演奏会のお知らせ:アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

半年ぶりの演奏会のお知らせ。芸術の秋ですしね。たまには音楽の話題を。

アンサンブルモーツァルティアーナ第64回定期演奏会

日時
2009年11月1日(日)14:00開演
場所
神戸文化ホール
曲目
モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
モーツァルト ピアノ協奏曲第25番
指揮・ピアノ
若林顕

若林ファンのみなさん、お待たせしました!一度の演奏会にコンチェルト3つなんてそうそうお目にかかれるものじゃないですよ。モーツァルトのピアノ協奏曲、後期のいいところ取りの3曲。

さて、今日は練習初日だったんですが、そんな練習前の一コマ。

「あ、いとー君いいところに来た。楽器出すの手伝って」
「はいはい、いいですよ」
と地下の楽器庫に行きベースを一本出して、
「もう一本いきま〜す」
「いや、いとー君、一本でいいから」
「え、それって今日は僕だけってことですか?」
「そうそう」
・・・
「えーと、最終的にベースは何人になる予定ですか?」
「今のところ、最終的にも一人」
「えー!」

というわけで、たまにある練習初日に一人、なんてもんじゃなくて、本番も一人、になるかもしれない予感です。がんばるぞ!

あ、そうそう、大事な話。全席自由で1000円となっております。みなさんぜひどうぞ。もし、聴きに行こうかなという人は僕からチケット買ってくださ〜い。

アンサンブルモーツァルティアーナ第63回定期演奏会

GWのまっただ中(といっても、自分的にはGW2日目)の演奏会が無事に終わりました。

曲目
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番
ショパン エチュード(ピアノアンコール)
ブラームス 交響曲第1番
ホルスト ムーアサイド組曲よりマーチ(弦楽合奏版)
指揮・ピアノ
若林顕

やっぱりピアノはすごかった。。。ピアノって、自由に音が伸ばせるわけじゃないし、ビブラートとかロングトーン中の音量変化なんていうことも無理っていう、素人的に表現のすごく難しい楽器だと思うわけです。なのに、あそこから無限のイメージが湧き出てきましたねえ。もうショパンなんて、舞台上でうっとり、です。いいもん聴かせてもらいました。

で、後半はといえば、まあいろいろと細かい事故はあったのはいいとして、終楽章の神のコラールがばしっと降臨してくれましたのでもう大満足です。やっぱりあそこはいいですね。しびれます。

こまめにつぶやけたらなあ、と思っていたけれど、基本的にホールって電波状況が良くないので、成果としてはこんな感じでした。

いずみホール、セッティング中

リハ終了

これで今後の演奏予定は白紙になりましたけれど、やはり音楽は切り離せないな、と思う今日この頃でした。別に演奏する必要はないけれど、日常で音が満ちあふれているのは大事なことだなあ、と。(ちなみに以前のブログのサブタイトルは「林檎と音楽に囲まれて・・・」ですからね)

ともかく、関係者のみなさん、お疲れさまでした。聴きにきていただいたみなさん、ありがとうございました。機会があればまた(多分)半年後に。

演奏会のお知らせ:アンサンブルモーツァルティアーナ第63回定期演奏会

いつも初回練習があってからお知らせブログを書いているわけですが、それだとどうも直前になってしまいますねえ。今後気をつけようかな。。。

というわけで、春の演奏会情報です。

アンサンブルモーツァルティアーナ第63回定期演奏会

日時
2009年5月3日(日)15:00開演
場所
いずみホール
曲目
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番
ブラームス 交響曲第1番
指揮・ピアノ
若林顕

共演するのはもう何度目ですかね、という感じの若林さん。今度はベートーヴェンですよ!うーん楽しみですね。

ブラームスの1番は、Q大を卒業してK大の院にやってきてはじめて弾いた曲なので、かなり練習した記憶があります。そのせいで、今でも曲の雰囲気は結構しっかりと体に染みついているようです。だからといって昔みたいにちゃんと弾けるわけじゃないんですが・・・

ま、それはとにかくピアノは必聴です。GWの中日ということで日程的に微妙だとは思いますけれど、お時間のある方は是非どうぞ。あ、ちなみに、チケットありますし、お安くしておきますよ。

京都市民管弦楽団第78回定期演奏会

というわけで、今日本番でした。

曲目
ドヴォルザーク 「謝肉祭」序曲
モーツァルト 交響曲第39番
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン」 Op78
J.S.バッハ G線上のアリア
指揮
小田野宏之
場所
京都コンサートホール大ホール

去年のGW以来だから、9ヶ月ぶりの本番です。京都コンサートホールも久しぶり。

オルガンということもあってか、客席はほぼ満員で奏者としても気持ちよく弾けました。

全体の出来はよくわかりませんが、自分としては決め所はしっかり決められたので悔いはないかな、と。打ち上げ会場までの道中で、お客さんに「いい演奏をありがとう」と言われたのでよかったことにしましょう。

リハーサルではオルガンの音もしっかりと感じることが出来たんですが、さすがにほぼ満員でお客さんが入ってしまうと、ステージでオルガンの音はちょっと聞き取りにくかったかな。その意味で、オルガンの響きに包まれて演奏、という夢はちょっとしたジレンマを含んでいるんだなあ、と。

そうはいっても、2楽章後半の冒頭で、オルガンが全開で鳴りだすと、めっちゃテンションあがりますね。あれは気持ちよかった。

そんなこんなで、美味しいお酒も飲めましたし、関係者のみなさん、聴きにきていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

あ、ちなみに、大阪勤務ですしオケ的には育休中ですし、入団は「なし」なんでそこのところよろしくお願いします。

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第78回定期演奏会

なんか、こういうブログエントリもものすごく久しぶりな気がしますが、それもそのはず、去年のGW以来の演奏会です。えーと9ヶ月ぶり?

こんなにブランクが空いたことってなかったんですが、所属オケがなくなるとこういうことになるのね、という感じで、この9ヶ月の間にいくつか演奏をする話はあったんですが、いろいろなごたごたに紛れて実現せず、ほんと久しぶりの演奏会です。

日時
2009年2月8日(日)14:30開演
場所
京都コンサートホール大ホール
曲目
ドヴォルザーク 「謝肉祭」序曲
モーツァルト 交響曲第39番
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン」 Op78
指揮
小田野宏之

京都市民管、もう5回くらい出演したかな?(演奏会記録の過去ログが現在参照できないのでわからんですが)というところで、大曲になるとお手伝いの声がかかります。今回もお世話になりますです。ちなみに、モーツァルトは降り番です。

今回の目玉はなんといってもサン=サーンスです。弾きたかったんですよねえ。これ。大好きな曲ですから。CDで聴くのもよいですが、これこそまさにホールで聴いて欲しい曲です。ホールの中で、オルガンのその圧倒的な音を感じ取っていただければと。てゆーか、僕自身が、ステージ上でオルガンの響きに酔いしれそうで、それが楽しみなのですが。

ほんとは昨年末から練習に参加する予定だったのですが、休みなしで仕事していたので、今日が初参加でした。練習もあと2日だけなのですが、なんとか力添えできるようにがんばりたいところです。今日の練習で問題点もだいたいわかりましたので、ピンポイントでやっていきましょう。

冬真っ盛りの京都ですが、熱い演奏になればいいなあ、と思いますので、是非どうぞ。

アンサンブルモーツァルティアーナ 第61回定期演奏会

4連休の初日、ものすごくいい天気の中、インドアなイベントでした。

曲目
シューベルト
交響曲第8番「未完成」
モーツァルト
クラリネット協奏曲
ブラームス
交響曲第2番
ブラームス
ハンガリー舞曲第6番
指揮・ソロ 横川晴児
場所 いずみホール

本題に入る前に、今朝の話ですが。10時ゲネ開始で余裕を持って7時半くらいに楽器を積んで家を出たわけですよ。しかしながら、京都南を過ぎてしばらく行ったあたりで渋滞突入、宝塚まで35km。まあ、そんな時期に車で移動するほうが悪いのかもしれないですけれど、普段なら1時間かからないくらいの道中、途中の茨木ICで降りたというもののホールまでの所要時間は2時間半-3時間程度。ゲネの開始に間に合わなかったのなんてこの10年以上のオケ生活の中で初めてでした。本当にすいませんでした。(そういや、前のオペラの時も大雪のあとで大変だったわけですが、なにかついてないですね)

そんなこんなではあったものの、演奏会自体はなんとかなんとか。いやいや、ほんとクラコンはすごかったですよ。ソリストの希望により、オケの前で、っていうんじゃなくて、オケの中で(つまり、いつものクラの席で)ソロを吹いておられまして、指揮者無しという緊張感の中、これがまたやっぱり2楽章の再現部が泣かせるんですよ。ほんと、よかったぁ。

泣かせるといえば、ブラ2の1楽章のホルンもよかったです。って、自分も舞台に乗っておきながら、感想を言っても仕方のないことですが、お客さんの中でもそういった今日のベストポイントを見つけられたらよかったかなあ、と。

お客さんもたくさん入っていたようですし、聴きにきて頂いたみなさんどうもありがとうございました。関係者のみなさんお疲れさまでした。

次はもう半年演奏会の予定はないですなあ。まあ、練習している時間も全然ないのでそんなものなんですけれど。

演奏会のお知らせ「アンサンブルモーツァルティアーナ 第61回定期演奏会」

またまたこのシーズンがやってきました(といっても、前回が12月だったからそんなに間があいた気がしない)。今回はここ2回のモーツァルト三昧から抜け出して、豪華なこのプログラム。

日時 2008年5月3日(土・祝) 14:00開演(13:30開場)
場所 いずみホール
曲目
シューベルト
交響曲第8番「未完成」
モーツァルト
クラリネット協奏曲
ブラームス
交響曲第2番
指揮・ソロ 横川晴児

初めての管楽器協奏曲。しかも横川先生ですよ!N響首席!(2年半前の新婚旅行中のウィーンでは大変お世話になりました)

そして、約10年ぶりになろうかというブラ2です。オケを初めてからもう10年以上たつんだなあ、というなんか遠くを眺めてしまうような感じですが、にしても、学生のころに必死にさらった曲っていうのは、10年経っても覚えてますよね。指が回るっていうわけじゃないけれど、フレーズごとにいろんな記憶(先輩に怒られたり、とか)が蘇ってくるようです。

今日の練習では、なぜだかベースは一人だったので、未完成の冒頭とかかなり大変でしたけれど、まあこれは最近トップで弾いただけはあってなんとかなったかなあ。あ、でもあの時は5弦を弾いていたのでずいぶんと雰囲気違いましたね。。。って、思えば、自分の楽器で練習に参加するのはなんだか久しぶりな感じです。久しぶりだけれどもやっぱり一番しっくり来ますね。を、この楽器との付き合いももう10年になりますかねえ。。。

というわけでGWのまっただ中ではありますが、時間の許す方は是非どうぞ。協奏曲はほんとおすすめします。

トヨタコミュニティコンサート in 大阪「ラ・ボエーム」全幕

何年ぶり?3年ぶりくらい?のオペラ公演でした。

曲目 プッチーニ 「ラ・ボエーム」全幕
指揮 中橋健太郎左衛門
ソリスト
ミミ
大貫裕子
ロドルフォ
水船桂太郎
マルチェッロ
与那城敬
ムゼッタ
安達さおり
コルリーネ
谷茂樹
ショナール
岡崎智行
ベノア & アルチンドロ
宮本聡之
場所 グランキューブ大阪

前回の「椿姫」とは規模が全然違ってキャストも多いし、舞台も大掛かりだし、という感じで、お客さん的には楽しめたんじゃないでしょうか。僕ら演奏者側は、いつものことながら、ピットの中で、舞台の様子はほとんど全くわからなかったわけですが。

とはいえ、今回は3幕に降り番を頂いたので、3幕だけは練習から本番までも、しっかりを見させてもらいました(まあ、本番は舞台脇からってことですが)。

なんだかんだいって、オペラというジャンルは、音楽や演劇といった分野として、かなり集体制的な芸術となるのではないでしょうか。だって、音楽あり、歌あり、芝居あり、ですから。たとえ、それが、「好き」とか「嫌い」とかの色恋沙汰と、「愛」と「死」に関する、ある意味ワンパターンの構成だとしても。何百年も語り継がれるだけのことはあるかなあ、と。

昨日から雪も降り、この寒い中、聴きに来て頂いたみなさん、どうもありがとうございました。それから関係者のみなさん、お疲れさまでした。

雪の残った中を車で大阪まで向かうのはなかなか大変でした。名神は大丈夫だった(というか一番安全だった)けれど新御堂が通行止めだったのは痛かったなあ。。。

演奏会のお知らせ:京都市民管弦楽団

京都の市民管での演奏会。エキストラとして参加させていただきます。なんでまたこんなに忙しい時期にねえ、、、と思うかもしれませんが、引き受けた時点では、練習や本番がある頃にはすっかり引越が完了しているつもりだったんですよねえ。

京都市民管弦楽団 第75回定期演奏会
日時 2007/06/03(日) 14:30開演
場所 京都コンサートホール(京都)
曲目 ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」第3番
コダーイ 孔雀の主題による変奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
指揮者 井崎正浩

ショスタコの「革命」は初めてです。だから飛びついたって言う話もありますが。逆に孔雀は2回目なので、昨日の練習も結構ゆとりを持って弾けました。もう3年以上前の話なのにちゃんと曲は身に染みついているもんですね。(ベートーヴェンは降り番)

どうせ京都に引っ越すんだから、京都市民管に入れば?なんて言う話もあったりしますが、残念ながら、練習は平日だし、職場は大阪のままだし、ってことでそれは無理な相談ですよねえ。ここの選曲は結構好みなので、こうやって声をかけていただける時にはできる限りお手伝いしていきたいですけれどね。(以前も、芥川とか、海とか、魔法使いの弟子とかに誘われてでてましたからね)

さて、引越もありますけれど、こっちもがんばっていきましょう。チケットありますんで、京都観光がてらにどうぞ。

京都市民管弦楽団 定期演奏会

 お客さんじゃなくて、演奏者(お手伝い)として。↓なんか不思議な曲順ですが、実際にこういう順番だったのです。(ぱっと見完全に逆プロですけれど)

  • ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
  • ドビュッシー 交響詩「海」
  • デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
  • 指揮:竹本泰蔵
  • 場所:京都コンサートホール

 毎度のことながら、曲目に魅かれてお手伝いさせていただきました。魔法使いの弟子なんて、もう「ファンタジア」でおなじみだから、前からずっと弾きたかったんですよね。それに、ドビュッシーも。
 考えてみると、印象派ものっていうのはこれが初めて(ラヴェルも弾いたことない)。ドビュッシーはピアノ作品はほんとに大好き(一番好きなピアノ作曲家)で、管弦楽曲を弾くっていうのはどうなんだろう?と思っていたんですが、確かにピアノ曲に比べて複雑怪奇な曲ではありましたけれど、でもやっぱりあのなんともいえない(いわゆる印象派の)音楽っていうのはいいですねえ、、、と。
 田園も、自分のオケでも弾きますし(しかもトップだし)いろいろ勉強させていただきました。ボーイングとか参考にしよっと。

 そんなこんなで楽しく演奏させていただきました。皆さんお疲れさまでした。

ちなみに1:
よく知られているように、ブログっていうのはサーチエンジンでの検索結果にかなり大きな影響をおよぼしてしまう(つまり本家よりも上位に表示される)ので、僕がこうやって演奏会のことを書いていると、関係者の人が本人の意思とは関係なくたどり着いてしまうそうですね。ま、それはそれで、初対面の人にも「あのホームページの?」と聞かれるくらいで、話のネタにはいいかな、と。(そういや、ベースの話題がメインだった時も、どこにいってもある意味それで通じてたなあ・・・)

ちなみに2:
楽器を持って電車で長距離移動していると、練習に行くたびに「車欲しいなあ・・・」という思いが募ってきますね。特に本番の時は衣装やらなにやら荷物が増えるからなおさらです。そうは言っても、お金がないのでなんともならないんですけれど、いつか必ず。