比較的料理をするほうです。多分。ここにも何度も書いてますけども。料理という行為自体は、モノを食べる、ことへのそのための単なる手段というわけではなくて、その行為自体がある意味目的みたいなものですから。といっても、いつでもそういうふうに思えるわけじゃないんで、そういう時は適当にすますんですけどね。
まあ、さておいても、一人暮らしの料理というのはなにかと気楽なもんです。少々の失敗は気にならない、つまみ食いなんかもご自由に、とかね。今朝も、最近頻繁に大量生産するパンケーキを焼いていたんですが、もちろん、お腹も減っているわけだから、全部やいてしまってから、最後に食べる、とか、途中で中断する、とかそういう面倒なことはせずに、食べながら焼く、という方法をとるわけです。コンロの前に立ちながら、焼き上がったのをそのまま口にもって行く。こういうところが気楽ですよね。
さて、今日の晩は、前回の冬に挑戦しようとして結局しないままだった、粕汁。いや、挑戦っていっても、全然たいしたことじゃなくて、単に酒粕を買う機会がなかっただけなんですが。しかし、こういう類いの汁物は、豚汁とかもそうですが、ほんとに寒くて凍えそうな時に食べるのは一番だという気はするんですが、ここ数日はそれに反してちょっと穏やかで、ま、それでもいいか、と作ってみたものの、でも、やっぱり冬模様な日々には変わりないから、じつにおいしくていい感じ。今日のは酒粕のみでしたけども、明日はこの残りにちょっと味噌でも入れてみますかね、と。
よくよく考えてみると、多分この粕汁って、初めて食べたのが京都にきてからではなかろうか、とか。(違ったら申し訳ありませぬ)日本のお酒を飲む文化のないいとー家においては少なくとも、酒粕だけで作った上に、さらに日本酒を入れて、なんていう粕汁は飲まんよなあ、と。(もらった高級純米吟醸もあっさり料理酒になるくらいだから)ま、どうでもいいか。
大学祭も今日終わりをむかえたようで、それに加えてこの連休で、なんと家の近辺の人込みがすごかったことでしょう。それもようやく収束してくれるかな。もう12月になろうとしているし、観光シーズンもそろそろおしまい。(今日は、行く先行く先、人があふれてました)