「AIと憲法」を読みました

AIについてはまあなんとなく知っているかなあという程度(初心者からは抜けられてない)、法律については全くの門外漢。なんなら高校の公民あたりの授業が最後だったんじゃないかという程度のものですが、だからこそ手に取ったこの本というか、そういう感じで。

今の時代、AIはどんどんいけー、という印象がある一方で、なんとなくある不安感。でもそんなに規制とかしてたら技術は育たないでしょ?みたいなお話もちらほらあって、じゃあ、実際のところはどうなのよ、っていうそのあたりをターゲットにしているのかな。

いろんな懸念事項があって、すでにいろいろ議論もされてて、だからGDPRなんかもできていて、そういう背景がざっくりかじれたのではないかと。

こういういい方もあれですが、法っておもしろい(興味深い)ですね。初めてふれましたけど。

人とはなにか、人格とはなにか、みたいなそのあたりの議論も自分には改めて新鮮でした。

どの章も「へー、へー」の連続で、こういう本にしてはわりとあっという間に読んでしまった感じです。

あ、そうそう、途中に出てきた、パーマンのくだりとか、ドラえもんのくだりも分かりやすくておもしろかった。そういや、鉄人兵団も読み直そう(本棚に文庫本があるはず)

技術にも法律にも詳しくなくても読みやすい本でした。