たまに、ここで話題にしている「遊佐未森」という人。ま、今日、ちょうど新譜の発売日で、早速入手したこともありますので、ちょいと紹介でもしておきましょう。少なくとも今はシンガーソングライターになると思います。(デビュー初期は単なる歌手だったみたいですが)んで、僕が好んで聴く数少ない歌手です。(いとー家でもよくかかってます。多分)はい。そういう感じで。
って、全然紹介になってないですね。確か、小さいころにどっかののど自慢にでていたりとか、音大卒(もちろん歌、だと思います)だとか、そういう感じで、なんかしらんですけど、もう15年も活動している・・・いったいいくつ?この人。(大卒でデビューだったら、もうそろそろ40か?そんなんには見えんけど・・・)えー、いわゆる、というか、今の言葉でいうなら、癒し系の音楽ですかね。○○系っていうのもヤだけど。聴いてもらえばわかるんだと思いますけど、とにかくのんびりとしたい時にのんびりと聴くのがいい感じ。なんで、京の雰囲気にまみれてのんびり過ごしている(つもり、だと思いたい)僕としては非常によく聴いているわけなのです。
CDアルバムでいうと、まあざっと1〜2枚を除いて全ての曲を持っている上に、それら全ての曲はしっかりとMP3プレーヤーiPodの中に常に全曲おさまっております。今日発売だったのはベスト盤なんですが、ベストとはいっても、持ってない曲もあったし(上述のように全てのアルバムを持っているわけではないので)、昔(今のレコード会社に所属する前)の曲を再収録していたりで、これがまた好きな曲なんですが、ずいぶんと雰囲気違って新鮮でした。早速iPodにいれて、明日から持ち歩きましょう。
あ、もし興味を持ったからがおられましたら、http://www.toshiba-emi.co.jp/yusa/こちらへどうぞ。しかし、どれがほんとの公式ページなんだろう?いくつもあるような・・・
今日は立冬ですね。そして、今日も、西に沈む赤い三日月拝ませていただきました。
独り言
数週間前だったか、先週だったかもしれないですけど、「水のほうが温かい」なんて言葉をはいていたころが懐かしい・・・めっちゃ冷たいし。なんかすっかり真冬の様相を呈しているんですが、これは一度くらいは平年並の11月に戻ったりするんだろうか?15度を超えない日々が続いております。そして異常に乾燥してるし。その割にはたまに雨みたいなのがぱらついたりするけども、あれと乾燥は関係ないのかな。というか、ないみたいですね。皮膚はかさかさ・・・痛いかも。
さて、なんていうか、今日の月、見ました?正確にいえば、見られました?たまたま、そういえば、新月を通りすぎたばかりだし(これは昨日でした)、運が良ければ、今の時間頃に西の空に沈んでいくところが見られるかも、でもまあ無理だろうな、とか思って、カーテンを開けましたら、もろにそこにありましたよ。ほそーいのが。月齢1.5でした!!はっきりいってこの数字は半端じゃないです。これはやっぱり、冬だからですかね。冬至に向かってどんどん陽が沈むのが早くなってくるから、そのおかげで、早く空は暗くなります。よって、いくら細い月で、その輝きはほとんどなくても、暗くなってしまえば、見えることもあるのです。というところで。ふむふむ、次回も要チェックですね。この時期なら、日没から月没まで1時間くらいの余裕があるんで。
あーしかし寒い。ま、明日は立冬なんで、そんなもんなんですけどね。しかし、冬が立つっていうか、もう完全に冬真っ直中だけど。そんなわけでそろそろ、炬燵にコンセントをつながんと意味ないかも。(つないでも、パソコン使っている間は結局のところまったく意味がないんですが・・・)
祝50000アクセス
です。嬉しい嬉しい、感謝感謝。おそらく、昨日から今日にかけて日付が変わる前後に50000に到達した模様ですね。
さて、せっかくなんで、ちょっと「いとーけーのページ」の過去をふり返ってみましょう。(ちなみに、ここにリンクしているサイトによっては、サイト名が「いとーけー」で終わってるところもあるんですが、「いとーけーのページ」が正式名称ですんであしからず)
あまり記憶にないんですけども、大学に入ったころ、か、それからしばらくして、大学のサーバ内のスペースにホームページをもてるようになったのでそこに作られたのが当サイトの始まり。(「いとーけーのページ」以外のページは確か高校の時に持っていたような)んで、そのあと、プロバイダーCOARAのスペースに移り、フリースペースのvirtualaveを経て、ちょうど1年くらい前に独自ドメイン・自宅サーバのitok.jpがはじまったわけです。だから、ざっと5年くらいの歴史かな。で、このカウンターも多分大学サーバ時代のレンタルカウンター(これは、作成当初はなかったけど)か、もしくはCOARA時代のものを引き継いでいると思われます。(ちなみに、1万アクセスは2001年1月、2万は2002年1月、3万は6月、4万は9月末、というから、最近のアクセス増加はほんとすごいな。自画自賛。最近は1日に600を越える日もあるくらいだし。(ソフト公開の力はほんとにすごい)
サイトのコンテンツについて。最初は、コントラバスとピアノにしぼったものだったんですけど、それにチェリビダッケが加わって3本柱でしばらく。そのあと林檎が加わったころに多分ピアノが無くなって、林檎内にペンギンさんができて、チェリも消えて、ベースとMacという今の形になります。で、今までのピアノとチェリをも全て包括する形で奏子が誕生し、ペンギンも林檎から独立したんで、結局4本柱かな。あ、写真館とかは、こっちに来てからだから、まだ1年ちょっとですね。独り言も、ちゃんと毎日更新するようになって2年。そういえば、ミニコンテンツとしては毎年の年賀状とか、下手くそ作曲のMIDIとかを置いていたころもありましたけど。
あ、そうそう、もはやここのシンボルの地位が揺るぎない、この「け」がくるくるまわるロゴ。これはサイト初期のころからコンセプト(つまり「け」がくるくるまわる)としてはまったくかわってません。ただ、正式には1回だけモデルチェンジしてますね。初代は青の単色(影付き)くらいで今みたいにカラフルではなかったのですが、それを今の形にしたわけです。ちょっと立体感もつけて。ま、これからもこのタイトルロゴを変えることはないでしょうけども。これだけは変えられないですよ。
まあ、そういう感じで、50000アクセス。10000の時には目指せ100000とか言って、それでもあと何年もかかりますね、っていう感じだったんですが、今のままだと、僕の頑張り次第で簡単に来年頃には達成できそうです。というわけで、みなさま、これからもよろしくお願いします。
ティータイム
なかなか充実した午前中でした。いや、午後もですけども。午前中は、とにかく外に出てましたから。まあ、南禅寺に行ったとか、そこでロケ隊にでくわしたとか、そういう話もありますが、そのへんのことは「写真館」におまかせするとして、メインとしては、とある紅茶専門店に行ったお話をしましょう。
昨日なにげに、といってもそれ目当てで、ネットを徘徊してまして、いくつかの情報を参考に、今日はそこのカフェに行こうと思ったわけでした。ちょうど、方角的にも、そこまで遠回りになることも無いな、という感じでしたし。
外は結構冷たい風が、結構強く吹いてまして、自転車で動き回っていた僕の体はすっかり冷えきっておりました。で、ようやく目的にたどり着きますと、お昼ちょっと前なこともあって、また店内を独占、という感じでした。(とはいっても、注文したころには他のお客さんもぼちぼちきてましたけど)
今までの喫茶店巡りは珈琲がメインだったんですが、今日は完全に紅茶、というか茶、というわけで、まあおいしい紅茶を飲みましょうという企画です。ちなみに、もちろんおいしいスコーンを食べながら。で、ちゃんと実行させていただきました。僕的にはかなりの贅沢(金額的にということ)ではありましたが、でも、考えてみれば、確かに食という観点だけから考えるとそれは高価かもしれないけども、ティータイムっていうのはやっぱり、時間的にも空間的にも十分な環境が必要だと思うのです。それを存分に提供してもらっていることの代価と思えば妥当だな、と。いやいやほんとに。なぜか、BGMはコントラバスの曲(しかもゲーリー・カーの演奏)が流れているし、のんびりとポットからカップについで口につけ、そしてスコーンをかじる。いやあ、ほんと満足満足。
いろいろと勉強にもなりました。ポットもカップもできる限り温めて、とか。ポットなんて、最初は持てなかったです。ちゃんとミトンみたいなのが付いていたのに。でもそのおかげでのんびり飲んでいても紅茶自体が冷えることはなかったですけどね。あと、ティーストレイナー(受け皿と一体化したやつ)欲しいな、とか。ま、とにかく、早速家でも出きる限りおいしいお茶を、と。そろそろ飲む時間かな・・・
22時30分現在、トップページのカウンタは49963です。もう50000だ!
文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ということらしいんで、文化的な一日を送ろう、とか思ったわけですが、ふと、文化的でないってどんなものがあるんだろう?と。どんなことをしようと、それは文化には違いはないわけですよね。ま、「文化をすすめる」といわれると、そこら辺の判断はいろいろあるかもしれないんですけども。
さて、朝起きて、まず発覚したプログラムのバグを修正し、練習にいって昼まで楽器を弾く。んで、ちょうど今は、近くのお寺の境内で古本市をやっているものだから、それにぶらっとよってみる。ぶらっとだったけども、あまりの多さに、とてもとてもまわりきれるわけもなく、それでも、一冊買いました。「評伝
チェリビダッケ」ま、僕らしい。他にといえば、結構好きな科学者ライアル・ワトソンの「スーパーネイチャー」を至るところで見ました。6冊くらいは見たかも。以前なら即購入したんですが、今回はちょっと見送り。なにしろ、30年近くも前のニューサイエンスの本なんでねえ。(でもきれいでした)
あとは街中に進出して、カレンダーを購入。大好きな漫画家、ますむらひろし氏のアタゴオルカレンダー。でていることは知っていたものの、どこでも手に入るっていうわけじゃなかったので、今まで買うに至らなかったんですが、11月にもなりまして、大きな書店では大々的にカレンダーコーナーができたので、見つけることが出来ました。といっても僕が買った時点で、店頭にはサンプルのみが残されることになったってことは、やっぱり結構売れてるんだろうな。よかったよかった。
さらに、CD屋さんで、昨日稼いだバイト代を使う、予定だったんだけども、お目当てのものはなぜか見つからず。他のをちょこちょこっと買って、結局お目当ては通販に頼ることにしました。しかし、なんといいますか、クラシックのCDはちゃんとデータベースにしているんですが、その数(CD-RやMD、LPも含むけど、同じもののダビングは除く)が着々と500に近づいてまして、しかもその上、これにはコントラバスのもJazzとかPOPとかそういう類いのも含まれてないから、結果的にはもうすでに700越えてるかも、と思うとなんともなんとも・・・そりゃ、棚からあふれているわけだ。しかも、他に棚を置く場所があるわけでもなく。。。
そんな感じの文化の日でした。あとは、本を読みながら、クラシックを聴き、紅茶を飲む。などという優雅な一時を過ごしたり・・・
珈琲のおいしい季節
寒くなってくると、温かいものがおいしくなってきます。そういう意味で、昼下がりに飲む珈琲はたとえそれが、自分の部屋で、自分がいれたものだとしても、なかなか格別の味わいです。今日はちょうど昼過ぎに一回外にでてまして、帰ってきた時には結構体も冷えきっていたり、そのあとも、そのまま特に暖かい部屋にいるわけでもなく、そんな状況でしたから、3時のお茶の時間はほんと至福の一時を感じました。
そろそろ、暖房器具を出さないといけないですかね。炬燵とかも、去年も今ぐらいだったみたいだし。まあこの連休中に様子を見ながら考えましょう。
寒いっていえば、夜とかに、洗い物をしていても、なぜか水が温かく感じてしまう今日この頃で、それはそれでいろんな意味で問題があったりなかったり、そんな気がしなくもないですけども、少なくとも洗い物をするという観点においてはさほど支障はないかな、とか思っている次第です。いや、やっぱり、手が冷えすぎてるのかな。ま、キーボードを打つだけで、ペンをもって字を書いたりしないから、多少手が冷えていても問題がない、というのが問題というかなんというか。そういう感じですか。
オリオン座もしっかりと見えてくるようになって、ますます冬の到来を感じさせます。七十二候は今日から「楓蔦黄ばむ」ってことで、紅葉の季節の到来っていうことですが、そうなるとますます町中も混みあっているでしょうし、それでもやっぱり紅葉をのんびりとみたいな、とかそういうふうにも思ったり。なかなかうまくはいかんのですけどね。
あ、そうそう、先日、教官と共著で投稿した(といっても僕は数値計算のデータを出しただけに等しいですが)論文が掲載されることが決定しました。まあ、それなりに国際的な論文誌の来月号に載るらしいです。これで、ほんとにちょこっとだけ物理の歴史に名を残せたので、満足満足。論文の検索サイトで自分の名前を検索できる日が待ち遠しい(笑)
暦に詳しく?
今「月読君」などというソフトを開発しているところなんですが、まあ、それ自体がどういうものかっていうのはいいとして、今やっているのはいろんな暦についてのいわゆるヘルプみたいなのを作成しているところなんです。しかし、なんていうか、ほんと大変な量になってきました。めんどー。
だいたい僕自身は、古くからのいわゆる吉凶に関するような暦はまったく信じていないわけですけども、それはそれとして、作成していく上で、単に暦にまつわる文化として見ていると、まあ面白いもんですよ。こういうモノたちに、どれだけの人が振り回されたんだろうと思うと、なんともなんとも。そもそも、規則的に動いているものを見て、なにかしらその日のことを判断するのってどうなんでしょうね、と思ったり。
しかし、それはそれでおもしろいです、ほんとに。昔の人はいろいろと考えていたんだなあ、と。うまい具合に利用したり、誤魔化していたり、そんな感じで。
とはいうものの、六曜の意味をちゃんと知っている学生ってどうなんだろう、とふと思わずにはいられなかったり。ま、いいか。趣味みたいなもんだから。どうせそのうち、特に使いもしないのに、九星とか、十二直とか、選日とか、下段の暦にも詳しくなっていくんでしょう。これからソフトを作りながらまとめていくうちに・・・多分。
気がつけば、というほどのもんじゃないですが、11月になってしまいました。もう冬支度ですかね。先週やっと扇風機をなおしたとこだったんですが、そろそろ炬燵とか、そういう類いのものを出す手はずを調えないといけないかな、と。
メトロポリタン美術館展
順序は逆だけども、献血にもいってきました。もう今さらなにもなし。医師の先生に「はかったように2週間ごとに来てますね」と言われたくらい。そりゃ、はかって行ってるんだから、当然です。いや、今回は2週間と1日分間隔が空いたけども。
さて、本題。9時半開場なんで、まあ、それよりちょっと前くらいに現地に到着したわけなんですが、もうすでに目の前に観光バスは止まってるし、しかも、もう開いてるし・・・いいのか、そんなことで。ま、待たなくてよかったからいいんですけどね。早い時間にも関わらず、それなりに人もいたんですが、それでも、見て回るのにまったく不都合はないくらいのもんでした。相変わらず、僕はマイペースで、つまり周りの流れを完全に無視して、ぶらぶらと絵と対話をしていたわけなんですが、「絵画につけられた題名はどこまで必要とされているのか?」なんてことなんかを考えながらみておりました。
今回のは、一応パリ系の、それも20世紀初頭のもの、にスポットを当てていたんだと思うんですが、20世紀初頭という時代のなせる技か実に多彩な感じがしました。メトロポリタン美術館は館内にいくつもの美術館をもっているようなものだ、という言葉もよくうなずけるほどに。
今日の結論。ピカソはやっぱりすごいや。といっても、初期のピカソがかなりお気に入りでした。なんで、いつものように、最後まで見て回ったあとに、お気に入りの何点かの絵をじっくりと見直そうと思って、これまた豪快に逆流しようと思ったんですが・・・その目論見は阻止されました。高校生の団体様ご一行による美術館の占拠により。もうさいてー。無秩序で、絵にはまったく無関心な連中がどやどやと向こうからやって来るではないですか。一応、それにも逆らって、戻ってみたものの、途中で結局断念。なにしろ、あまりの人込みに通行不能。さすがに逆流は迷惑か、とそういう感じで。仕方がないので、もう一度進路通りにすすみつつ、別の絵を見直しにいったんですが、なんとまあ、彼らの侵略はもうそこにまで到達していたのです。はやいって、それは。結局、毎度おなじみのお気に入りをじっくり見ましょう、という企画は達成されないままに、ちょっと不満を残したまま会場をあとにしたのでした。
で、お土産コーナーに行きますと、そのお気に入りになった絵の関連グッズがたくさんたくさん。うーむ。かなり迷う。いや、栞はあったんで、栞コレクターもどきとしては、それを買うのは当然なんですが、それ以外にも、買うか買うまいか・・・それらの前をうろつくこと数分。結局、ポストカードだけ買いました。絵は、栞と同じなんですけどね。ちゃんと飾ろうかな、と。
次は、明後日からの「大レンブラント展」ですな。これは国立博物館なんで、相当なる覚悟が必要でしょうね。あと、運も。
あ、10月も終わりか・・・
集中講義
じつに久しぶりの講義でした。えーと、まあ、すでに論文に関する研究以外の単位、つまり講義なんかで取得しなければいけない単位、というのはそろっているので、この夏が終わってから、全然講義には参加していないんです。だから、7月くらいを最後にまったく講義を受けてなかったわけなんですが(といっても、それまでだって今年度に入ってからは週に1コマだったし、それも結構大学院の教養的な講義でした)、そんな感じで、久しぶりの講義になったわけです。しかも集中講義。2日間ぶっ続け・・・計7コマ分でしたけどね。なにしろ、朝から夕方までっていうのがなんともなんとも。
普段はそういう生活をしているわけじゃないから、確かに、9時頃に学校には行っているんで、1限からの講義だとしてもさほど影響はないですけども、でも、その時間区切りに縛られた、っていうのはなかなか久しぶりの体験。
話は非常に面白かったです。なにしろ、うちの研究室主催の集中講義だったから、今まであったどの講義ともちがって、結構自分のもっているバックグラウンドで対応できましたからね。お話として大変興味深く聞かせていただきましたよ。
とはいえ、そんな中でも、自分の研究を完全に頭から排除することも出来なくて、幾度となく頭の中を論文構想が駆け巡ったりして、それはそれで大変だったんですが、ま、もう講義も無事に終わりましたので、こちらに専念することにいたしましょう。と思ったけども、来週も集中講義があるんだった。今度は1日2コマくらいずつの4日間という、なんともいえないスケジュールで。(別に単位とかはいらないんだけども、話は聞いておきたいですからねえ)
藤原清登ライブ
に行ってきたわけですけども、それについての詳細はベーシストモドキの方にて、ということで、そのホール(というかライブハウス?)に置いてあったピアノのお話。
ピアノのメーカーっていうとどういうのを思いだすでしょうか?国産だったらYAMAHAとかKAWAIとかで、まあこれらって非常に家庭的なものをたくさん生産していることもあって、馴染みも深いものだと思います。(ちなみに、いとー家にあるのはKAWAIのアップライト。17年前!に購入した時にすでに中古だったはず)
さて、ホールとかではどうかっていいますと、多目的ホールみたいなところ(いわゆる市民会館みたいな)では、まあ、だいたいYAMAHAの普通のグランドピアノとか、よくてコンサート用のコンサートグランドくらいのものが置いてあることがほとんどで、もうちょっとちゃんとしたところ、つまり本来クラシック用であるような場所でしたら、メインとしてスタインウェイのコンサートグランドが置いてあることが多いでしょう。そして、多分一番メジャーな高級ピアノメーカーとしてはこのスタインウェイが挙げられるでしょうし、だいたいにおいて、プロのピアニストのみなさんも、ホールに備え付けのこれを使っていることが多いようです。(たまに海外のピアニストでmyピアノを持参している人もいるんですが)
でもって、もう一つメジャーなメーカーを、といわれれば、その次には多分ベーゼンドルファーがあがってくるんだと思います。あまり使われているところを見たことはないですが、これとスタインウェイを両方置いてあるようなホールはかなりのもんだと思います。(そもそもベーゼンドルファーまで置いてあるホール自体そんなに遭遇したことはないです)あ、ちなみに、この間ピアノデュオのバイトに行ったホールには、なんとスタインウェイが2台とベーゼンドルファーが1台置いてありました。あれはすごかった。
で、今日、そこにあったのは、以上のどれでもなかったんですが、僕にとっては、妙に縁のあるメーカーだったのです。Grotrianというメーカーで、多分そこにあったのは、普通のグランドピアノの類いだったと思うのですが、僕が今までの中でもっとも高価なものに直に触れた体験というのが、このGrotrianのフルコンサートグランドピアノをお店で弾かせてもらったことがある、というやつなんですよ。えーと、ちなみにこのメーカー、もっとも安いアップライトですら、国産のグランドピアノに匹敵するお値段です。(匹敵するっていうか、越えてるんですが)で、そのフルコンサートは、確か2千数百万だった(4年ほど前のお値段ですが)と思うんですけどね。あれを弾いた(それも結構ちゃんと弾かせてもらった)時は、いつかピアノを買う時が来たら(それも電子ピアノじゃなくて、ちゃんとしたのを)Grotrianの一番安いやつでもいいから欲しいなあ、と思ったものです。
たまたま今日の会場で、そのメーカー名を目にして、ほぼ完全に忘れてしまっていた過去の話を思い出したのでした。