圧縮などの操作によって開けなくなるファイル

前置きはさておき、例えば「宛名職人」の住所録データをLinuxサーバで共有していたとします。定期バックアップしているサーバの過去ログを引っ張り出してくると、全く同じファイルの(バイナリレベルでの差はない)はずなのに開けなくなってしまうのです。これは、ファイルのクリエータとかファイルタイプが圧縮時にかきかわってしまったせい。で、どうすればいいかといえば、もう一度正しい情報で上書きしてあげれば大丈夫。Developer Toolが入っていればコマンドラインで、宛名職人の場合、

/Developer/Tools/SetFile -t "aTDC" -c "aTen" filename

という感じで、無事にアイコンも元通り。ほっと一安心。

ちなみに、それ以外のアプリでも、正常な状態を/Developer/Tools/GetFileInfoで見てあげれば大丈夫かと。そうそう、コマンドラインでなければ、Quick Changeあたりを使えばいいですかね。

京都移住計画-3「土地探し開始」

土地を買うといっても、むやみやたらにネットを徘徊してみたり、広告を見ているだけでははじまりません(いや、結局はそれで見つかったんですけれど)。地域ごとの傾向とか相場とか、そういうのはやはり専門家を経由したほうが分かりやすいですからね。というわけで、2006年春ごろ、京都の不動産屋さんに向かいました。

探してもらう条件はざっとこんな感じ。

  1. 土地の広さと価格最優先
  2. 大阪と京都の間なら特に地域にこだわりはない
  3. 駅から徒歩15-20分圏内(自転車で5-10分)くらい
  4. 建築条件無し

1.はともかく、2.が逆に探す範囲をものすごく広げてしまったようで、ごめんなさい。3.についても、最寄り駅自体がどんなに便利なところでも、結局駅にバスで向かったりしていてはこの場合本末転倒なので、やはり人力で駅にたどり着けるところがよかったんです。ちなみに、今でも駅まで徒歩15分くらいなので、その程度なら特に気にならないかな、と。よく「バス5分」とか書かれてありますけれど、それだったら「徒歩20分」とどっちがどうなのよっていう感じで。4.はつまり土地だけを無条件で買えるってことですね。設計士さんにお願いする場合にはこれは必須になります。ただ、後述するようにそこがネックなんですけれど。

何度か通いながら、図面をいくつも見せてもらったり、実際に土地もいくつか見て回ったりしましたけれど、そうそういい土地っていうのはありません。図面っていうのは単なる図形ですから実際にいってみないとわからないですし、いってみたらどうも(まわりの雰囲気を含めて)しっくりこなかったりするわけです。ちなみに、不動産屋さんによって取り扱っている物件にそんなに差があるわけでもないそうで。みんな共通のネットワークを持ってますからね。まあ大手か地元密着(つまり個人)かで雰囲気は違ったりしますけれど。

ただ、最大の問題は、建築条件ですかね。今はほとんどの場合、土地の売り出しっていうのは個人がそのまま不動産屋さんを介して売っているというよりは、建設会社さんが早々に買い上げて転売していることの方が圧倒的に多いです。その場合は当然その上に建つ建物はその建設会社さんが建てるので、それが「建築条件」ですね。交渉次第によっては条件をはずすこともできたりするそうですけれど、普通に探す場合、条件があるかどうかで検索にヒットする物件数が全然変わってくるんですよね。

と、そんなこんなで、ぐっとくる物件に出会わないままに数ヶ月が過ぎていくのでした。まあ、地価の相場とか、なにに注意しながら物件を見たらいいかとか、そういうのは少しずつ染みついてきましたけれど。

リップクリーム置き場

年中乾燥唇なわけですが、特に冬場はひどい。おおあくびでもしようものなら簡単に出血です。そんなこんなで普段の生活に欠かせないのがリップクリーム。以前は毎日ポケットに入れて持ち歩くようにしていたんですけれど、これが結構忘れることが多い。特に休日。ちょっと遠出した時なんかに忘れていたりして、例えば旅先とかでも現地調達することもしばしば。おかげでストックは大量にあるんですけどね。

そういうことを繰り返しながら全く学習していなかったわけですが、最近はそれを是正すべく、普段使いそうなすべてのかばんに1本ずつ入れておくことにしています。会社用のかばんにも、リュックにもショルダーにも、どのかばんを持ち歩いても必ずそのポケットにリップクリームがあらかじめはいっているわけです。まあ、基本的に手ぶらで外出することはない(手ぶらで外出できない)のでね。あとは、会社の引き出しの中とか、枕元の小物入れの中とか、とにかくありとあらゆるところに保管してます。

これで持ち忘れることから解放される、と。んで、乾燥した冬を比較的快適に乗り越えられますね、と。

歩きタバコはほんとに危ない

単に煙がいやっていうだけじゃなくて、ほんとに危ないっていうことを喫煙者の人は認識し欲しいものです。特に大阪の地下鉄では、改札を出たら(一応ホームは全部禁煙なはず)地上に出てもいないのに吸い始める人がいて「なんじゃそりゃ!」って感じですし。

自転車乗りに最適な気候

いつの間にやら立冬も過ぎまして、木枯らし一番も吹き荒れたようで、冬の気配がだんだん近づいてきているわけですが、実は自転車通勤に最適な時機到来です。この、そこまで寒いわけでもなく、かといってペダルをこいで汗をかくほど暖かくもなく、冷たい空気が眠気覚ましにはちょうどいいとか、そういう感じの時期なのです。まあ、といっても、あっという間に本格的な冬がやってきちゃうんですけれど。(本格的な冬だと上着がどうだとか、厚着をすると汗をかいて大変だとか、そういう温度調整が難しかったりするんですよね)

子供との生活リズムもだんだん落ち着いてきて、ちょうど先週末にメンテをしたばかりの自転車にまたがり、快適な気分で出社する今日この頃です。

京都移住計画-2「設計士さんに会う」

「やはり最初は、気になる設計士さんのところに『ピンボーン』とたずねていくしかないんですよね」という言葉のもと、結婚式も終わって旅行からも無事に帰ってきた2005年末頃、とある設計事務所にメールを出しました。年明けに会ってもらえますか、と。この事務所、相方さんが見つけてきたわけですが、京都にありまして、雑誌にも載ったりしておりまして、建てた家を見ても、ホームページに書かれた文章を読んでも、ちょうど僕らの基本路線 “simple is best” にいい感じで合いそうな予感。そんなわけでメールです。んで、返事も普通に返ってきまして、年明けに会うことに。

世の中狭いというかなんといいますか、事務所に行く朝に知ったことですが、どうやらその事務所とうちらの身内の人が実は知り合いだったりするとかそういうことらしく、身内の人の評判は上々。行く前からちょっと気が楽になったような気がしなくもなく。

年明け早々の週末っていうことで、事務所には所長さんしかいませんでしたが、こちらの事情や予算、理想とか現実的な話とか、その他とりとめも無い話もして数時間。とりあえず、土地が見つかったら一緒に見に行ってもいいし、基本的な設計段階で気に入らなかったらすべてを白紙にしてもいい、って言うことだったので、ここにお願いしようかなあ、という結論に。といっても別にまだ契約するとかそういうもんじゃないので、また連絡しますっていう感じで。なにより土地がないですからね。

とはいえ、ようやく動き出したのでした。次は土地探しですな。2007年春ごろの引越と思えば、2006年夏くらいには土地が決まってないといけないらしい。がんばらねば、と。

ブラームス交響曲第4番 第一楽章 再現部付近

そういえばブラ4を演奏するのは4回目です。といっても、今までの3回は全部エキストラだったので、自オケで真剣に取り組むのはこれが初めてですかね。あ、そうそう、前やった時のプログラムで「悲劇的」「未完成」「ブラ4」と今回以上に濃いものもありましたね。みんな考えることは一緒なのかなあ。

さて、再現部付近のお話。弦楽器と管楽器が同じフレーズを掛け合いながら再現部に向かうところ。具体的には227小節目から。例によって、大ざっぱに小節ごとの和音を調べてみましょう。括弧内は小節番号で、行ごとにフレーズがあるって感じで。

D#7[227] Bbm7-5[228] Eb7[229] C7[230]
F7[231] Cm7-5[232] F7[233] D7[234]
G7[235] E7[236]
A7[237] F#7[238]
B7[239] FM7[240]
B7[241] F#7-5[242-245] D#dim7[246]

で、この最後の246小節目からちょっと長くなった第一主題がはじまって、再現部となるわけです。h → g → eと2分音譜ユニゾンでやってきた248小節目は冒頭とは雰囲気が違ってCgisをぶつけた感じ。次の252にはじまった255小節目もGdisをぶつけていて、なんだかものすごくこそばゆい感じ。だからこそ259のアウフタクトからがほっとする瞬間なんですよね。あーやっと帰ってきた、って。

もう一つ。242小節目からの4小節のばしはF#dim7なんですが、その244小節目にhのpizzが入ります。多分、この非和声音は246小節目からのhではじまる再現部を予感させる音になってるんじゃないでしょうかね。(246小節目冒頭のD#dim7との組み合わせでB9に見えなくもないですけれど)だからpizzは木管を誘うように、木管はpizzの響きの先に、と。


今さらいうことじゃないですが、和音探しは結構大変で、抜け落ちていることも多々ありますし、スコアをみるたびに解釈が違ったりもします。なんで、明らかにおかしかったりすることもあるでしょうし、そんな時は遠慮なく指摘してくださいませ。

ドライイーストの賞味期限

いうまでもなくすっかり日課のホームベーカリーですが、ここ最近はちょっと調子がおかしいのです。焼き上がった時の膨らみが今一つ。分量を何度もチェックしてみましたけれど、そんなに問題があるようでもなく(まあ、数%の誤差はありますよ、当然)なんでだろうなあ〜と思っていたんですが、そこでふと思い立つ。そういえば、子供が出来てから1月半くらいはずっと一人暮らし状態だったから、材料の減りが緩やかだったんですよね。といっても、4回焼いたら1袋なくなる強力粉なんかは問題なさそうですが、ドライイーストはまずいかもしれない・・・

早速、新しい箱を開けることに。その際、箱の注意書きを読んでみると、

使い残しは温度、湿度、空気の影響により発酵力が弱まりますので袋の切り口を折り曲げ、テープなどで密封の上冷蔵庫で保存し、お早めにお使いください。

といった感じの文章が載ってます。はい、すいません。一応密封もどきはしてましたけれど、思いっきり室温保存でした。こいつか!というわけで、早速新しいイーストで挑戦。もちろん、しっかり密封して即冷蔵庫行き。だいたいもともともが真空パックみたいな感じだったしねえ。気付けよ>自分。

そんなわけで、無事に膨らむパンが焼けました。めでたしめでたし。粉モノでも賞味期限と保管方法は気をつけましょうね、というお話。(だいたい、珈琲はしっかり冷凍庫なのになあ・・・私としたことが・・・)

来年用(?)の手帳を買う

そういえば、今年は結局手帳を買わないままの1年でした。去年クオバディスを使っていたように思いますが、どのくらい利用したかっていうと結構微妙だったんですよね。だから今年用には買わなかったという感じで。

思うに、僕が必要としているのはスケジュール帳ではなくて、メモ帳です。スケジュールは基本的にiCalと携帯で管理していますし、なにより、平日に仕事以外の用事が入ることはほとんどなく、週末にしかスケジュール管理というものを必要としていないからです。なので、スケジュールというよりも、毎日のメモが楽にかけるものがいい。ある意味日記帳みたいなものでも大丈夫だったりするわけで。そういうものを重点的に探してみました。

いろいろみてみました。人気のほぼ日手帳とかね。コンセプトに関していえば、求めていたものに近い気はするんですが、うーん、心にぐっと来るものではありませんでした。で、結局目に留まったのは、スケジュール帳でも日記帳でもない定番商品。


MOLESKINE 方眼ノート ポケット

MOLESKINEの方眼ノートです。結局これかよ〜という結末ですけれど、やっぱり紙質は外国製の方がしっくり来るのと、表紙が固いおかげでどこでも簡単にメモが取れるんですよね。方眼なのはちょっと試しで。いつもは無地派なんですが、図(クラス図とか)を書く時にどうかなあ、と思いましてね。というわけで、別に年には関係ないメモ帳を買いまして、早速活用している今日この頃です。

メモ帳を買うと欲しくなるのが、筆記具ですよね。うーん、LAMYのペン(例えばアルミニ)が欲しいなあ、、、とかとか。しかし、ウィーンで買って会社のエレベータで落としてペン先を壊してしまったスクリブルはなんとか直らないものだろうか・・・万年筆とかだったら修理屋さんはたくさん見つかるんですけれど、あの程度のボールペンなら買い直したほうが安かったりするのかなあ。