「AIと憲法」を読みました

AIについてはまあなんとなく知っているかなあという程度(初心者からは抜けられてない)、法律については全くの門外漢。なんなら高校の公民あたりの授業が最後だったんじゃないかという程度のものですが、だからこそ手に取ったこの本というか、そういう感じで。

今の時代、AIはどんどんいけー、という印象がある一方で、なんとなくある不安感。でもそんなに規制とかしてたら技術は育たないでしょ?みたいなお話もちらほらあって、じゃあ、実際のところはどうなのよ、っていうそのあたりをターゲットにしているのかな。

いろんな懸念事項があって、すでにいろいろ議論もされてて、だからGDPRなんかもできていて、そういう背景がざっくりかじれたのではないかと。

こういういい方もあれですが、法っておもしろい(興味深い)ですね。初めてふれましたけど。

人とはなにか、人格とはなにか、みたいなそのあたりの議論も自分には改めて新鮮でした。

どの章も「へー、へー」の連続で、こういう本にしてはわりとあっという間に読んでしまった感じです。

あ、そうそう、途中に出てきた、パーマンのくだりとか、ドラえもんのくだりも分かりやすくておもしろかった。そういや、鉄人兵団も読み直そう(本棚に文庫本があるはず)

技術にも法律にも詳しくなくても読みやすい本でした。

Maggiore Symphony Orchestra 第1回演奏会でした

暖かい春の日差しの元、ひさしぶりの賛助出演な演奏会でした。

曲目 チャイコフスキー スラブ行進曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー 交響曲第4番
ソリスト(Vn) 小椋 小野花
場所 高槻現代劇場 中ホール
備考 賛助

いろいろご縁あって、声をかけていただきまして、出来立てほやほやなオケの旗揚げ公演に参加してきました。

オールチャイコという若々しいプログラムで、前2曲は初めての挑戦。

わりと小振りな編成でのチャイコだったので、バランス的には頑張り目に。少しでもお役に立てていたら幸いです。

で、本番はほんといろいろありますよね。というか、やっぱりコンチェルトやると後半戦まで集中力持たせるの結構大変だなあ、と。

普段と別の団体で弾くといろいろ勉強になること多いです。パートとしても、オケとしても、指揮係としても。あと新しいご縁も出来たのでそれもいい感じ。

そんなこんなでそれらの経験を糧にまた田園とかショスタコとかはげ山とかがんばります。ブランデンとかリュートとかヤナーチェクもね。

関係者のみなさんおつかれさまでした。そして、いつも練習に協力してくれてる家族にも感謝感謝。

今回初めて新名神の高槻ICを使いましたが、めちゃ便利になってますね

「世界は足し算でできている」を読みました

先日の

「音楽と数学の交差」を読みました – いとーけーのページ

を買った時にふと目に留まって一緒に買った本。買ってから気付いたけど、著者が一緒だったという、そんな話もありつつ。

こっちは純粋に数学の本、っていうのかな、そっち系の本です。

三角関数やら、対数やらのまあ高校数学でも聞いたことあるかな、という話にはじまって、ベルヌーイやらゼータやらリーマンやら、そしてコンピュータへ、と。

一応理系だったけど、数学は高校どまりなので、ふむふむ、へー、という感じで、適当に数式は読み飛ばしつつ。(それでも、多分ところどころに数式間違ってる気がしたけれど、気のせいかもしれない)

こういうの、もうちょっと入門から深堀するなら数学ガールとかがいいのかもしれない、ようしらんけど、多分。

可算無限と非可算無限は、初めて知った概念でした。なるほど数っておもしろい。

ちなみにブールが人の名前っていうのも初めて知った。気がする。業界の人なのに。

とりあえず、オイラーの等式はやっぱり美しい。

オイラーの等式 – Wikipedia

たまにでてくる数式ついていくの大変ですが、まあそれは雰囲気だけ感じて、数の世界をながめてみるのにはちょうどよかったです。