曲目 | モーツァルト ピアノ協奏曲第27番 ショパン ピアノ協奏曲第2番 ドビュッシー 月の光(アンコール) ベートーヴェン 交響曲第4番 アンダーソン Plink Plank Plunk |
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指揮者 | 若林顕 |
ソリスト | 若林顕 |
場所 | 松方ホール(兵庫) |
第一子誕生につき出演するかどうかも迷っていたくらいのもんで、決して準備万端とは言い難い状況で本番を迎えてしまいました。が、まあ、多分なんとかはなりました。ショパンも弾くところが少なかったおかげで、それなりにピアノを堪能できましたし。ピアノのアンコール「月の光」はほんと舞台上で泣きそうでした。ああいうのを舞台上で聴くのは良くも悪くもありますね。音の側にはいられるけれど、涙しそうなのを冷静に聴いていなければならなかったし。
休憩込みで2時間半という長丁場、聴いている人も大変だったとは思いますが、弾いているほうはかなり大変でした。曲それぞれは「ものすごく大変」というわけじゃないんですが、ほとんどトリプルメインみたいなプログラムだったので、それこそドビュッシーで終わってもよかったんじゃと言う冗談が飛び交うほど。でもこういう妙に意欲的なプログラムがミソなんでしょうけれど。あ、うちらのアンコールはとても楽しく演奏させていただきました。多分、お客さんも楽しかったんじゃないかと。
昼公演のおかげで、打ち上げでおいしいお酒を飲んで、JR新快速に楽器持ち込んで神戸から大阪に帰ってきても比較的まともな時間帯なので大助かりです。えーと、次は、年末の伊勢の第九ですかね。
会場が新聞社の建物っていうこともあって、ゲネプロが終わって外にでてみると、北朝鮮の号外が至る所に掲載されていました。うーん、のんきに楽器を演奏しているけれど、世の中は激動しているようです。でも、いかに激動していても音楽を忘れないっていうことは大事だと思いますけどね。