好きのクラシック好きなので、もう読むしかないというかなんというか。

4103534281 小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤 征爾 村上 春樹
新潮社 2011-11-30

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いつもながらに村上氏の音楽に対する知識や思い入れ、聞き込みの深さにはびっくりするわけですが、冒頭からグールドやベートーヴェンの協奏曲聴き比べで文字を読んでいるだけなのにどっぷりと音の世界に引き込まれます。

そういえば、小沢征爾指揮の演奏ってあまり聴いたことないなあと思いつつも、その音楽に対する考え方はいろいろと勉強になりました。(勉強にっていっても真似できるもんじゃないけどね)

今はやりの電子書籍なら、ここで読みながら話題に挙がっている演奏を買えたり聴けたりするんだろうなあ、と。

ちょうど、ここ最近音楽活動をぼちぼちと再開している身としては、ああやっぱり自分も弾きたいねえ、というモチベーションにつながるタイミングのいい一冊だったのではないかと。

村上春樹好き、音楽好き、なら是非読んでみることをおすすめします。

AV機器を整理しました

なにがことの発端かといえば、なんだったけなあ・・・と思うわけですが、確か来月の頭にカーズ2のディスクが発売になって、そのブルーレイ版を注文したことがはじまりだった気がします。

カーズ2 ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray] カーズ2 ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]

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ブルーレイのプレーヤーを探す

んで、我が家にはブルーレイの再生環境がないのです。なんと。これは困ったってことで、環境を構築することにしました。まあ、というかこれを機にブルーレイを導入しようと思ったわけです。

基本テレビはほとんど観ないので、レコーダーは要りません。プレーヤーで十分。とするとPS3が挙がってきたりするわけですが、ゲームもしないのでほんとに純粋なプレーヤーがベスト。

で、あるんですよね。ちゃんと。

B005IVIDV4 SONY ブルーレイディスク/DVDプレーヤー S380 BDP-S380
ソニー 2011-09-17

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ソニーのページでも結構ぐるぐる回っていないと見つからないんですが、ちゃんとあるんです。これでも最近の機種ですよ。

さて、ブルーレイのプレーヤーはこれでいい。とすれば一件落着。ではなかったのです。

音楽の再生環境を見直す

リビングにあるメインの再生環境はONKYOのDVDコンポです(結婚前のものなのでかなり古い)。これで音楽を聴いたり映画を観たりしています。一応Apple TVの音声出力もこのコンポにつながっているのでAirPlay経由でも流すことができます。

で、ここに上記ブルーレイプレーヤーがやってきます。あれ?映像再生環境がダブってる?もしかしてコンポ要らないんじゃ?

うちのWiFi環境に問題があるとは思うのですが、AirPlayで音楽を聴いているとたまにブツブツと音飛びすることがあります。やっぱりこの辺は有線にはかなわないわけです、多分。しかも母艦の電源入っていないと意味ないですしね。そこで、我が家にはiPad初代があります。しかも64Gの容量を持て余して。

てことは、このiPadを音楽再生の母艦にしたらいいんじゃないの?このiPadにDock型のスピーカーでもつなげたらそれで音楽はまかなえるんじゃないの?ってことになりました。

そもそもなんでかCD結構たくさんあるんです。本棚の一角を完全に占拠しているくらいにはたくさん。

でもCD入れ替えるのが面倒とかって言う理由で、なかなか埋もれたままになっているんです。だいたい聴いているCDって5-6枚程度。これをたまーに入れ替えたりしているわけ。だから、全部デジタル化してしまえばそれだけいろんな曲を自由に聴けるなって言うのもあるんですよね。

そんなわけでこれ。安心(多分)のJBL。

B005RJXE3O JBL AirPlay対応 iPad/iPod/iPhone用スピーカーJBL ONBEAT AIR ONBEATAIRJ
JBL

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なんだかんだいってAirPlayの機能までついているのはご愛嬌。ふと手元のiPhoneから再生したくなることもあるかもしれないしね。

整理した結果

整理前はこんな感じでした。レコードプレーヤーもご愛嬌。

それがこんな感じになりました。


ああすっきり。

早速久しぶりにいろんな音楽を聴いています。といってもクラシックメインですけどね。こういう寒い季節はバロックがいいですね。そろそろクリスマスオラトリオのシーズンですな。

DVDの出力もきれいになりましたね。フルHDのディスプレイにSDを出力するとどうしてもアラが目立っていたのですが、ソニーさんのチップのおかげでそのへんは結構軽減している感じです。ブルーレイはまだですけれど、そちらも楽しみです。

さてさて、我が家の初代iPadはテスト目的もあるのでまだiOS4のままです。これが5になるとWiFi-Syncで音楽を簡単に転送できるわけですが、そのへんをちょっと躊躇しています(まだ4のテストをする必要があるんじゃないかという意味で)。と、思ったら、あれ、これひょっとして来年でるはずのiPad3を手に入れて、いま使ってるiPad2(こっちはiOS5)を常設したら解決するとかそういう話じゃ・・・ふふふ。

あ、あとはサウンドプロジェクターかなあ。いつか、だけど。

ソニエリのBluetoothヘッドセット HBH-IS800 に落ち着いた

悩ましい Bluetooth のヘッドセット選び。ようやく自分的な落ち着きどころにたどり着きました。

はじまり: ソニエリMW600

BTヘッドセット選びはここから始まりました。

もともとは iPod nano + 有線ヘッドフォン を使っていたんですが、それを iPhone + BTヘッドセット に切り替えたかったんです。理由は簡単。コードが邪魔だから。

邪魔といいつつも、最初のヘッドセットはこのMW600だったわけで、手持ちのインナーイヤーヘッドホンを使えるのも魅力的だったし、とにかく評価は高いからまずは音源を iPod nano から iPhone に移行してみようというそういう感じで。

まあ、もちろん、iPod nano を胸ポケットに入れていたことを思えば、ほとんどスタイルは変わらなかったわけで、コードも邪魔さ具合はまったく解消されていません。

めいっぱいコンパクトに : JAWBONE ICON

そんなこんなで2代目は一気に小さくなりました。両耳ですらない。

両極端ではありますが、音質に関してはかなり無視して、コードを完全に廃止してみました。このタイプのヘッドセットはだいたい耳にフックをかけるタイプが多いのですが、それはそれで眼鏡のフレームと干渉するのでアウトなのです。ところがこのJAWBONEのシリーズはフックなしでもそこそこ安定していて落ちることなく使えるのがいいんですよね。

通話も骨伝導マイクなのできれいってことなんですが、そもそも論として電話しないのでヘッドセットって言ってもマイクはほとんど使ってないです。確かこれ使って通話したのも一回だけだったような。

何気にiPhoneのステータスバーにバッテリ残量がでるのがものすごく便利。

音量がでないので常にiPhone側の音量はMAXでしたけれど。

行き着いた先 : ソニエリ HBH-IS800

そういえば、これが発表された時に「これこそ理想のBTヘッドセットだ!」と思ったのを思い出しました。昔のiOSとの相性が悪かったのと、日本で発売されていないので忘却の彼方に行っていましたが、ふとしたことから思い出して、輸入販売しているお店から購入。

みたまんま。インナーイヤーとネック部分コードだけ。これで全部。この手のヘッドセットで耳フックのあるモノは結構あるんですが、上述のようにメガネフレームとぶつかるのでやっぱりこのシンプルさが必要なんですよね。

ボタンも一つだけで、ON/OFFと通話や再生/停止を全部まかないます。電源落とそうと思って長押ししているとsiriが起動することも。なんにしても選曲や音量調整をiPhoneでやるのが普通になっているので特に問題ありません。

インナーイヤー部分はちょっと大きめで好みの問題もあるとは思いますが、とりあえず1週間つけていて付け方も慣れてきたところ。iPhone本体の音量も真ん中くらいに戻すことができたし、音に集中できるようになりましたね。

普段はカバンのショルダーベルト部分のポケットにiPhoneを入れているのですが、ズボンのうしろポケットに入れていたとしても、ほとんど音切れなし。1日に1回くらいたまに切れるかな〜と言う程度ですが、無線機器だし古い機種だしそのあたりは仕方ないかなあと。

再生時間3.5時間っていうのはちょうど一日の往復通勤時間をカバーしているので毎日家で充電さえしておけば大丈夫。独自コネクタなのがちょっと困り者ですが、ソニエリ携帯用のUSB充電コネクタが流用できるので、念のためそちらも入手しておきました。(ICONにあったiPhoneでのバッテリ表示がなくなったのが結構不便)

今後の運用

普段のメインはもちろん HBH-IS800 で。バックアップに ICON も常備(小さいからね)。で、長電話などをすることがあるんだったら ICON に切り替えて、って言う感じになるかな。SkypeアプリもBT対応しましたからね。(といっても、通話する機会はほとんどないんですけれど)

しばらくはこんな感じでいってみようかな、と。

HBH-IS800 の後継とかで iPhone のバッテリ表示に対応したようなモデルが正規に日本でも発売されるといいなあ。。。

久しぶりに楽器を弾いた

ざっくりと2年ぶり、正確には1年10ヶ月ぶりに楽器を弾きました。

もっと言えば、夫婦で同じ場所で楽器を弾いたのは多分4年ぶりくらいだと思う。

別に子育てが一段落したわけではないけれど、ようやくちょっとはそういう時間が持てるようになったってことで。

楽器2台と家族全員が乗るようにってことで今の車を買ったわけですが、ようやく本領発揮。

久しぶりにケースを開けると、やっぱりものすごく懐かしい感じになりました。ゴメンね。全然弾いてなくて。やっぱり自分の楽器にはいろんな思いがつまってます。もうこいつとの付き合いも10年以上になってしまったしね。

左手の力は全然ないし、指先はふにゃふにゃで結構しんどかったけれど、それでもなんとなく指は回って、右手もそこそこ普通に動いたので、それはそれでびっくりしました。体は結構覚えているもんですね。

練習時間は1時間半でそれこそあっという間だったけれど、やっぱり音楽いいですね。

次回に向けて、ちょっと楽器のメンテナンスを考えないと。

大阪市民管弦楽団「第74回定期演奏会」にいってきました

芸術の秋(といってもまだまだ暑い)というわけで?久しぶりにフルオケの演奏会。

大阪市民管弦楽団「第74回定期演奏会」

日時
2011年9月11日(日)14:00開演
場所
ザ・シンフォニーホール
曲目
ラヴェル 古風なメヌエット
マーラー 交響曲第九番
指揮
井村誠貴

大阪市民管といえば3年半前まで団員として在籍していた(多分2008年2月が最後)オケなわけですが、客席で聞いたのってそれこそ10年くらいぶりな気がします。

あの時は、確か、まだ京都の大学院生で、九大時代にお世話になった堤俊作氏の棒で大好きなサン・サーンスのオルガン付とこれまた大好きなブラームスのピアノ協奏曲第2番をやるっていうんで、そりゃもう行きますよっていう感じで聴きにいったなあ、と。で、誰がピアノ協奏曲中のチェロソナタ(と勝手に言ってますが、要は3楽章にものすごい長いチェロのソロがある)を弾くんだろう?なんて思いながら聴いていた記憶があります。(まあ、その時、長いソロを弾いたチェロ弾きと結婚することになろうとは思いもしなかったわけですけれど)(→ブログを整理したおかげですぐに過去記事にアクセスできるようになった)

で、なんといってもマーラーですよ。そして9番。もう大好き大好き。そして井村さん。実はそれこそ9年前に井村さんの棒でマラ9を弾いたことがあるですよね。いまでも覚えてる思い出の演奏会

そんないくつかの思い出に浸りながら会場に向かっておりました。

会場につけば、懐かしい団員のみなさんや団員だったみなさんとちょっとお話をしたり、もちろん、本番を控えているのでそんなにたくさん話をしたわけじゃなかったけれど、みんなそんなに相変わらずなようでなによりでした。辞めた時はほんとにどたばたしていたからなあ・・・

さて中身についてちょこっと。

古風なメヌエットは、後に大曲が控えていることもあってか、かなりウォーミングアップ的な要素が強かったような。というか、それならそれでもう少し軽めの曲でもよかったんじゃ・・・とか。ちょっと硬い感じでしたねえ。まあ、仕方ないと思いますけれど。

んで、マーラー。大好きといいつつも最近全然聴いてなかったですが、それでも盛り上がりゾーンはしっかりと染みついているようで、勝手に体が盛り上がっておりました。1楽章なんか何度も鳥肌立ちましたよ、ほんとに。1楽章最後のVnソロも最高でした。

2楽章の独特な絡みもノリノリで乗り越えて、一番好きな3楽章へ突入。なにが目的かってあのTpソロですよ。あそこはいろんな曲の中でも「どの曲のどのフレーズが好きですか?」と言われれば、まず挙がりますねってくらいに好きなのです。でもものすごく難しいこともわかっているから、どきどきしながらその場面を待ってました。で、ついにその瞬間がきた時、勝手に気持ちが高ぶりすぎたのもあるかもしれませんが、ちょっと涙腺うるって来ましたね。これもほんとに。

そして、死の終楽章。静かに消えゆくコーダ。もう何も言うことはありません(いい意味で)。静まり返った客席。フライングなしの拍手。すべてがブラボーでしたね。

簡単にまとめてしまえば、とてもいい演奏会だったと思います。いい音楽を、いい時間をありがとうございました。終演後にロビーを歩いていても普通に「いい演奏だったね」という声をたくさん聞きました。

もちろん、演奏者側からいえばいろいろと課題もあったでしょうし、悔しい部分もたくさんあったことでしょう。まあでも僕はお世辞抜きで感動したんで。多分ほかのお客さんもそうだと思うんで、よかったんじゃないかな、と。

(と、ここでアマオケ論を展開してもアレなのでこの辺で)

演奏者のみなさん、スタッフのみなさんお疲れさまでした。そしてもう一度だけ、いい音楽を本当にありがとうございました

「奥田一夫追悼演奏会」にいってきました

もう、あれから1年が経とうとしているんですね。はやいものです。

奥田一夫追悼演奏会

日時
2011年8月18日(木)19:00開演
場所
いずみホール
曲目
ブラームス 悲歌(コントラバス五重奏)
ラウバー コントラバス四重奏曲(コントラバス四重奏)
ツィーフ 祈り(コントラバス十重奏)
グリーグ 「ペール・ギュント」第一組曲 より オーゼの死(コントラバス十重奏)
モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 より 第一楽章(弦楽合奏)
グノー 小交響曲 より 第一・二楽章(木管合奏)
バッハ 無伴奏チェロ組曲第六番 より 第一・二曲
シューベルト ピアノ五重奏曲「鱒」より 第四・五楽章
サン・サーンス 動物の謝肉祭 より 象(コントラバス大合奏←多分50-60人)

思えば、演奏会を聴きに来るのってどのくらいぶりでしょう?最後に弾いたのは2年前ですけれど、最後に聴いたのはもっともっと前のような気がします。そのくらい久しぶり。

で、いつの間にやら演奏会の日が近づいてしまったので当日券狙いで会場に向かいました。前日にチケットセンターに電話したところでは「当日券はほとんどでません」とのことで、案の定キャンセル待ち状態に。待ち番号32番ということではてさてどうなることやらと思っていましたが、僕自身を含めて、キャンセル待ちをしていたおそらく50人ほどのお客さんは全員入れたようです、よかったよかった。

全国から集まったバス弾きたちによる奥田御大への追悼演奏会。「これはオールスターやん!」って感じの演奏もありまして、奏者と聴衆の追悼の思いに満ちた演奏会でした。何度もうるっと来ました。

最後の「象」は圧巻でしたね。あれだけいると、会場中にベースの重低音があふれていました。

曲間にはいるMCで、いろんな思い出話などをされているうちに、僕自身も奥田先生との記憶をたどりながら演奏を聴かせてもらいました。

そもそも、奥田先生と始めてお会いしたのはもう14-5年前のこと(ベース関係のオフ会が福岡であってオフ会初参加でした)で、それからちょくちょくとベース関係のオフ会やらセミナーなどでご一緒(そういう意味ではかなりフットワーク軽かったな>自分)させていただきまして、なによりご自宅でレッスンをつけていただいたこともあるっていう今から考えればずいぶんと無茶なこともお願いしたなあ、と。

当然ながら聴衆もバス関係者多数で、終演後に奥田先生を偲びつつ飲みに行ったわけですが、久しぶりの音楽関係での飲み、いいですね。こういうの。iPhone所持率3割以下(多分スマートフォンとしても5割いってないくらいだった)で、ベースの話とオケの話で盛り上がりました。

ちょうど、そろそろ楽器を再開しようというところだったので、いい刺激になりました。久しぶりに楽器ケースを開けるにあたってテンション上がってきましたねえ。といっても、まず弓の毛替えとか、弦の張り替えもしないといけないなあ。そもそも全体のメンテもいるんじゃないかとか、課題はいろいろありますけどね。

演奏されたみなさま、スタッフのみなさま、いい演奏会をどうもありがとうございました。

AppleTVがやってきた

先日国内での発売が開始されたAppleTV。オンラインストアに登場して比較的すぐに注文したものが、ようやくやってきました。

小さいとは聞いていたし、映像でも見ていたけれど、それにしても小さ過ぎです。あー、びっくりした。

早速、テレビに接続。HDMI機器は我が家では初ですね。Apple Remoteでの入力面倒くさい、と思いながらもだいたいのセットアップ完了。MobileMeでのアルバムを見たり、動画再生を確認。

んで、iPhone側のRemoteアプリ設定、ってところにきて、ホームシェアリングの設定をONにした上で、曲を選んで「再生」ってしてもエラーが出てきました。なんで?ってことで、AppleTV側から操作しても出てくるエラーは同じ。うーん、と思ってごにょごにょと操作していたら、なんと、iTunesのライブラリが入っている外付けHDDのケーブルが抜けていたとかいう、なんていう古典的なミス。

そんなわけで、無事にiPhoneからの音楽再生を確認。光デジタル使ってのDVDコンポでの再生も確認。これで、iPhone使って自由にコンポから音楽聞けますね。もちろん母艦は必要だけど。

母艦をスリープしたらダメっていう話も聞いていたけれど、うちのところで母艦スリープしていてもiPhoneからの操作で起き上がってくれたような、、、よくわからんですね。

さてこのAppleTVですが、もともと日本国内での映画配信とは関係なしに欲しかったのです。だから、映画配信がなくても国内販売を始めたら買ってましたね。なんで、って家にある大量の音楽・映像を自由に気軽に視聴したかったから。

なので、SIMなしのiPhone3G開発機をAppleTV用リモコンとして家族に開放して、自由に音楽聞いたりとか、今まで僕しか見てなかった家族の写真や動画みたりとか、そんなことが可能になって満足満足。

映画も買ってみたいですけれど、まずは全てのCDをiTunesに取り込んで整理、という大作業を決行してみましょう。たぶん、1000枚もないはずだから、大丈夫、だと思う。クラシックのCDはCDDBがいくつもひっかかって分類大変なんですよね。

アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

雨の中、秋の演奏会も無事に終わりました。

アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

日時
2009年11月1日(日)14:00開演
場所
神戸文化ホール
曲目
モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
モーツァルト ピアノ協奏曲第25番
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番より第二楽章
指揮・ピアノ
若林顕

アンコールまでピアノ協奏曲と、なんともコンチェルト尽くしでした。弾いているほうもかなりおなかいっぱいだったので、お客さんもかなりおなかいっぱいになったんじゃないかと思ったり。

ベースパートも昨日の前日練習から無事に2人になりまして、なんだかんだいって、室内アンサンブルをやっているわけじゃないから、最低でも2人はいないと弾いていて楽しくないなと思った次第。

たとえ、2人になったせいで、音程の幅が出来てしまったり、縦の線がずれてしまったりしたとしても、そのやり取りこそがアンサンブルの醍醐味ですから。

醍醐味っていえば、ピアノ協奏曲なんてまさにそう。どんなカデンツァがやってくるかなんて本番まで誰もわからない。いつだって定番のカデンツァが演奏されるとは限らない。どこにどんなアドリブが入ってくるかわからない。例えていえば、1対数十人によるJazzセッションみたい。その駆け引きが結構面白いんですよね。お客さんには伝わりにくいかもしれませんけれど。(ちなみに、若林さんはいつもカデンツァ全体を本番でしか弾かないので、オケ側も本番のステージ上で初めて聴くのです)

ふと気がつけば、モーツァルトの後期ピアノ協奏曲はあと20, 21, 26番を残すのみです。次はこの三部作でどうでしょう?とか書いてみる。20番は私の一番好きな曲なので、いつか是非。

あ、あとモーツァルティアーナにお世話になってから5年が経ったみたいです。下の子が生まれた時に1回休んだのをのぞいてここ5年で9回出演させてもらいました。もうすっかり最近のお馴染メンバーですね。多分。

そんなこんなで、たまにはアナログどっぷりな時間もよいものです。

関係者のみなさん、お疲れさまでした。雨の中聴きにきていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

演奏会のお知らせ:アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

半年ぶりの演奏会のお知らせ。芸術の秋ですしね。たまには音楽の話題を。

アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

日時
2009年11月1日(日)14:00開演
場所
神戸文化ホール
曲目
モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
モーツァルト ピアノ協奏曲第25番
指揮・ピアノ
若林顕

若林ファンのみなさん、お待たせしました!一度の演奏会にコンチェルト3つなんてそうそうお目にかかれるものじゃないですよ。モーツァルトのピアノ協奏曲、後期のいいところ取りの3曲。

さて、今日は練習初日だったんですが、そんな練習前の一コマ。

「あ、いとー君いいところに来た。楽器出すの手伝って」
「はいはい、いいですよ」
と地下の楽器庫に行きベースを一本出して、
「もう一本いきま〜す」
「いや、いとー君、一本でいいから」
「え、それって今日は僕だけってことですか?」
「そうそう」
・・・
「えーと、最終的にベースは何人になる予定ですか?」
「今のところ、最終的にも一人」
「えー!」

というわけで、たまにある練習初日に一人、なんてもんじゃなくて、本番も一人、になるかもしれない予感です。がんばるぞ!

あ、そうそう、大事な話。全席自由で1000円となっております。みなさんぜひどうぞ。もし、聴きに行こうかなという人は僕からチケット買ってくださ〜い。

アンサンブルモーツァルティアーナ第63回定期演奏会

GWのまっただ中(といっても、自分的にはGW2日目)の演奏会が無事に終わりました。

曲目
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番
ショパン エチュード(ピアノアンコール)
ブラームス 交響曲第1番
ホルスト ムーアサイド組曲よりマーチ(弦楽合奏版)
指揮・ピアノ
若林顕

やっぱりピアノはすごかった。。。ピアノって、自由に音が伸ばせるわけじゃないし、ビブラートとかロングトーン中の音量変化なんていうことも無理っていう、素人的に表現のすごく難しい楽器だと思うわけです。なのに、あそこから無限のイメージが湧き出てきましたねえ。もうショパンなんて、舞台上でうっとり、です。いいもん聴かせてもらいました。

で、後半はといえば、まあいろいろと細かい事故はあったのはいいとして、終楽章の神のコラールがばしっと降臨してくれましたのでもう大満足です。やっぱりあそこはいいですね。しびれます。

こまめにつぶやけたらなあ、と思っていたけれど、基本的にホールって電波状況が良くないので、成果としてはこんな感じでした。

いずみホール、セッティング中

リハ終了

これで今後の演奏予定は白紙になりましたけれど、やはり音楽は切り離せないな、と思う今日この頃でした。別に演奏する必要はないけれど、日常で音が満ちあふれているのは大事なことだなあ、と。(ちなみに以前のブログのサブタイトルは「林檎と音楽に囲まれて・・・」ですからね)

ともかく、関係者のみなさん、お疲れさまでした。聴きにきていただいたみなさん、ありがとうございました。機会があればまた(多分)半年後に。