「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」を観てきました

メイドラゴン待望の劇場版。早速観にいってきました。

映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』公式サイト

もともとアニメから入ったものの、すっかり原作勢なので、このエピソードで劇場版っていう話になった時から、めちゃ楽しみにしてました。もう泣く準備も万端でしたよ。ほんとにね。

大画面でのカンナちゃんかわいかったねえ。戦闘シーンも迫力満点でしたし、ちょいちょい挟まれるアニオリなシーンも新鮮でいい感じ。

んで、カンナちゃん泣いたらこっちも泣くでしょ。才川さんが泣いても泣いちゃうわ。これはほんとに仕方ない。京アニの涙がうつくしすぎて・・・

小林さんとトールはもちろんですが、ファフッさんもほかのドラゴン勢もかっこよかったし、いかにも悪役なアーザードも「これがあとで・・・」と思いながら観ていたらパンフに同じようなこと書いてあって思わずニヤリです。

そうそう、小林幸子さんが声優としても参加してて、そのシーンは「あ、小林幸子がしゃべってる」ってなってちょっとおもろかった。

クラシック畑的には、べー7の2楽章的フレーズがグッときましたね。

パンフは当然豪華版にしたわけですが、入場者特典でもらったミニ色紙が「あれ、エルマってこんな『きれいなお姉さん』キャラでしたっけ?」ってなって不思議な感じでこれいいな。(ちなみに、一緒に行った子はカンナちゃんゲットして大満足でした)

アニメも続編作られないかなあ、どうかなあ。エルマのエピソードも観てみたいよねえ。

京都市交響楽団 第701回定期演奏会を聴いてきました

たまには京響聴いてみるのもいいんじゃない?って家族にオススメされまして、それならせっかくだしっていきおいでセレクトセット会員になって、その最初の演奏会にいってきました。

あまり覚えてないけど、もしかしたら京響の定期を聴くのは初めてです。京都に来てもう20年以上この地で音楽を趣味にしてたのにね。そして当然沖澤さんも初体験。

とくにかくまずは沖澤さんの演奏会に行きたかったから、というのもあって、曲目気にせずに予約したわけですけれど、これがまたおもしろい演奏会でした。

第701回定期演奏会 – コンサートスケジュール詳細 | 京都市交響楽団

曲目 G.レンツ ヴァイオリン協奏曲「…to beam in distant heavens…」 (日本初演)
タイユフェール 小組曲
ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」
デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
指揮 沖澤 のどか
Vn独奏 アラベラ・美歩・シュタインバッハー
日時 2025年6月20日(金)
場所 京都コンサートホール

金曜日の回にいったのでほんとに日本初演。これを書いているのは土曜日だしもうネタバレOKですよね。

まず演奏前の第一印象としては、スコアでか!どのくらいやろ?A3とかB2くらいのサイズでは?めくるのも大変そうだった。と思ったら、休憩中に指揮台から板(スコアが置いてあった部分)を取り外していて、そこ大きく拡張できるようになってたんかーと(これは文字では説明難しい)

事前情報として得ていたお箸とハンマーはちゃんとわかったんだけれど、ワインボトルはわからなかったの残念。あと、絶対後ろから音が聞こえると思いつつ振り返れなかったけど、カーテンコールで後ろにも拍手を送っていたのでおそらく3階席後部から演奏(Vnのバンダ)してたのかな、と。

なにしろ約40分、楽章の切れ間無しのコンチェルト。なによりソリストの集中力さすがっす。こっちもいろんな表現に意識を集中させながら、40分って感じなかったなあ。

休憩中に、舞台上の大引越。こういうの、アマオケの本番では大変そう、とかそういう視点で見てしまう。なんなら、後半のプログラムでも、曲間でセッティング切り替えてたし。

後半はフランスもの三昧。といってもわりと近代の作品メインで、なんならデュカスが一番古くてこれだけ19世紀の曲なのよね、って感じ。どれも浮遊感あって、おしゃれでしたねえ。魔法使いは派手で満足。

次は高関さんのマーラーを確保してますし、そのあとはまた沖澤さんのシェヘラザートかなあ。

会社で会員になって、名前掲載OKにしたので、なんとなく宣伝っぽい。

いつもステージ上にいることのほうが多いから、客席で聴くのは新鮮。なんなら、車で行くことが多くて、地下鉄北山駅からホールに向かうのにこんなだっけ?みたいな違和感あるくらいで。

そうそう、アマオケ視点でいうと、QRコードでのチケット認証、なるほどここでは専用の機械(QRコードリーダー)というよりはiPadをいい感じ(カメラ下向きで台の上において、お客さんがその台の下にQRコード上向きで差し込む)に配置してるんですね、とかそんなこと思ってました。

地元のプロオケ、今さらながらにもっと応援していきたいですね。

献血日記(155)

なんとなくペース戻ってきました。まだ今年2回目だけど。

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

去年、京都にやってきた外国人観光客が過去最大だったそうですが、献血ルームまでの道でもほぼ外国語しか聞こえてこなくて、まあ今は修学旅行生と外国人観光客しかいないよねえ、と思う今日この頃です。

それはさておき、最近は朝一の枠じゃなくて昼に若干かぶる時間帯で予約するパターンが多いです。その方が仕事と昼休みと献血の時間バランスがよさそうなので。

呪術を読み直しながらののんびり1時間ちょっと。いつも血小板で70分くらいかかってるっていわれてるから、待ち時間無しでスタートすると、採血終わってからの休憩混みでちょうど2時間くらいになるんですよね。

いつもの保存パックと、ポイントたまって(いろんなポイントがあるよね)レトルト食品を。家族の誰かが一人昼ご飯とかになった時に便利かも。

血はいつも足りていないので、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

そういや、明日は世界献血デーらしいですね。

6月14日は「世界献血者デー」です!|日本赤十字社

「マーラー (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました

スコアも読まなくちゃだけど、課題図書もね、と。(スコアよりは圧倒的に持ち運びやすいので、通勤読書用)

半分は楽曲解説なので、ちゃんと読んだのはいつもながらに前半部分だけですが。

この時代になると職業指揮者、職業作曲家、職業指揮者兼作曲家、っていう風にいろいろ分かれてくるのかなと思ったわけですが、同時代の知っている作曲家の名前が出てくるのは当然ですが、20世紀初頭の巨匠と呼ばれた指揮者もでてきてほほーってなったり。

自分の書いた曲は自分の思い通りに演奏してほしいと思うのはまあそりゃそうだってことなんですけれど、棒振りとしても生計を立てていたからなおさらだったのかな。そこから生まれたあの大量のテキストたち。(昔はドイツ語辞典片手に苦戦していたけれど、今はネットに先人の知恵がたくさんあるので助かってます。あとAIもあるしね)

アルマとの関係はいろいろよくわからないところもあったり、時代だなあというところもあったりですが、亭主関白ではあるけど女癖が悪かったわけじゃないんだなあこの作曲家は、というそういう視点になってしまうわけで、それだけ作曲がそれぞれで女性関係に多彩バリエーションがあって、これくらいでまあそんなパターンもあるよね、という気持ちです。

本編とは直接関係ないかもですが、近代の作曲家と思っていたものの、やっぱり20世紀中盤以降(現代)とは違って医療技術の進歩が・・・って思った今日この頃。

まあ、例によって、これを読んだから演奏にどうっていうことにはならないけれど、せっかく演奏しますしお近づきの印にということで、ちょっとだけでもその音楽に近づけるといいな。そしてスコア読まねば。