アンサンブル・モーツァルティアーナ 第56回定演

 旅行から帰ってきてまだ3週間程度しか経っていないですけれど、本番でした。朝は雨降っていて楽器の移動がかなり大変でしたけれど・・・

  • モーツァルト ピアノ協奏曲第22番
  • ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番
  • ベートーヴェン 交響曲第2番
  • ロッシーニ オペラ「絹のはしご」(アンコール)
  • 指揮・独奏:若林顕

 初めての弾き振り、という体験。まあ、それはそれでたくさん勉強になったんですけれども、それよりもこの若林氏のピアノと共演できた、ということが僕にとってはものすごく感激の出来事でした。ほんとすごかった。聴いたことのないモーツァルトのカデンツァ(誰の作だったのか失念)といい、あのショスタコといい、うーん、舞台でも弾いていたかったけれど、客席でも聴いてみたかったなあ、と。。。
 そもそも、ショスタコの協奏曲をやるってことで、ほとんど後先考えずに出演を決めてしまったわけですけれど、やっぱり、多少の無理はしても演奏の場にでるっていうことはいいことですねえ。

 曲目をみてもわかるように、結構長い演奏会でして、演奏者の方もかなり疲れたんですが、その疲労の原因ともいうべき指揮者なしのピアノ協奏曲の方はそれなりに好評だったようでよかったです。ま、ピアノ協奏曲はオケが多少壊れかけていても、ソリストさえしっかりしていれば聴き映えはするっていう話で、その意味でも若林氏にかなり助けていただいた感じです。ほんと、僕自身ステージで聞き惚れてたし。

 ピアノ好き、としては、あの場にいられたことだけで満足満足、としておきましょう、という感じの演奏会でした。みなさんお疲れさまでした。

2000年の自分

 昼下がり、ふと昔の「独り言」をのぞいてみた。「独り言」と称して日記みたいなものをWebに公開し始めたのは2000年の後半。そのあたりから数ヶ月分をのんびりを流し読みしていると、そこには5-6年前の自分がいました。ちょうど世紀の変わる頃、大学を卒業して、大学院に進もうとしている自分がどういう生活を送っていたのか、、、と。

 2000年といえば、大学に通い、楽器を弾いて、暇があればホームページをいじる、そんな生活でした。今とそんなに変わらんですかね。今は、仕事に行き、家でもプログラムとかして、暇があれば楽器を弾いてます。そういう意味では、パソコンいじりと楽器弾きの比率は変わったのか。まあ、あの頃ってプログラムは一切してなかったしできなかったし。ホームページいじりといっても、掲示板のソースをちょっと触ったりとか。文章を読んでいると多分間違いなくCGIっていう言葉の意味を誤解していたみたいだし。

 いろいろ考えてみると、基本的には差違はないようにも思えるけれど、ずいぶんと変わっているのかもしれません。。。さてさて5年後の自分っていったいどうなってるんでしょうね。2010年の自分・・・想像もつかないな、、、でもものすごく楽しみかも、と思った休日の昼下がりでした。