アンサンブル・モーツァルティアーナ第58回定期演奏会

曲目 モーツァルト ピアノ協奏曲第27番
ショパン ピアノ協奏曲第2番
ドビュッシー 月の光(アンコール)
ベートーヴェン 交響曲第4番
アンダーソン Plink Plank Plunk
指揮者 若林顕
ソリスト 若林顕
場所 松方ホール(兵庫)

第一子誕生につき出演するかどうかも迷っていたくらいのもんで、決して準備万端とは言い難い状況で本番を迎えてしまいました。が、まあ、多分なんとかはなりました。ショパンも弾くところが少なかったおかげで、それなりにピアノを堪能できましたし。ピアノのアンコール「月の光」はほんと舞台上で泣きそうでした。ああいうのを舞台上で聴くのは良くも悪くもありますね。音の側にはいられるけれど、涙しそうなのを冷静に聴いていなければならなかったし。

休憩込みで2時間半という長丁場、聴いている人も大変だったとは思いますが、弾いているほうはかなり大変でした。曲それぞれは「ものすごく大変」というわけじゃないんですが、ほとんどトリプルメインみたいなプログラムだったので、それこそドビュッシーで終わってもよかったんじゃと言う冗談が飛び交うほど。でもこういう妙に意欲的なプログラムがミソなんでしょうけれど。あ、うちらのアンコールはとても楽しく演奏させていただきました。多分、お客さんも楽しかったんじゃないかと。

昼公演のおかげで、打ち上げでおいしいお酒を飲んで、JR新快速に楽器持ち込んで神戸から大阪に帰ってきても比較的まともな時間帯なので大助かりです。えーと、次は、年末の伊勢の第九ですかね。


会場が新聞社の建物っていうこともあって、ゲネプロが終わって外にでてみると、北朝鮮の号外が至る所に掲載されていました。うーん、のんきに楽器を演奏しているけれど、世の中は激動しているようです。でも、いかに激動していても音楽を忘れないっていうことは大事だと思いますけどね。

この秋初

今年は珍しく、9月に入ってから順調に気温が下がり、すっかり秋模様です。日が沈むのも早いし、沈んだあとはずいぶんと涼しくなりましたね。

そんなこんなでこの秋初の体験。静電気ショックの季節がやって参りました。場所は地下鉄のエレベータ。完全に油断してましたね。楽器をもってエレベータの前に行き、降りるボタンを押そうと思ったその時に、思いっきりやられました。かなり痛かった。。。もうそんな季節なのか、、、と、妙な季節感の感じ方ですが。

今後、しばらくは気をつけねば。

角川文庫のブックカバー

よくある話で、夏ごろになると各大手出版会社がたくさん本を読んでもらおうって言うキャンペーンを行いますよね。んで、今年の角川文庫は、指定の100冊の中から2冊を読んだらブックカバーがもらえる、っていうものでした。

相方さんの「スヌーピーが欲しい」という希望もあり、そしてその100冊の中にダン・ブラウンのシリーズが2つ入っていたこともあって、応募することになりました。というか、要するに、たいした苦労もなく2人合わせてその100冊の中から7冊読んだことになるんで、ブックカバー3つ分応募しちゃいました。

で、応募したのは確か、もう2ヶ月近く前のことになったかと思います。最初に届いたのがアトムのブックカバー。これは9月の頭ころに届きました。届いた時には3つ分全て届いたもんだと思っていたのに、封を開けたら1つしか入ってなくて「なんでやねん!」って感じでしたけれど。

応募したことさえ忘れかけていたつい先日。2つ目の封書が送られてきました。中身はそもそものお目当てのスヌーピー。人気があって、発送に手間取ったのかなあ、と思っていたら、その1週間後に最後の1つがとどきました。それはオリジナルのシンプルなデザインのもの。いや、これは別に人気があって、とかそういう次元のものじゃないだろうし、、、このものすごい無駄な時間差発送はいったいなんだったんだろう・・・というふとした疑問だけが残ったり。

今、改めて、そのキャンペーンのページを見ると、9/20までやってたんですね。そういう意味では、終了後に残り2つが発送されたんでしょう。きっと。まあ、だからといってどうということは全然ありませんけれど。

ちなみに、ブックカバー自体はどうかっていうと、かなり文庫にジャストフィットするサイズになってます。表紙・裏表紙を差し込むところに余裕はほとんどなく、ちょっと分厚いやつは入らないでしょう。いつも使っている無印のブックカバーとは大違いで。ただ、文庫をちゃんと閉じておくためのモノはついているのでそこはいい感じですね。かばんの中でばらけないんで。

さて、読書の秋です。どんどん本を読んでいきましょう。


天使と悪魔 (上)


天使と悪魔 (中)


天使と悪魔 (下)


ダ・ヴィンチ・コード(上)


ダ・ヴィンチ・コード(中)


ダ・ヴィンチ・コード(下)



十五夜

日付は変わったけれど、夜という意味では続いております

ぶっちゃけ、今年はもう無理だとあきらめていました。こんな天気だったし、いくら雨が止んだとしても、そこにある雲が晴れなければ、結局のところ1年越しの再会はないのです。

そうだったんですけれども、ふと顔を上げてみたら、、、えっ!そうなんですか。そうですよね。そうでした。。。そんな次元の話じゃないんですよね。雲があるとかないとか、そんな問題じゃなくて、貴女のその光を毎年必ず僕らを照らしてくれるんですよね。そう。あきらめていた、とかいってた僕がバカでした。だって必ず会えるんですから。

ベランダに立ち、見上げた先、薄白い雲のその向こうから見えてくる月光に思わず独り涙しました。今年も会えてほんとによかったです。

不安な中秋前夜

今は雨が降ってます。ほとんど小雨だけど降ってます。この際、雨が降っていようがいまいがそんなことはたいした問題じゃなくて、大事なのは雲があるかどうか、なのです。ここ数日カウントダウンがまともにできませんでした。

明日の予報は昼過ぎから曇り、だそうです。微妙きわまりないですね。どうなることやら。不安と期待との葛藤の中、明日の夜を迎えることになりそうです。

10月に読んだ本-1

先月の中旬くらいは、新しくやる曲のスコアとにらめっこしていたので、読書は進んでおらず・・・



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村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた

村上 春樹
新潮社 1999-03


by G-Tools

京都-大阪往復ばかりしているから、道中にすぐに読めるだろうと思っていたら、全然そんなことはありませんでした。電車の中はいつも爆睡。

読んで思ったこと。猫はたしかにかわいいけれど、やっぱり犬が好き。ジョギングとかしたいよなぁ、でもそんな余裕が、、、といっているうちは絶対できないんだよなあ。

アジアオーケストラウィーク シドニー交響楽団演奏会

確か毎年やっているはずの「アジアオーケストラウィーク」。だけど毎年、宣伝のせいだかなんだか、微妙にチケットの売れ行きが悪いらしくて、所属オケ経由でまわってきた招待券。そういやシンフォニーホールでプロオケの演奏を聴くなんてどのくらいぶりだろう?って感じだったわけですが、そんなわけで久しぶりにいってきました。

曲目 リザ・リム 「フライングバナー 王鐸に寄せて」オーケストラのためのファンファーレ
ラヴェル 「ドゥルネシア姫に思いを寄せるドン・キホーテ」
ラヴェル 組曲「クープランの墓」
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
指揮者 ジャンルイジ・ジェルメッティ
ソリスト ホセ・カルボ(バリトン)
場所 ザ・シンフォニーホール(大阪)

いってみれば、2階席の正面でびっくり。ゆったりと聴く事ができました。

さて、お目当ての悲愴ですが、全体的にはやめのテンポでスムーズに流れていました。なにしろ上に挙げたような4曲プロなのにも関わらず、アンコール込みで2時間ちょっと過ぎたくらいだったんで、全曲前向きのテンポだったんでしょう。無駄にだらだらと長いよりはこっちの方が気持ちよくていいですね。特に終楽章は。1楽章の中間でちょっと弦楽器に乱れが見られましたけれど、あとは持ち直して全然問題なく。3楽章の鳥肌ゾーンもシンバルさん楽しそうにたたいててよかったし、席が正面だった事が災いしたのか金管の音が結構直接聞こえてきて固めだったのはちょっと残念でしたが、終楽章の最後のベースもしっかり響いていてよかったです。そうそう、当然冒頭のベースもかっこよかった。

指揮者は結構恰幅のよい方で、打点の全然なさ気な指揮をみて最初は「そんなんありかよ〜」なんて思ってしまいましたが、そんなことはありませんでした。ときおり曲に乗ってきては、指揮台の上を縦横無尽に動き回って踊ってました。あれで、ちゃんと演奏がまとまっているのが不思議です。ある意味、僕の理想とする「棒を振らない指揮者」の系統なんですかねえ。

最近は、合わせる事だけが念頭にあるような演奏をしたり聴いたりしてばかりだったので、やはりこういうプロの演奏は、はっとしますね。もう一段上に行かなくちゃって。

ちなみに、ベースは10人。うちフレンチ7人。んでもって、9本がCマシーン付きでした。あと、途中で気がついて不思議だったのが、ヴァイオリン。全部で26人いるのに男性が5人くらいしかいないんですよね。コンマスは男でしたが。珍しいな、と。

一ヶ月健診と一時帰宅

早いもので、あっという間に約一ヶ月が経ってしまいました。今日一ヶ月健診っていう事で、子供さんは昨日我が家に初めて泊まりました。まあ、だからといってどうという事もありませんが。検診のほうはおかげさまで(1kgくらい大きくなっていたみたいだし)特に問題なく、再び相方さんの実家の方へと戻っていきました。

家族みんなでの生活が始まるまでにはもうちょっと。