というわけで、退院後およそ一ヶ月半の時を経て、ようやく家族三人が同じ屋根の下に集まることとなりました。この一月半は疑似独身生活だったわけですし、しばらく生活のリズムを作るのには苦労しそうですけれど、まあ、そんなわけで、にぎやかな日々のはじまりはじまり。
月: 2006年10月
typo
typo : 名 : 誤植 [typographical error]
恥ずかしながら造語かなにかだと思っていたんですが、ちゃんと辞書にも載っているような言葉だったんですね。というわけで、まあ、プログラムの世界では入力ミスってことです。
単に関数名とか変数名が違っていただけなら、コンパイルエラーとかがでてすぐにわかることが多いんですが、文字列の比較とかだと実行中に思った通りに動かなくてかなり悩んでしまうことがよくあります。しかも、それだけのせいで30分から1時間くらい時間を浪費してしまったり。
今朝もそんな感じでした。ちゃんと「typoじゃないよねえ」と確認したつもりだったのに、結局原因はtypoでして、朝の貴重な時間を30分程度無駄に過ごしてしまいました。まあ、なにごとも経験しつつ学習していくんですけれど、いつまでたってもこのバグからは逃れられないようで・・・
ブラームス交響曲第4番 第1楽章 冒頭
有名なフレーズ、「シ〜ソ〜、ミ〜ド〜、ラ〜ファ〜、レ〜シ〜」の部分。気持ちよく演奏してたら、5小節目に入って、急に雰囲気が変わる。なにごとかと思って確認。。。この冒頭、おおまかにいって小節ごとに次のような和音進行をしてます。(主に弦楽器の進行です。管楽器はちょっとずれて同じように動いてますけど)
Em → Am → D#dim(+e) → Em → C → G → Dm → Am → D#dim → Am → Dm7 → D#dim → Em
そう、1-4小節間のe-moll
のカデンツ進行モドキが起こった次の瞬間にいきなりC
に移っているのね。だからそこのc
は大事かも。なにより弾いていても結構気持ちいい。
ちなみに、3小節目はこの曲では非常に良く出てくるD#dim
ですが、ベースラインはそこ4小節間ずっとe
を弾いているから、e
とdis
が思いっきり衝突してます。ここはどうしても濁っちゃうけれど、それだけ主音であるe
を聞かせたかったのかなあ、と。ともかくぶつかっているのでe
はあまりでしゃばらないように。
曲がちょっと動き出す9小節目からも結構面白くて、メロディーはずっとc
からはじまっているのに、ベースラインは半音進行(dis → e → f → fis → g
)で、奇麗に和音が動いてます。で、結局D#dim → Em
という具合に冒頭4小節と同じ終わりかたして一段落。やっぱ、すごいわ。
・・・とまあ、冒頭の数小節間だけでも、和声進行把握ゾーンとしては結構面白いところです。ベース弾きなんでどうしてもベースラインがメインになっちゃいますけれど。
ちなみに、続くかどうかわからないこのシリーズ共通の表記についてはおおよそ下記の通り。
- 大文字 : 英語音名、主に和音コードをさす(
Em
は「イーマイナー」) - 小文字 : 独語音名、主に単音、調をさす(
e
は「エー」)
うーん、やっぱ、鍵盤があると全然違いますね。和音を調べるのも効率が断然良くなるし。
スコアを読んだ週末
この週末の移動時間はもっぱらスコアを開いておりました。最近、スコアを開くといっても、他の楽器の動き(誰が一緒に弾いているのか、誰と掛け合っているのか、誰が旋律なのか、等々)を調べたりとか、そういういわば自パートを演奏するためのガイド的な使い方ばかりでしたけれど、ちょっと初心に戻って、まじめに和音進行なんかを見てました。
とはいえ、そもそも僕自身は和声から曲の解釈云々をするほどの力もなければ、そんなことをするつもりもなく、単に演奏している時に「え?今の響きはどうやって作られたの?」といった疑問(驚き)を元に、スコアを見て「へえ〜、こうなってるんだ。すげー」という自己満足のためなんですけどね。でも、一つの曲において、数ヶ所でもそういう和声進行把握ゾーンをもっているだけで、結構楽しいんですよね。演奏しているときに、例えば今回なら「ブラームスさん、あなたはやっぱりすごいですね!」なんて勝手な(偉そうな)ことを思いながらその響きにひたれますから。
ただ、移動中にそれを見るって言うのは一つ欠点がありまして、手元に音がないんですよね。やはり、もともとがピアノ弾きだったこともあって、いつも和音を鍵盤上に展開してイメージしているんですが、実際に鍵盤が手元にあると、そこで音を出しながら簡単に確認できるんですけれど。なにしろ、なんのコードなのか全然わからんところもありますから。(ちなみに、家にはピアノはないけれど、2オクターブ半くらいが出せる小さなキーボードがあるんで)
まあ、そんな感じで、自分的にはちょっとだけ曲に近づけた気がした週末でした。で、今回の把握ゾーンがどんなものかっていうのはおいおい。それこそ鍵盤で確認してからにしますんで。
初詣り
というわけで、いってきました。第一段。京都の北野天満宮。
別にこういうイベント事、もともと興味はないほうですが、さすがに行かなくちゃ、と、ね。ただ、行って思ったこと。家族みんなで行って、子供のことを思い、祈る、っていう、その行為は大事ですね。宗教関係なしに。
天気も良かったし、そんなに混んでなかったのでよかったです。
なぜかほっとしたノーベル文学賞
多くは語りませんけれど、ちょっとほっとしました。こういうのがあると日本人はすぐに過剰に加熱するからねえ。古本屋巡りがますますこんなんになるんじゃないかと本気で心配してましたから。(って、ファンなら、新品で買え!ってね)
- ノーベル文学賞:トルコ人作家オルハン・パムク氏に(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
- 村上春樹がノーベル文学賞候補?(いとーけーのページ)
ソフトバンクは3年連続プレーオフ2Sで負けてしまいました
まあ、別にどうでもいいっていえばそうですが、申し訳ないことに、関西に来てもう6年目だというのに、どちらかといえばソフトバンクを気にしている自分がいます。セ・パで阪神とかぶっているわけじゃないからとりあえずは大丈夫だけど。(セでいえば阪神です。もちろん)
- 日本ハム、サヨナラでリーグ制覇 パ・プレーオフ(asahi.com)
こうなったら、日ハムに制覇して欲しいですね。新庄も最後だし。なんか、その方が面白い。
10月に読んだ本-2
本棚企画。といっても、このシリーズ、最初のこの2冊しか本棚にはなかったので、あとは揃えなければなりません。いや、もちろん別に「なければなりません」ってことはないけれど、全部読みたいしね。
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ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫 塩野 七生 新潮社 2002-05 by G-Tools |
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ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫 塩野 七生 by G-Tools |
塩野さんの作品は、ただの出来事羅列にとどまるわけでもなく、かといって誰か(なにか)に偏ったふうでもなく、そういう意味ではかなり客観的に読めて楽しい、と思ってます。もちろんこのローマシリーズに関わらず。何度か書いてますけれど、塩野さんの作品に出会うまではほとんど歴史物に手を付けたことはなかったんですが、歴史物って面白いな、と気付かせてくれましたし。本棚企画としては、塩野さん著作はもうほとんど残ってないけれど、増やしていけたらなあと思っているところ。置く場所ないけど、文庫だしなんとかなるでしょう。
これを読んでて思ったこと、イスラムあたりの歴史物でいい本ってないですかねえ?誰かおすすめがあったら教えてください。この本の時点ではまだキリスト教は関係ないけれど、地中海の話はどうしてもキリスト教がからんでくるわけで、そればかり読んでいるというのは僕の中でも偏りが出てくるかな、と。なんで、イスラムあたり。そのうち中国や日本にも手を伸ばしたいところですが、なんか身近なところは微妙にやる気が起きなくてね。
とりあえず、週末の本がないので、物色せねば。
一応勝ったけど
なんていうかぱっとしない試合でした。それが絶対ではないとは言え、ランキングでいえばかなり格下のインド。アウェーの不利を考えたとしても、もうちょっとてきぱきとした試合展開でもよかったんじゃなかろうか。後半の中盤なんかかなりぼろぼろだった感じ。3点取ったからよかったけどね。
- アジア杯予選、日本がインド下す 播戸2ゴール、中村も(asahi.com)
途中で照明が一部消えたり、犬が乱入してきたりと、ばたばたしておりましたけれど、そこら辺も集中力維持に影響したのかなあ。
久しぶりに自転車通勤
実に何ヶ月ぶりだろうという感じですが、まあ、それだけ自転車に乗っていなかったということもあって、メンテしなくちゃいけなかったり、そういうことをぐだぐだ先延ばしにしているうちに、すっかりいい気候になっておりました。久しぶりの通勤路は多少とはいえ風景が変わっていて新鮮でした。
いい気候なんですけれど、汗はさすがにかきます。で、急に冷えるので、体温調整が難しいというかなんというか・・・慣れれば問題ないんですが、何度もいうように久しぶりだったので、今日はちょっとうまくいかず。明日からはもうちょっと対策を練ろう、っていきなり雨かな?