ちょうど陽が沈んだころ、大きな雷、そして雨と風、、、すべての希望を打ち砕くかのように降り、そしてそれは本当にすべての希望を打ち砕くかと思われたけれど、雨はいつしか止んでいて、気がつけば、そう、帰路につくころには、空はなにごともなかったかのよう。
そして、当然そこには貴女がいました。どんな前座があろうとも、そこに貴女がいるだけで、それらすべてはなにももたらしはしない。すべての星は貴女の前にひれ伏して、唯一軍神だけがちょっと離れたところから、貴女を讚える。そんな光景を眺めながら、今年もいい年だったと、この1年もよかったなあ、とそんな気分におそわれる。
というわけで、めでたく月を眺めることができてます。ほんと、一時はどうなることかと思ったけれど。多分、僕の記憶では、この日はいつも晴れているような気がします。今のところ。中秋って、夏が過ぎて、空気も澄みわたってきて、なおかつ、夜空は寒々としていないから、鑑賞にぴったり、というところから来ているわけですが、今日なんかはまだ全然そういう感じでもないですね。そもそも「夏が過ぎて」ない。暑過ぎる・・・
う~む。しかしやっぱりすごいねえ・・・ほんと、今年もあえてよかった。