先日の指揮者練習にて、冒頭のc
をもっとしっかり弾くようにいわれて、前回書いていたことがあながちはずれていなくて一安心している今日この頃。
さて、今日は半音階スラーに注目。これもベースラインの動きなんですけれど、伸ばしが半音階でゆっくり動く時はちょっと注意してみます。例えば、117小節目からの4小節間。弦楽器のみなさんはなにやらややこしい展開和音に四苦八苦しているわけですが、ベースは簡単gis
→g
です。ここのコードは忙しい人たちをのぞけばベースの動きと一緒でG#dim7
→G7
となっています。なので119小節目の2拍目でベースがg
に移った瞬間にちょっと救われた気分になる。忙しい人たちは最初からgis
ではなくg
を弾いていてその中ではG7
の和音なんですが、ベースラインのgis
やそのほか管楽器の伸ばしのせいで、どうも気持ちの良いg
を弾くことができないんじゃないかと思われます。でも大丈夫。ベースがg
に移る瞬間を狙っていれば、一緒に救われた気分になれますからね。
ちなみに同じパターンの114小節目からも一緒です。こちらはE#dim7
→E7
ですけれど。