やっと読み終わりました。あとは「王の帰還」ですね。しかし、劇場版だと、「旅の仲間」の時も、映画自体の最後の場面は原作の「二つの塔」にかぶっていたわけですが、今回はいったいどの場面で終わるつもりなのでしょうね。非常に興味津々。どの場面で終わられるのが一番いいんだろうなあ、とか、どうだったら1年間待ち続けていられるんだろう、とか、そういう想像をしてしまいます。う~む、謎は深まるばかり。待ち切れない気分は増すばかり。少なくとも原作通りだったら、相当消化不良で、欲求不満がたまるんじゃないかな、とは思ってますが。
しかし、まだ一作目のDVDをみるところまではいってません。とりあえず、全部読み終わってから、全体の状況をもう一回把握してから、しっかりと見直そうかな、と。だいたい3時間なんていう長丁場だから、そうそう何度も見られるものでもないですからねえ、と。
先日英文校正に出した修論が戻ってきました。予定より早くて嬉しい限りです。ついでに訂正量も大したことがなくて嬉しい限りです。が、さすがに、校正に出す直前はお疲れモードの中で書いていたこともあって、そもそも変な部分(英語の文法とかそういうレベル以前の問題)とかあって、ちょっとそれはないでしょ!っていう感じで、校正した人もなんだ?って思っただろうな、と思うとやや恥ずかしかったり。とはいうものの、仮提出に十分間に合う感じでよかったよかった。
月: 2003年1月
大寒
ですね。前も書いてましたけど、「おおさむ」ではありません。「だいかん」です。といいつつ、「おおさむ」の方が語呂的にイメージがわきやすいような。ようするに寒さの絶頂だそうです。でも、もう春も間近に迫ってきているとか、そういう時期です。七十二候で言えば、「蕗の花咲く(ふきのはなさく)」なんで、まさにそういう感じなのでしょう。
たしかに、寒さの絶頂っていっても、ここ数日は思っていたほどの冷え込みもなく、というか、結構不安定な日々が続いているわけですが、台風1号が発生したとか、そんな話もありつつ、まだまだ油断は禁物。というか、だいたいまだ旧暦の元日もきてないですからね。(って、あれは、ようするに立春付近だけど)
雪じゃなくて、雨が降ってるみたいですが、雪マークもついていたりするから、雨なんか霰なんかはよくわからんですねえ。まあ、外にでて確かめようなんていう気はさらさらないので、別にどっちでもいいんですが。なんにせよ、雪でない以上は、中途半端に降られると結構困ったりするんで、なんともなんとも。今日も歩きでのんびり本を買いに行ったら、帰り道で半端に降り出しましたしねえ。
修論提出まであと10日くらいか・・・さっさとおわらんかなあ・・・
バッハに飢えて
最近なんだか妙にバッハが聴きたくなることが多い。というか、いつも聴きたくなってる。多分、バッハに関わらず、バロックであればよいというような気もするけれど、まあ、バロックといっても、手元にある音源からいえば、圧倒的にバッハが多いわけなので、そういったわけで、バッハがよくかかってます。といっても、ほとんどピアノ曲しか持ってない(当然ほば全部がグレン・グールド)し、管弦楽曲っていえば、まあ、管組とかブランデンブルクなんていう定番モノしかないので、特にそれ以外の器楽系の曲に飢えていたりします。具体的にいえば、ヴァイオリンとかチェロの無伴奏モノだとか、ヴァイオリン協奏曲とか、そういうのが無性に聴きたくなったり。しかしながら、どれもまともにはもってなくて、なぜだか無伴奏チェロ組曲なんて、1セットも完全にはそろってないし、不思議なもんです。いやいや、買おうとはいつも思ってるんですが、一応演奏者の好みというもの(といっても、別に聴き比べたりしているわけじゃなくて、印象的なもので)もありまして、それがなかなかないんですよねえ・・・手ごろな値段とかであったらいいんですが・・・
というわけで、やっと無伴奏ヴァイオリンの音源だけは手に入れた今日この頃。嬉々としてかけまくったりしていたり。たかだかCD2枚なんで、時間的には大したことはないのですが。にしても、やっぱりいいもんです。ものすごくいいもんですな。無伴奏であることを忘れさせてくれるというか、たった1台の楽器だけなのに、なぜにここまで響きの広がりがあるのでしょうね。そういう意味で、鍵盤楽器の曲とはまた違った一面で、それがまたたまらなくいいんですよ。飢えをしっかりと満たしてくれます。満腹満腹。
しかし、最近完全にCD棚からあふれてきているCD達をいったいどうしたらよいでしょう。また、引っ越しの時とか大変だろうなあ・・・こいつは。(その前にデータベースの大がかりな再編も完了しないといけないだろうなあ・・・とか)
テスト
こんな時間ですが、まあ、いわばテストみたいなもんで、えー、遅く帰ってきたときに「独り言」を書かないで、そのまま寝るというのはどういう感じなんだろう?ということで。いや、書けなかった言い訳とかじゃなくて、わざと書かなかったのですよ。実際、こういうことって、仕事を始めたら多いだろうと思って、僕自身がそれに対してどういう印象を持つかなあ、と思ってそのまま寝てみました。だいたい、帰ってきたのも3時前とかだったから、まあ、今までだったら、普通にいろいろ書いてから寝るような、そんなもんだったんですけどね。
結果としては、やっぱり、トップページの「独り言」の日付が古いまま、1日ぬけたままに次の日の夜をむかえるというのは、今のところはどうしても気になってしまって、で、こうやってなんか書かんといかんなあ、とか思ってしまうわけでした。最近はどっちにしても分量がやや縮小傾向にあるようなきはしてしますが、これが果たして3ヶ月後にはいったいどうなっているんだろう?というのはほんとに想像も付かなくて、ずいぶん前みたいに、トップから「独り言」をはずすことになるかもしれないですよねえ、とか。トップになければ、忙しくて書かない日があってもそこまで気にはならないと思われるわけで。
まあ、そういう感じで。って、3時に寝たのに、目覚ましなしで、この時間に普通に目が覚めた。ま、これもいわばいつものことか・・・
今年最初の満月
です。もう見ました?まだの人は早く窓から空を見上げましょう。
いやいや、なんかすごかった。もちろん自分の中に、「今年最初の」なんていう、まあいってしまえば、どーでもいいような感情があったわけですけども、それを抜きにしても、多分すごいんだと思います。なんといいますか、闇夜に対するその支配感、威圧感、んー、なんといえばよいのやら、とにかくその満月の存在があまりにも大きくて、そこにあるっていう自己主張が空のすみずみまで行き渡っているような、それだけじゃなくて、それを見ている僕にところまで、その、そこに月があることによる、まあ、いわばオーラみたいなもんが、しっかりと伝わってきているといいますか、伝わるというか、もうすでに充ち満ちていたわけですよ。地面を見ていても気付きはしないけど、ふと視線をあげて、月光と目が合った瞬間に、もうそれに完全に圧倒されてしまって。そういう感じで。いや、まあ、わかってもらえないと思いますけどね。
なんにしても、ちゃんと見ることができたというのはよかったよかった。相変わらず自転車こぎながら、とかだから、いろいろ危険もあったりしましたが、帰り道、ずっと、可能な限り、眺めさせていただきました。
なんか、気がつけば、明日はセンター試験のようで。こうやってこの試験を日常近くに感じるのも今年が最後でしょうね。日常近くに、っていっても、キャンパス内の雰囲気はそんな感じではまだなかったけど、明日になったすごいことになってるんだろうなあ。ま、関係ないですが。受験生の皆様方、頑張ってくださいませ(と偽善的な文句を言ってみたりする)
花屋
今日は花屋に花束を買いに行きました。と書くとなんだか小学生の日記みたいだな、とか思ってしまったりしたんですが、それはさておいて、買いに行ったわけです。演奏会あったし。そういや、こういうのも久しぶりだなあと思いつつも、いつもは注文するだけで、取りに行くのはまた別に時間であることが多いから、花束を作っている瞬間を見ながら待つのは初めてでした。
いや、ほんとああいうのってすごいなあ、とか思ってしまいますね。たとえ、マニュアルのようなものが存在していて、その通りに花を選んで花束にしていようとしても、その配色や、手際のよさにかなり見とれておりました。
花、というか植物自体が、部屋の中に存在しない生活もずいぶんと長く続いているような気がしますが、やっぱり、こういうものがあるのとないのとじゃあ、ずいぶんと違うよなあ、とかそんなことも考えつつ。
ただ、気になったのは、そこにはってあった誕生花のポスター。いや、僕の誕生日、7月25日の誕生花がムギワラギクだっていうのはちっとも問題ではない(ちなみに花言葉は「永久に、永遠の記憶」)のですが、ぶらっとそのあたりをながめていますと・・・いやいや、誕生花が「トウガラシ」っていうのはどうなのよ。花っていう感じじゃないし・・・と1人で小さく突っ込んでみたり。(ちなみに10月12日で「旧友、雅味」)知らなきゃいいけど、知ってしまうとなんだか気になってしまうような・・・
雪景色
でしたね。といっても、昨晩から降っていたようなのですが、昼過ぎに、家を出るときになって初めて、雪が降っていることと、積もっていることを知ったほどでした。なんか、天気もよさそうだったし、そこまで寒くもなかったから、雪なんて事を想像もしなかったんですよね。多分。ただ、たしかに天気予報では雪マークがでていたのは、見ていたはずなんですが・・・
どうせ自転車のサドルにも雪が積もっていたりして、めんどいなあ、とかそういう思いもあったりして、そんなことより、雪の降る中をのんびり歩くのもいいもんだ、と、歩いてぶらぶら研究室に行ったり、練習したり。雪も降ったりやんだり。太陽も出てきたり隠れたり。なんとも不思議な感じではありましたけど、やっぱり雪の魅力(魔力か?)はすごいなあ、とか思ったり。たしかに、工事の音とか、いろんな騒音が日常的に耳に入ってはきている。だけど、なんだか雪が降っているおかげで、そういった音をすべて雪が吸収してしまっているかのような、そんな錯覚に陥るんです。もちろん、音はちゃんと聞こえているのにね。
いくつか写真も撮りました。が、まだ雪も降ってるみたいで、明日もどうなってるか楽しみではあるから、ちょっと明日まで整理するのはまってましょう。今日も、枯れ木に咲いた雪の花、絶景でした。「季節を春だって言えば、桜でもいけるなあ・・・いやいや、桜はこんなに輝かないか・・・」という感じで。
大好きなデュ・プレのバッハを聴きながら、当然傘なんかささずに、自分の上に積もるにまかせて、その静かな光景をしっかりと焼き付けておこうと、そんなことを無意識に考えながらも、帰途についたのでした。
15日って言えば、成人の日で、お年玉付き年賀状の当選番号発表の日だったのに、どっちも15日じゃなくなってしまいましたねえ・・・
金縛り
ってご存知ですか?あの、頭は起きていても、体はまだ眠っているから、意識だけは比較的はっきりしているのに、体がちっとも動かないとかいう例のやつ。いやあ、初めてかかってびっくりしました。というお話。
そもそも寝不足のまま、昨日(といっても書いたのは今朝ですが)の「独り言」にもあったように、論文の訂正をずっと朝からやっていたんですが、まあ、その努力も報われて、なんとか昼までには終了し、ファイルをサーバにおいて教官にメールを送って一段落。で、そこで昼食なんて食べたら、当然眠くもなりますよね。というわけで、そのまま横になって、しばしの休息・・・だったわけですが、なんだかしっかりと夢まで見てしまいまして。よくあることですが、起きた瞬間はよく覚えているんだけど、今覚えていることといえば、二人ぐらいで会話していて、なんか僕が変なことを言ってしまったがために、急に後ろから押さえ込まれる、というもの。そう、押さえ込まれたんです。もっと正確に言えば、相手の手が僕の顔の左ほおの辺りにやって来て、そのまま頭ごと地面に押し付けられたというか、そういう感じ。で、当然そんなことをされれば、リアルな世界においては痛みがやってくるわけで、そういう意味では、痛みがやってきたので、これ夢じゃないやん、って。そこで、一応、少しなりとも意識ははっきりと。でもやっぱり、やっぱり頭を左側から押さえつけられている感覚は変わらず、だから、僕自身はなにがそう僕の頭を押さえつけているのかはまったくわからない状況だったわけです。というか、だいたい目も開けられなかったんですけどね。なんとか意識だけはあったような。実家だったら、アインとか、そんな原因もあったんですが、いやいや、ここは京都だし・・・ということは、強盗?それもありえんなあ・・・なんにしても、この頭を動かして、なんで、押さえつけられているのかを見ないことには・・・なんて事を考えながら、それこそ必死で頭を動かそうと試みたんですよ。そしたら、ふっと、体中の緊張も解けて、目は開けられるし、頭もなにごとも無かったかのように動きまして、そしてもちろん、部屋の中には僕以外の誰も、なにもいませんでした、と。そこでやっと、あ、「金縛り」ってやつかあ。。。これは今日の「独り言」のネタ決定!なんて思ったり。
や、でも結構、焦りました。完全に起きてしまえば、なんということは無いんですがね。なにしろ夢とちゃんとつながってたからなあ・・・
ちなみに、論文は、英文校正に向かいました。帰ってくるのははやくて23日とか。って、それって仮提出の前日なんですけど・・・戻ってこなかったら、今のままで出したらいいって言うんですが、ある意味戻ってきてもらっても、翌日までにすべての訂正をおこなうのは結構つらいかも・・・どうなることやら。
諸事情により
こんな時間ですが、その諸事情による前にちょこっと研究室によって、今まで分の修論でも打ち出すか、と(ここ数日教官からの連絡も無かったので)思っていたのですが、いってみてびっくり。机の上に、教官の訂正や指示がどっさり入った、修論が・・・しかも、「連休明けに」っていうことは・・・同時にきていたメールを見れば、ちょうど行き違いだったようで、まあ、はちあわせなくてよかったとか。
で、もうその「連休明け」なんで、今から必死です。昼までには、指示通りに終わらせておかねば。でもそれがすんだら、少しは楽になるかもねえ・・・
楽器演奏と指
楽器を演奏する人にとって、手、というのは非常に大事なものですね。まあ、僕は弦楽器、あるいは鍵盤楽器しか弾いた事がないから、他の管とかの事情はわかりませんが。で、手というよりは、指、に限るとして、例えば、ピアノとかだったら、指に故障があるのはもう致命的。たしかに「左手のための~」なんてものあるけども、それこそ例外的ですから。
弦楽器はもうちょっと気楽。右手はまだなんとかなるんですよ。指に支障があっても。たしかに細かいコントロールとか、pizzなんかが厳しかったりとか、そういうことはもちろんありまして、問題がないときよりは、出てくる音楽の質も落ちてくるでしょう。でも、まあ、練習だけするぶんには、可能ではありますしね、とか思ったり。
不思議と、左手に事故があったことってあまりないですね。多分、記憶によれば。もちろん、力のいれすぎとかで、腱鞘炎?みたいな事になりかけたりしたことはありますが、いわばそれは楽器を弾くことによる弊害だから、別問題。右手はいくつかありますが、一番大きかったのは、火傷ですか。それも指先に。こんなの左手だったら1週間くらいは楽器が弾けなかったかもしれませんが、幸い右手だったので、pizzが全然できない、という以外は多少気を付けてあげればなんとか練習はできていた、と思います。
やっぱり、これって、右利きだから、なのかな、とふと思ったり。どうしても、右手をメインに使う生活をしているから、事故も右手に起こりやすい。その意味では、楽器を弾くのに繊細な動きが要求される左手は事故には遭いにくい、とか。どうなんだろう?っていうか、そうなんでしょうねえ。
・・・と、なぜだか右手の指にだけできたしもやけ(この冬初めてだ)を見ながら考えてしまうのでした。
えー、ちょっと、諸事情によりまして、明日の「独り言」は明日中には更新されない可能性大。あしからず。