PHSの着メロをベートーヴェンのピアノソナタ14番「月光」第2楽章にしたこともありまして、今日は久しぶりにベートーヴェンのピアノソナタを聴いています。
そうそう、いつも思っていたことなんですが、まあソナタの曲の長さ上、といいますか、1枚のCDに3曲入ったり、4曲入ったり、そういうことってよくあることですよね。で、ベートーヴェンの場合、「3大ソナタ」とか「4大ソナタ」とかいう名前付きで売られていることが多いんですよ。この「3大」の場合はなんの問題もなく、定番として、8番「悲愴」・14番「月光」・23番「熱情」になっているんですが、今日問題にしたいのは、この「4大」の方です。2種類あるんですよね、パターンが。21番「ワルトシュタイン」と26番「告別」。そして僕は、「4大ソナタ」の4番目には「ワルトシュタイン」を主張します。だっていい曲ですもん。
甲乙つけがたいのはあるんですよ。構成的にも。他3曲は短調の曲で、残り2曲は長調という意味では、同格。でもやっぱり「ワルトシュタイン」だよなあ・・・完全に自分の好みですけど。とはいえ、すべてのソナタを聴いたわけじゃないから(次ベートーヴェンのピアノ曲を買う時はソナタ全集だ、と思ってからもう何年になりますことか・・・)他にもいい曲がたくさんあるかもしれないですね。でもそういい出すときりがないから、ほんとは「3大」のままでいいのかもしれません。ここまでだとなんの反論もないみたいだから。
ちなみに、ここに挙げた曲は、どれもかなり好きです。どれが一番?というのは意味のない問いなんですが、細かくいうと、「熱情」の2楽章がかなりお気に入り。この変奏曲はかなりいい曲です。短調の中に入った一筋の光です。
と書いてると、そういえば、どの曲も2楽章はお気に入りですね。結構。まあ、自分が弾けるのが比較的テンポのゆったりとした2楽章くらいしか、というのも十分にあるのかも。(「月光」はやや例外的ですが)
あ、なんだか全集欲しいなあ・・・ケンプの全集がいい。