といえば、Appleが販売しているMP3プレーヤーiPodの初期の5Gモデルのころのキャッチフレーズというか、そういう感じだったように記憶してます。(今は20Gなので、「4000曲」となってますが)この曲数も、平均的なビットレートで取り込んだときの数字なので、僕みたいに、高ビットレートで、しかもクラシックなどの長めの曲も取り込んでいる人間としては、実際は700曲に満たないくらいのようです、今のところ。
さておき、それでも700曲も入っているわけなので、いろいろ入っていることを忘れてしまったような、そんな曲もあったりするんですよね。最近はよく、アルバムごとにランダムに聴いているので、まったく自分の意図しなかったような選曲になったりしてそれはそれで面白い(例えば、JPOPの直後にバッハがやってきたりして、そのあとにはボサノバだったり、とか)んですが、それでもなぜだかなかなか再生されない曲と、よく再生される曲、というのが、ほんとになぜだか(完全に等価な確率じゃないんですかねえ?)、出来てしまうようでして、そんな中で、非常に懐かしいアルバムがいきなり再生されて、「ああ、こういうのもあったねえ・・・しかしいいですなあ・・・」などとちょっとその曲の世界にすっかり浸ってしまったりとか、そういうことが起きたわけでした。
ほとんどの人はご存知ないと思いますけども、ZABADAKというユニットがありまして(一応今も健在だけど、メンバーは1人だけになってしまった)、彼らのアルバムなんですよね。5〜6枚分がiPodにずっと入っていたんですが、最近は全然再生される機会がなかったみたいで、ほんと久しぶりに流れてきて、ちょっと感動でした。「遠い音楽」っていうのが最高なのですよ、ほんとに。これって、最初に聴いたのは多分中学生とかそのくらいだったんじゃないかなあ、と思うんですけどね。
もう今年もあと2日。カウントダウンもはじまってしまいそうな勢いです。相変わらずそういう雰囲気はあまり漂ってないんですが、さすがにこの週末に入ってから、かなりひっそりとした研究室とか、大学構内を歩いていると、もうそういう感じで、みんながいなくなってしまう時期なんだなあ、と思ったりします。あ、あと、「よいお年を」と声をかけあったりしますからねえ。(と、今日が日曜であることなんていうのは、まったく頭からぬけてましたけど。あまりにいつも通りの生活を送っているだけだったしなあ・・・)