昼間の本番が終わり、楽器をかついで電車に乗り、座席の脇に立てかけて、ちょっとうとうとしながら帰っておりました。ふと目の前を見ると、ちょうど陽が沈んでいっているところで、そこにはなんともいいがたい空模様が・・・無理して言葉にするならば、沈み行く太陽を覆っている層雲がその太陽を中心に渦のようなものを描いておりまして、やさしい夕の光線がその渦模様を通過してやってきている、とかそういう感じで。なんていうか、幻想的な夕焼けの光景、みたいなものとしてよくイラストになっているような、そういう空が現実に目の前にあったわけです。ほんとなんともいいがたい・・・あの空に気付いてぼおーっとした人ってどのくらいいるんだろうな・・・